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2018年(1月〜6月)

ドライフードの保存方法(2018/06/27)

皆さんは、わんちゃんや、ねこちゃんのフードをどのように保存していますか?ドライフードは水分の含有量が10%と少ないため、ウェットフードより劣化が遅く、長期間保存がしやすいのが特徴です。しかし、開封後の保存方法によっては劣化を早めてしまう可能性があるため、次のような点に気をつけて保管しましょう。

①封をする際は空気を抜く
②直射日光を避ける
③温度や湿度の低い場所で管理する

さらに冷蔵庫での保存は、フードを出し入れする度に結露ができ、カビの発生にも繋がるため避けましょう。また、開封後は酸化が進み、風味も落ちるため、1~2ヶ月程で使い切る事が理想です。使い切れない場合は、開封後にジップロックなとで小分けにして保管することをおすすめします。この機会にフードの保存方法を見直しましょう。
動物看護師 髙橋

α-リポ酸中毒に要注意!(2018/06/26)

私たち人間が食べても問題のないものが、動物には有毒であることがあります。タマネギやチョコレートはその代表例ですが、α-リポ酸というヒト用サプリメントによる中毒の報告が急増しています。α-リポ酸はヒトには抗酸化作用やインスリン感受性向上といった、俗に言うアンチエイジングやダイエット目的で最近注目されているサプリメントです。しかしながら、ヒトにはこのように有益な作用を及ぼすα-リポ酸ですが、動物たちには強い有毒作用があり、特に猫では肝細胞毒性が強く、犬やラットに比べて10倍の毒性があると報告されています。猫の場合、α-リポ酸の摂取量として1kgあたり30mgで軽度の肝障害、60mgでは6時間以内に急性肝障害により死亡するとのデータがあります。ヒトの1日の目安量は約100mgで、実際にサプリメント1錠あたりの含有量は100mg程度です。つまり、3kgの猫がたった1カプセル摂取したら中毒作用を起こし、2カプセルで死亡する計算になります。食欲低下、意識レベルの低下、発作、低血糖、嘔吐といった症状を起こしながら死亡することも少なくありません。α-リポ酸は猫にとって非常に危険であるにも関わらず、猫の好む匂いや味がするようで誤食する猫が後を絶ちません。中には、袋を破ってまで誤食することがあり注意が必要です。不注意により悲しい事故を招かないように、オーナーご自身の徹底した管理が何よりも大事です。そして、もしも誤食してしまったらすぐにご連絡ください。
獣医師 原田

梅雨時期のワンちゃんのスキンケア(2018/06/22)

梅雨の時期は皮膚のトラブルが起きやすい事をご存知ですか?原因は、湿度の上昇により、皮膚の表面にいる細菌やカビが増殖しやすくなる為です。予防として、皮膚を清潔に保つことが重要となります。

具体的には、
①ブラッシングを毎日行い、汚れや抜け毛を除去し、通気性を良くすること
②シャンプーの頻度を増やすこと(1〜2週に1回)
以上の2点がポイントです。

皮膚の状態により、おすすめのシャンプーの頻度や種類は異なりますので、気になる症状がある方は一度ご来院ください。また、シャンプー(薬浴)は当院でも承っております。ご自宅でのケアが難しい方はもちろん、日常的なスキンケアとしてもお勧めです。是非ご利用ください。(薬浴には診察・爪切り・肛門腺絞り・耳掃除・足裏カットがセットで付いています)
動物看護師 佐藤

股関節形成不全(2018/06/20)

股関節形成不全は、ゴールデンレトリーバーやラブラドールレトリーバーなどの大型犬に多く発生する整形外科疾患です。成長期の股関節の緩みが原因となり、時間と共に股関節が異常な形に作られていきます。若い時は関節亜脱臼による痛み、年齢を重ねてからは骨関節症の進行による疼痛や関節可動域の低下により、階段を登ったり走ったりするのを嫌う、腰を振って歩くなど様々な症状を呈します。この病気は進行性であり、快方に向かうことはなく、根本的な解決には外科手術が必要です。手術方法は、年齢や後肢の状態により様々ですが、骨盤矯正の骨切り術、大腿骨頭骨頚部の切除術、人工関節置換などが実施されています。詳しくは当院ホームページの『股関節疾患』をご覧ください。若齢時の早期発見・早期治療が、その後のより良い機能回復が期待できます。気になる方はお早めにご相談ください。
獣医師 臼井

症例報告と子犬キャンプ(2018/06/15)

骨折の整復のページに、大腿骨遠位骨折を、ラグスクリューとキルシュナーワイヤーで整復した症例について追加いたしました。本症例は、自転車のカゴから落下し、大腿骨を骨折しました。同様の原因でトラブルになることが良くあります。自転車で来院される場合は乗り降りをする際など、十分に注意しましょう。また、跛行が改善しないなど、気になる症状がみられる場合にはお早めにご来院ください。
獣医師 白石

子犬キャンプに参加して来ました。
先日、日本動物病院協会(JAHA)のインストラクター養成講座の子犬キャンプに参加してきました。今回は受講生側ではなく、スタッフ側として学ばせて頂きました。今回のキャンプは鹿児島県の動物愛護センターで開催され、子犬7頭が参加してくれました。パピークラスをどのように行っていくのか、犬の観察の仕方、今後出会う物に慣らしていくこと、発散の仕方、日常のお手入れについてなど、子犬の時期に必要な事を具体的にどのようなステップを踏んで子犬に教えていくのか、再確認してきました。また、先生方が考えたカリキュラムに沿って、どのように講習を勧めていくのか、どのように分担して受講生に教えていくのかなど、スタッフ側の動きについても学ぶことができました。学んできた事を当院のパピークラスに還元していけるよう努力して参ります。当院では6か月齢までの子犬を対象にパピークラスを開催しております。子犬の時期は様々な事を吸収できる貴重な期間です。今後の習慣やご家族との関係、今後の性格を左右するとても大切な時期です。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせ下さい。
動物看護師 天川

トップリーダーを育てる会(2018/06/14)

先日、本年度2回目のトップリーダーを育てる会が無事終了致しました。今回は、前スターバックスコーヒーCEOの岩田松雄氏をお呼びして『ミッション経営」についてご講義頂きました。変わらぬマシンガントークに圧倒されましたが、「本質において一致。行動において自由。全てにおいて信頼。」「大いなるパワーには、大いなる責任が伴う。」などなど、実践して行こうと胸に誓った一日でした。ご多忙な時期も関わらず、ご参加頂きました院長先生方、誠に有難うございました。
院長 本渡

温しっぷ(2018/06/08)

これからの季節、連日の雨でお散歩に行けず、ご自宅で過ごす時間が増えることかと存じます。寝ている時間が長くなると関節や筋肉は固くなってしまいます。今回は運動不足で固まった筋肉を温めてほぐす「温しっぷ」の方法をご紹介致します。まず45〜50度くらいの熱めのお湯で温めたタオルを固くしぼり、タオルが冷めないうちに手早く、各箇所に巻いていきます。温める箇所は足(足先)→首→背中→おなかの順で、これを1セットとして2回繰り返します。タオルを4枚用意しておくと、1箇所に巻いた後すぐに次の箇所を温めることができ、全身を温めることができます。温しっぷには、筋肉を柔らかくするだけでなく、血行改善やリラックスの効果もあります。是非、ご自宅のわんちゃんに試してみて下さい。また当院では温しっぷの詳しい方法を載せた資料をご用意しておりますので、興味がある方はお気軽にお声掛け下さい。
動物看護師 浅見

認知機能障害(2018/06/04)

犬や猫の認知機能障害という病気は、人間の老化による変化やアルツハイマー病で認められる「周囲を認識できない機能障害」に似ているといわれています。この病気は、高齢の犬猫に認められるもので、原因不明で進行性の痴呆状態に至るものです。年を取ってから、怒りっぽくなった・甘えん坊になった(分離不安気ぎみ)・昼間寝ている時間がとても長い・異常に食べる・無駄に鳴く・無関心、などは初期症状かもしれません。

人間の認知症と同様、早期に気が付き、早くから適切な対策を行う事で、症状を軽減し、夜鳴きや徘徊、寝たきりなどへの進行を遅らせることができます。抗酸化作用を強化したフードやサプリメント、ワンちゃん猫ちゃんとの毎日の接し方など、今日からご家庭でできることがあります。気になることがございましたら、ぜひご相談ください。
獣医師 土肥

肥満にさせないために(2018/06/01)

ご自宅のワンちゃんネコちゃんの食事管理をきちんとしていますか?ご飯が多かったり、おやつを与えすぎたりして、いつのまにか太っているというお話を良く聞きます。 肥満は、健康を損なう一番の大敵です。まずは、一回分の食事量の見直しをてみませんか。おやつやトッピングにもカロリーがあるので、おやつは一日の摂取カロリーの1~2割に抑え、さらにその分のご飯を減らしましょう。また、太りにくい身体づくりには運動が欠かせません。運動による消費カロリー自体は多くありませんが、適度な運動で筋肉をつけることで基礎代謝がアップし、太りにくい体をつくってくれます。 当院ではご飯選びや、食事量のアドバイスなどを行っております。体重測定のみのご来院も受け付けていますので、まずはお気軽にご相談下さい。
動物看護師 山口

膿皮症(2018/05/29)

膿皮症とは犬に多く見られる皮膚病の1つで、春から秋に発生が多く見られます。症状としては、皮膚にブツブツした発疹、発疹部の脱毛、周囲にフケのようなものが見られる、痒がるなどがあります。原因は、主に犬の皮膚の常在菌であるブドウ球菌の増殖が関与していると考えられています。病変が皮膚の深部にまで及ぶと、膿の排出や潰瘍が認められます。抗菌薬の投与や殺菌剤入りのシャンプーが効果的な治療法です。皮膚の痒みやブツブツなどの異常が認められたら、お早めにご相談ください。
獣医師 野口

ワンちゃん・ネコちゃんの爪切り(2018/05/25)

ワンちゃん、ネコちゃんの爪が伸びて、カーペットやゲージの柵に引っかかって折れてしまったり、巻き爪になり肉球に突き刺さってしまったことはありませんか?3週間〜1カ月に1回のペースで爪切りを行うことでそのような事故を予防することができます。爪切りは動物用の爪切りを使用し、動物が動かないように支え、切りたい足を片手で軽く持ち切っていきます。一度に切ると深爪をしてしまう恐れがあるので、少しずつ角を取るように切っていきましょう。白い爪は、血管がうっすら見えているので血管を切らないように少し余裕を持って切ります。黒い爪は、血管が見えないので慎重に切っていき、血管に近づくと爪がしっとりしてきて断面の中心が半透明になるので、それを目安に切ります。ワンちゃん、ネコちゃんには狼爪という親指があり、狼爪は地面にはつかないためお散歩などで自然に削れることはなく伸び続けてしまうため、切り忘れにご注意ください。爪切り中は褒めたりご褒美をあげたりして飽きない工夫しましょう。ご自宅での爪切りが困難な場合は病院でも爪切りの処置を行っているので、お気軽にご来院ください。
動物看護師 村山

更新情報(2018/05/14)

ここのタブに「パピークラス開催日時」を追加しました。ご興味のある方、是非ご参加ください。

ワンちゃんネコちゃんの甲状腺の病気について(2018/05/22)

私たち人間と同様に、ワンちゃんやネコちゃんにも甲状腺の病気が存在します。甲状腺は喉の部分に存在するホルモンを分泌する組織であり、その甲状腺ホルモンには、身体の働きを活発にし、新陳代謝を盛んにする働きがあります。この甲状腺ホルモンの分泌量が少なくなってしまう甲状腺機能低下症はワンちゃんに多くみられ、元気消失、体重増加、脱毛、皮膚病の悪化などの症状が認められます。反対に、甲状腺ホルモンの量が多くなってしまう甲状腺機能亢進症はネコちゃんに多くみられ、体重減少、尿量・飲水量・食欲の増加、下痢、嘔吐、性格の変化(攻撃的になるなど)が認められます。このような甲状腺の病気は中高齢以降(7,8歳~)のワンちゃんやネコちゃんに多くみられます。甲状腺ホルモンの分泌量は、血液検査をすることによって測定できます。当院では、6月末まで血液検査キャンペーンを行っており、中高齢以降のワンちゃんやネコちゃんには甲状腺ホルモン量の測定をおすすめしています。
獣医師 長岡

わんちゃんねこちゃんが食べてはいけないもの(2018/05/18)

私たちが普段食べている物をわんちゃんねこちゃんが食べてしまうと様々な症状を起こしてしまうことがあります。例として下記が挙げられます。

・玉ねぎや長ネギなどのネギ類→赤血球を破壊し、貧血を起こさせます。
・ぶどうやレーズン→嘔吐や腎不全を起こさせると言われています。
・チョコレート、ココア、コーラ→含まれる成分が嘔吐や下痢、痙攣を引き起こします。

その他にも牛乳やレバー、ナッツ等も中毒を引き起こす恐れがあります。食べてはいけないものを把握し、わんちゃんねこちゃんが誤って食べてしまわないよう食べ物の保管には十分に気をつけましょう。当院では食べてはいけないものをまとめた資料を配布しております。ご興味のある方はお気軽にお立ち寄り下さい。
動物看護師 町田

角膜潰瘍(2018/05/15)

角膜潰瘍とは、眼の表面にある角膜に傷がつき、角膜上皮が欠失した状態のことを言います。角膜潰瘍は、目が露出しやすいシーズやパグなどの短頭種に多く発生します。また、ボクサーなどの犬種でも、多く見られる病気です。原因は、目をぶつけたり引っ掻いたりすることでできる外傷や、微生物の感染、乾性角結膜炎(ドライアイ)による乾燥など様々です。症状としては、多量の涙や目やにが出る、目の痛み、結膜の充血などがみられます。様々な程度の角膜潰瘍があり、表面の上皮の傷だけでなく、さらに深い部分の実質が欠損する場合もあり、重症の場合は外科的治療の介入が必要です。ご自宅ののわんちゃん、ねこちゃんは目をしょぼつかせたり、痛がったりしていないでしょうか?角膜潰瘍の検査は、痛みもなく、短時間で行うことができます。気になる症状がありましたら、ご相談ください。
獣医師 白石

更新情報(2018/05/14)

ここのタブに「パピークラス開催日時」を追加しました。ご興味のある方、是非ご参加ください。

デンタルケアをしましょう(2018/05/10)

ご自宅のわんちゃん・ねこちゃんはデンタルケアを行なっているでしょうか。現在、3歳以上のわんちゃんねこちゃんの約80%は歯周病にかかっていると言われています。歯周病を放置しておくと、歯の根っこに膿がたまり目の下が腫れる、骨が溶けて鼻に穴が開く等の症状が見られる可能性があります。さらに痛みを伴う事もあり、その場合はご飯が食べられなくなってしまいます。そうならないためにも日頃からデンタルケアを行い、予防してあげる事が大切です。デンタルケアの方法には、デンタルガムやデンタルシートを使用する等様々あります。中でも歯ブラシを使用しての歯磨きが一番効果的です。歯磨きを行うポイントは、まずいきなり磨くのではなく歯磨きをする事に慣れてもらう事です。口を触るところから始め、道具を使う場合も指からガーゼ、ガーゼから歯ブラシへと徐々にステップアップしていきましょう。歯磨きを成功させるには時間がかかる為、根気良く続ける必要があります。上手く行かずお困りの際は、スタッフまでご相談下さい。
動物看護師 松本

症例紹介(2018/05/07)

消化器科のページに消化器型リンパ腫をアップしました。消化器型リンパ腫は、犬猫の消化管に発生する腫瘍の中で最も多い腫瘍とされています。中高齢の動物での発症が多いとされていますが、若齢での発症が認められることもあるため、注意が必要です。本症例は慢性下痢を呈する若齢の柴犬であり、消化器型リンパ腫と診断されました。腫瘍が関与する下痢は多くはありませんが、下痢を繰り返す際には精査が必要となることがあります。症状がみられましたらお早目にご来院ください。
獣医師 池田

スタッフ紹介(2018/05/04)

4月から動物看護師として働かせていただいている町田と申します。大学では先天性奇形より断脚した犬のリハビリテーションの効果について研究していました。大学時代の経験を活かし飼い主様にも動物にも安心してもらえるような動物看護師になれるよう、努力していきますのでよろしくお願い致します。
動物看護師 町田

4月から勤務しております、動物看護師の村山結と申します。幼い頃から動物が大好きで、動物に携わる職に就きたいと思い、現在に至ります。大学では人と動物がより良い関係を築くために行動学などを研究していました。飼い主様と動物が少しでも安心して過ごせるようサポートしてまいります。よろしくお願い致します。
動物看護師 村山 結

症例報告(2018/04/30)

神経外科のページに脊髄腫瘍を認めた猫の症例をアップしました。脊髄腫瘍は、頚部から腰部まで走る神経の束である脊髄に発生する比較的稀な腫瘍です。痛みや麻痺といった症状を示します。本症例も急性の痛みと麻痺を主訴に来院され、精査にて脊髄腫瘍が診断されました。急性の神経痛や麻痺は椎間板ヘルニアが原因であることが殆どです。しかし、猫は犬に比べて椎間板ヘルニアが少なく脊髄腫瘍や血管障害などの可能性も視野に診断を進める必要があります。
獣医師 原田

キャリーバッグに慣らしましょう(2018/04/27)

ワンちゃんネコちゃんを動物病院に連れて行く時、なかなかキャリーバッグに入ってくれず苦労した事がある方は多いのではないでしょうか。それは動物病院に行く以外にキャリーバッグに入る機会のないワンちゃんネコちゃんにとって「キャリーバッグに入る=動物病院へ行く」という学習をしているからかもしれません。キャリーバッグに慣れてくれると、キャリーバッグ内が動物にとって安全な場所となり、ご来院時のストレスを軽減できます。そこで、キャリーバッグに慣らす方法をお伝えします。まず、普段からキャリーバッグの蓋や扉を開けておき、いつでも出入りが出来る状態にしておきます。次にキャリーバッグの中でご飯与える、入ったらご褒美を与える、キャリーバッグの中でボールや猫じゃらし等のおもちゃを使って遊んであげるなど、ワンちゃんネコちゃんにとって良い経験をさせてあげます。それにより「ここに入れば良いことがある」と学習してくれます。また、子犬子猫のうちからこの様な方法で慣らしておくことで、キャリーバッグが嫌いになる事を予防できます。動物病院に行く以外にも、災害時の同行避難に備え、キャリーバッグに慣らしておく事はとても大切です。ワンちゃんネコちゃんにとってキャリーバッグが安全な場所になるように慣らしてみてはいかがでしょうか。
動物看護師 園部

尿石症(2018/04/21)

尿石症とは、尿の通り道である腎臓、尿管、膀胱、尿道に結石を作ってしまう病気です。結石形成の原因は、動物の体質や生活習慣、尿路の細菌感染などがあります。

 ・頻繁にトイレに行っている
 ・排尿の際に力んでいたり、時間がかかりすぎる
 ・いつもと違う所で排尿する(排尿をがまんできない)
 ・尿に血が混ざっていることがある
 ・尿の切れが悪く、ぽたぽたと排尿する

などの症状が認められましたら、尿石症の可能性があります。場合によっては、結石で尿道や尿管がふさがれてしまい、排尿が全くできず重症化するケースもあります。尿石症を疑う症状が見られましたら、早めに受診しましょう。また尿石症は、適切な食事療法や十分な飲水量の確保で、結石形成の予防や進行を抑える事が可能です。詳しくはスタッフに御相談下さい。
獣医師 臼井

乗り物酔い(2018/04/20)

ゴールデンウィークが間近となり、わんちゃんやねこちゃんと一緒にお出かけする予定の方も多いと思います。ご自宅のわんちゃんねこちゃんは乗り物に酔ってしまったことはありませんか?乗り物酔いをすると、そわそわして落ち着かない・あくびをする・よだれを垂らす・嘔吐するなどの症状が見られます。乗り物に酔ってしまう前に、こまめに休憩を取り気分転換をさせる・揺れが少なくなるよう固定したキャリーに入れる・乗り物に乗せる直前の食事は控えるなどの対策をしましょう。また、当院で酔い止めのお薬を処方することもできます。お困りの際はスタッフまでお声がけ下さい。
動物看護師 高橋

猫の乳腺腫瘍(2018/04/16)

乳腺腫瘍は、雌猫にできる腫瘍の中で2番目に多く、さらにその85〜90%が悪性のガン(腺癌)と言われています。多くの猫で、お腹にしこりを発見した後それは急速に成長し、領域リンパ節や肺に転移します。しこりの大きさが3cm以下か3cm以上か、で予後はかなり違ってきます。そのため、早期発見・早期対応が重要なポイントとなります。早期発見できるのは飼い主の皆さんです。毎日のスキンシップで、背中側だけでなく、胸からおなかにかけても意識的に触ることを習慣にしてみてください。気になることがありましたら、ご相談ください。
獣医師 土肥

フードの選び方(2018/04/12)

皆様の愛犬、愛猫のお食事はどのように選んでいますか? フードを選ぶ際のポイントは、「総合栄養食」と分類の表記がされているフードを選ぶことです。「総合栄養食」とは、そのフードと新鮮なお水だけを与えることで必要な栄養をバランスよく摂取できるよう成分が調整されているフードです。また、総合栄養食には年齢ごとに特別に成分が調整されているフードが多くあります。例えば子犬・子猫用フードは体の成長に必要なリン・カルシウムなどの成分が強化されていて、シニア用フードは、中高齢期にかかりやすい腎臓疾患に配慮してリンを少なく調整しているものや、関節ケアの為にグルコサミン等が配合されている商品もあります。 動物病院で処方される療法食には、病気や体質に合わせて栄養成分が調整されている特別なフードもあります。フードを選ぶ際は、その子その子の年齢や体質に合った適切なフードを選んで与えましょう。当院では、栄養やお食事に関してのご相談も承っております。お気軽にスタッフまでお声掛けください。
動物看護師 佐藤

スタッフ紹介(2018/04/10)

今年度より勤務しております、野口蒔と申します。大学では遺伝子に関する研究を行っていました。
ご家族の気持ちに寄り添える獣医師を目指し、日々精進して参ります。
よろしくお願い致します。
獣医師 野口

狂犬病予防接種(2018/04/07)

狂犬病予防接種の時期になりました。日本では、年に一度の狂犬病予防接種が義務づけられています。狂犬病は犬だけでなく人を含めた全ての哺乳類に感染し、有効な治療法が確立していないため、発症すると犬も人もほぼ100%死亡する恐ろしい病気です。世界では150以上の国と地域で発生しており、毎年約6万人が亡くなっています。現在日本では、狂犬病の国内発生は抑えられていますが、輸入動物や密輸入などによりいつ狂犬病が発生してもおかしくない状況です。狂犬病の予防注射は、愛犬を守るだけでなく、危険な伝染病のまん延を防ぐ目的もあります。本年度も忘れずに狂犬病予防接種を受けましょう。また当院では練馬区にお住まいの方を対象に、4〜11月の期間中、狂犬病予防接種に関する手続きを区から代行して行っています。代行手続きをご希望の場合は、区から届くハガキを忘れずにご持参のうえご来院下さい。
動物看護師 浅見

トップリーダーを育てる会(2018/04/05)

先日、今年度第一回目のトップリーダーを育てる会が無事終了しました。今回は、都心部を中心に複数の歯科医院を経営されている医療法人ハート会の理事長 荒井恵子先生に経営に関する講義をして頂きました。歯科業界の状況や患者様に対する細やかなお気遣いなど勉強になる事が多く、有意義な時間が持てました。トップリーダーを育てる会では、昨年は、関東近県で数十名のスタッフを抱える大規模な動物 病院の若手経営者の方々にお集まり頂きましたが、今年度は、開業10年以内、現在急成長されておられる先生方を中心にお集まり頂き、各界でご活躍中の有名経営者の方々のお話を伺い、経営の勉強と、様々な運営上の苦労を共有し解決出来ればと考えております。来年度は、若干名の増員を検討しておりますので、ご興味のあられる先生方は、当院、本渡までお電話下さい。参加条件は、スタッフ数が10〜20名前後の中規模動物病院の30〜40代の院長先生に限ります。よろしくお願い致します。 
院長 本渡

6種混合ワクチンと8種混合ワクチンの違い(2018/04/02)

定期的なワクチン接種をしていますか?当院では犬用ワクチンとして、6種と8種の混合ワクチンをご用意しています。違いは何種類の病気を予防できるかです。8種混合ワクチンには6種混合ワクチンに、2種類のレプトスピラ病(カニコーラ型、イクテロヘモラジー型)の予防効果が追加されています。レプトスピラ病は、犬だけでなく人にも感染してしまう人獣共通感染症で、重症例では命を落とす可能性もあります。この病気の原因となる菌はネズミの尿から排泄され、お水や土壌(例えば、河川での遊泳、水たまりのお散歩、畑仕事のお手伝いなど)を介してワンちゃんたちへと感染します。レジャーに出掛ける機会の多いワンちゃんには、8種混合ワクチンの接種をおすすめしています。ワンちゃんの生活スタイルに合ったワクチンを選択し、病気の予防に努めましょう。
獣医師 長岡

ノミ・マダニ予防をしましょう(2018/03/30)

暖かい日が増え、外部寄生虫のノミ・マダニが活発になる時季がやってきました。去年も、ノミ・マダニを引き連れて来院される患者様を多く見かけました。ノミ・マダニは他の寄生虫や病原菌の媒介役となって犬や猫の健康を脅かす存在です。ワンちゃんネコちゃんは室内にいても、私たち人間が持って帰ってくることもありますし、レジャー先で寄生されることもあります。月に一度、ノミ・マダニ予防をしっかりしましょう。今年からワンちゃんでは美味しいおやつタイプの予防薬を、ネコちゃんではフィラリア予防も同時に行える予防薬を導入しました。詳しくはスタッフまでお声かけください。
動物看護師 山口

セミナー報告(2018/03/29)

先日、『10万件の国内データベースから学ぶ鑑別診断リスト活用の勧め』というテーマの臨床腫瘍学と病理学の専門医によるセミナーに参加してまいりました。日本では欧米より小型犬種の人気がはるかに強く、疾患発生傾向が世界的な報告と比べて大きく異なるというの内容でした。今までになかった画期的な講義内容であり、乳腺や脾臓の腫瘍などを中心に新しい情報が数多くありました。今後もセミナーで得られた新しい知識や技術を診療に役立てるよう努めてまいります。
獣医師 臼井

甲状腺機能亢進症について(2018/03/27)

甲状腺機能亢進症は、体の中で甲状腺ホルモンの分泌が過剰になってしまう病気で、高齢の猫ちゃんに多くみられる病気の一つです。甲状腺ホルモンは代謝に関わるホルモンであるため、身体中の細胞に影響が出て、様々な症状を呈します。症状として、毛艶が悪い、よく水を飲む、よく食べるのに痩せてくること、また、下痢や頻脈がみられます。その他にも、攻撃的になるなどの性格の変化が見られることもあります。ご自宅の猫ちゃんに気になる症状はないでしょうか?何かありましたらお気軽にご相談ください。また、現在当院では血液検査のキャンペーンを行っております。同時に甲状腺ホルモンの測定も可能ですので、この機会に一度検査してみてはいかがでしょうか?
獣医師 白石

診察室でおやつをあげましょう(2018/03/24)

当院では、待合室や診察台の上で、スタッフからおやつをあげさせて頂く場合があります。わんちゃん達にとって、病院の中、特に診察台の上は、注射をされたり身体の色々なところを触られたりする場所であり、苦手な子が多い現状があります。しかし、待合室や診察台の上でおいしい物を食べてもらう事で、診察台に乗るとおいしい物がもらえる=診察台の上は良い事が起こる場所(恐い場所ではない)と経験してもらう事ができます。実際に、今まで点滴や爪切り中に鳴いたり暴れていた子がおやつを食べる事でこれらの処置をおとなしく受け入れる事ができるようになりました。動物たちのストレス軽減にとても効果的です。診察台の上を好きになり、快適に診察を受けてもらうために、ご来院時に大好きなおやつもしくは、いつも食べているフードをご褒美として持ってきてあげて下さい。
動物看護師 天川

流涙症(2018/03/19)

流涙症とは涙が流れ落ち眼周囲の毛を濡らしている症状であり、涙やけといわれる毛の着色を起こし、時にまぶたに炎症が見られることがあります。原因は多岐にわたりますが、好発犬種であること(トイプードルやマルチーズなど)、まつげや異物が眼を刺激している場合、涙液排出路に異常がある場合や、涙液の性状によるもの、精神的なものなどがあります。治療法として、眼の刺激の原因の除去、涙液排出路の閉塞の解除や眼瞼マッサージなどがあげられます。わんちゃんの涙やけが気になる方はお気軽にお声かけください。また、当院では涙やけ対策として、ご自宅でご使用いただける目元専用洗浄液を取り扱っております。スタッフまでお問い合わせください。
獣医師 池田

予防の前にフィラリア検査を(2018/03/16)

3月に入り、フィラリア検査の時期がやって来ました。フィラリア症は命にも関わるため予防が重要となりますが、フィラリアに感染していることを知らずに予防薬を始めてしまうと、フィラリアが血管に詰まりショックやアレルギーを起こしてしまう可能性があります。それを防ぐためにも、前年度の予防がきちんと出来ているか確認する血液検査を必ず行いましょう。検査には大きく2種類の方法があり、フィラリアの幼虫の検出と、成虫の検出に分かれます。幼虫の検査は、血液を直接顕微鏡で見て検出し、成虫の検査は、検査キットを用いて血液中に成虫が放出している物質を反応させることで検出します。幼虫のみの検査だと正確性に欠けると言われているため、当院では両方の検査を用いてダブルチェックを行っております。今月は、平日にフィラリア検査をして頂くとお得な特典が付くキャンペーンも行っておりますので、この機会に是非お早めにご検討下さい。
動物看護師 松本


症例報告(2018/03/12)

神経内科のページに「猫伝染性腹膜炎により神経原性排尿障害を起こした症例」を追加しました。猫伝染性腹膜炎(FIP)は猫コロナウイルスの一種である猫伝染性腹膜炎ウイルス感染による全身性致死性疾患です。猫コロナウイルスは殆どの猫が感染していると言われているウイルスですが、基本的には病原性の低いウイルスです。しかしながら、このウイルスが体内で突然変異を起こし病原性の高いFIPになると言われています。FIPは眼や脳脊髄といった臓器への肉芽腫性病変や、血管炎による腹水や胸水貯留などを起こします。本症例は、FIPの脳脊髄病変により排尿障害と運動障害を主訴呈した15歳の高齢猫です。FIP発症の多くは若齢猫ですが、高齢猫でもしばしばみられます。高齢猫でこのような神経症状がみられた場合、腫瘍性疾患や血管性疾患を第一に疑いますが、本症例のようにFIPの発症も念頭に置く必要があります。
獣医師 原田

シャンプーの方法(2018/03/09)

ご自宅のワンちゃんに定期的なシャンプーを行っていますか?シャンプーは被毛と皮膚を綺麗に保つことや、薬用シャンプーを用いて皮膚病の治療をすることなどを目的としています。ご自宅でシャンプーする際の流れは以下の通りです。

①ブラッシング:あらかじめ抜け毛や毛玉を取り除いておくとシャンプーがしやすくなります。
②先洗い:ぬるま湯(35〜37℃)で体全体を濡らします。
③シャンプー:人の手のひらでシャンプーをのばし、犬の体に馴染ませていきます。必ず犬用のシャンプーを使用して下さい。
④すすぎ:ぬるま湯で洗い流します。すすぎ切れていないと皮膚炎やフケの原因になるので、滑りが取れるまで流します。
⑤タオルドライ:タオルで水気をしっかり拭き取ります。タオルドライをすることでドライヤーの時間を短縮できます。
⑥ドライ:ドライヤーの風が熱くなり過ぎないよう注意しながら、毛の根元から乾かします。

シャンプー剤は皮膚に合ったものを使用しましょう。当院では、殺菌作用のあるものや低刺激なものなど、様々な薬用シャンプーを取り揃えております。また、これらのシャンプー剤を利用した薬浴・マイクロバブルのサービスも行っております。(予約制) 詳しくは、お気軽にスタッフにお尋ね下さい。
動物看護師 園部

関節疾患(2018/03/06)

膝蓋骨脱臼やレッグペルテス病(大腿骨頭壊死症)などの若齢期の小型犬によく見られる関節疾患に頻繁に遭遇します。動物は片方の足に痛みや違和感があるとその足を上げることが多く、早く気づかれることが多いです。しかしながら、左右両方とも同時に異常があると比較的重症で痛みが強くても、歩行異常は気付かれにくいものです。このような場合は、背中を丸めるなどの姿勢異常や、他の動物と比べて活動性が低く、日常の動きが緩慢などの症状が認められます。早期発見と治療介入は回復も早く、より良い機能に向上しますので、上記のような症状がございましたらお早めにご相談ください。
獣医師 臼井

中高齢期の猫ちゃんのトイレ(2018/03/02)

中高齢期に入ってトイレの失敗が増える猫ちゃんがいます。膀胱や腎臓など内臓疾患が隠れている可能性がありますが、その他に高齢による身体的な変化がトイレの失敗に繋がっている場合もあります。原因としては
1.足腰が弱くなることで、上手く踏ん張れない
2.関節炎などにより、トイレの段差がまたげない
3.目が見えづらくなり、トイレの正しい場所が分からない
などが挙げられます。上記の対策としては

1.トイレ砂の粒の大きさや種類によっては、足が沈んでしまい踏ん張りずらいことがある為、トイレ砂の種類を変更してみる
2.トイレのフチにスロープを設置する、畳んだタオルなどを置く、段差の低いトイレに変更する等、段差を小さくしてあげる。(小さな段差も上がれないようであれば、ペットシーツにトイレ砂を撒くだけでも排泄をしてくれる子がいます。)
3.お部屋の模様替えは極力避ける。また、夜間のみトイレの失敗が見られるときは、老化により暗闇では目が見えづらくなっている可能性があるため、トイレの近くにフットライトを設置することで、排泄の失敗が減ることがあります。

人間同様、猫ちゃんも歳をとれば身体的な変化が出てきます。猫ちゃんの状態に合わせてトイレ環境の見直しをしましょう
看護師 髙橋

アレルギー性皮膚炎(2018/02/27)

今年も花粉の季節がやってきました。くしゃみ、鼻水、目の痒みなど辛い症状でお困りの方も多いと思います。一般的に、花粉症とはスギやヒノキ等の花粉が原因(アレルゲン)となる季節性アレルギー性鼻炎のことです。犬の花粉症、というとあまり馴染みのない表現ですが、スギ花粉を始めタンポポ、ブタクサなど春から秋にかけて増えるアレルゲンによるアレルギー症状を発症するわんちゃんはたくさんいます。人のようにくしゃみ・鼻水でつらい、ということは稀で、ほとんどが季節性アレルギー性皮膚炎(痒みを伴う皮膚炎や外耳炎)として表れます。対策はアレルゲンを避けること、お薬を飲むことです。例えば、アレルゲンを部屋に持ち込まない為に、お散歩は服を着て出て家に入る前に脱がせる、草むらには入らない、帰宅後濡らしたタオルで体を拭く、シャンプーの頻度を増やす、などが対策として挙げられます。症状が強いときはお薬を飲むことで少し楽に過ごせるかもしれません。お気軽にご相談ください。
獣医師 土肥

更新情報(2018/02/25)

前十字靭帯断裂のページに、ラテラルスーチャーアンカー(Lateral suture anchor)法により前十字靱帯整復した症例一例をアップしました。(コチラ
前十字靭帯は断裂すると、膝関節は安定性を失い関節炎を引き起こします。関節炎は徐々に進行し、動物は常に痛みを抱えている状態となります。前十字靱帯断裂は、早期の診断と治療介入による関節炎の進行を抑えることが非常に重要です。今回、関節外法によるラテラルスーチャーアンカー法による前十字靱帯整復を行った症例一例を、報告致します。

お耳掃除(2018/02/24)

皆様はご自宅のわんちゃん猫ちゃんのお耳のお手入れをしていますか?お耳に汚れが溜まると、菌が繁殖し、痒みや痛みを引き起こす「外耳炎」になってしまう可能性があります。お耳を清潔に保つ為には、週に1回程度、お耳掃除をすることが大切です。方法としては、イヤークリーナーをコットンやティッシュに含ませ、指の届く範囲を優しく拭ってあげましょう。綿棒の使用はお耳の中を傷付けてしまう可能性がある為、ご使用をお控えください。お耳掃除が苦手な子には、お耳の付け根を優しくマッサージしたり、ごほうびを与えながらお耳の周辺を触る練習を日頃から行い、お耳を触れられることに良い印象を持ってもらうようにすることをおすすめ致します。ご自宅でのお耳掃除が難しい場合は、当院でもお受けしておりますので是非ご相談ください。
動物看護師 佐藤

ごあいさつ(2018/02/20)

2月から勤務しております、獣医師の長岡穂波と申します。大学では脳神経病について学んでおりました。これまで学んだことを活かし、ご家族に寄り添った診察・治療が出来るよう努めてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
獣医師 長岡

猫の飲水量を増やすコツ(2018/02/16)

猫は元々、砂漠地帯で生活していた動物です。そのため、喉の渇きに鈍感で、寒い冬は特に飲水量が減ってしまいます。飲む量が減ると、尿の濃度が濃くなり、膀胱炎や尿石症等の病気に罹りやすくなります。飲水量を増やすためには、部屋を暖かくして寒くて動きたくない環境を作らない工夫や、一カ所ではなく数カ所に新鮮な水を置く、暖かい部屋に水を置く、食事をウェットフードやふやかしフードにする、水ではなくぬるま湯を用意するなどの方法が知られています。水をなかなか飲んでくれない猫ちゃんに、冬の間だけでも是非試してみて下さい。
動物看護師 浅見

鼻水(2018/02/12)

皆さんのおうちのわんちゃんはくしゃみをしたり、鼻水(鼻汁)を垂らしていたりしていないでしょうか?わんちゃんの鼻はしっとりと濡れているのは正常ですが、常に鼻汁が垂れている、黄色っぽい鼻汁(膿性鼻汁)が出る場合は異常であると考えられます。鼻汁が出る原因は様々です。例えば、透明でサラサラな鼻汁の場合、アレルギーや風邪の初期症状などが考えられます。黄色の鼻汁は、細菌感染が考えられます。上顎の歯の根っこの部分が感染を起こす歯牙疾患でも、黄色の鼻汁が出ることがあります。また、鼻腔内に植物の種などの異物が存在する場合もくしゃみや鼻汁が持続し、鼻の中に腫瘍があると鼻汁の他に鼻血が持続して出ることもあります。おうちのわんちゃんたちは大丈夫でしょうか?注意して見てみてあげてください。なにか気になる点がありましたらお気軽にご相談ください。
獣医師 白石

PRP治療(2018/02/13)

PRPとは自己血を遠心した後の、血小板を多く含む血漿層のことで、止血過程において重要なだけでなく、血小板由来成長因子、血管内皮細胞成長因子、形質転換成長因子β1、繊維芽細胞成長因子、上皮成長因子などの軟部組織再生に関する成長因子を含んでいます。他にもADP、ATP、ヒスタミン、セロトニン、ドーパミンといった生体活性物質が豊富に含有されています。採血と注射による治療が可能なことからも、その特徴を生かし、特に高齢期の慢性関節炎に悩み手術を避けたい症例などに適応します。
詳しくはお問い合わせ下さい。
院長 本渡

マイクロチップを入れたら(2018/02/09)

ご家族のワンちゃんネコちゃんにはマイクロチップは挿入されていますか?マイクロチップは迷子や災害で離れてしまった時に、言葉の話せないペットの身元を証明することができます。マイクロチップは直径2mm、長さ8〜12mmの円筒状をしており、注射針の付いたインジェクターで皮膚の下に埋め込みます。それぞれのチップを専用の読み取り器にかざすと、世界で唯一の15桁の番号が表示されます。その番号を基にデータベースに登録された情報と照合することで飼い主を特定することができます。しかし、引っ越しなどで住所や電話番号が変わった場合は、ご自身で登録情報を変更しないと、離れ離れになった際にもとに戻ってくる可能性が非常に低くなります。もし、家族にマイクロチップが挿入されていて、引っ越しや連絡先が 変わった場合は、必ず申請するようにしましょう。
動物看護師 山口

趾間皮膚炎(2018/02/06)

趾間皮膚炎とは、指や指の間に炎症が起こり、掻痒、発赤、腫脹、疼痛などを伴う比較的よく遭遇する皮膚病です。原因は、アレルギー、感染症、異物、創傷、環境因子、解剖学的要因、など多岐に渡ります。また原因が1つとは限らず、根本的な原因に他の原因が重なって症状がひどくなることがよくあります。根本原因としてアレルギーの関与がある場合は繰り返し発症することも多く、感染症を併発した際には、足先だけシャンプーの回数を増やしたり、抗生剤の投与を行うことで改善が認められることもあります。足先はわんちゃんが気にして舐めやすく、お散歩などで汚れやすい場所であることに加え、蒸れやすいため治療に時間がかかることがあります。足を舐めている仕草、足先の赤み・脱毛などがありましたらお気軽にご相談ください。
獣医師 池田

マナーチャレンジテスト(2018/02/02)

この度、当院でJAHA家庭犬マナーチャレンジテストのベーシック編を実施できる事になりました。JAHA家庭犬マナーチャレンジが目指すのは、飼い主と愛犬がともに幸せに暮らして行くことであり、そのためにに必要なしつけやマナーを身につけているかを、実技テストと筆記テストで確認するテストです。内容は、家庭内マナー、お散歩マナー、旅行おでかけマナー、動物病院マナーについて、各4項目ずつ、合計16項目について試験を行います。合格すると、JAHAから合格証とステッカーがプレゼントされます。当院では、マナーチャレンジテスト合格を目指し、学んで頂くクラスも企画しております。ご興味のある方は、スタッフまでご相談ください。
詳しくはコチラ
動物看護師 天川

猫の関節炎(2018/01/30)

12歳以上の猫の約90%が多くの関節や背骨に関節炎を持っていると言われています。しかし、猫は痛みを表現することはほとんどない為、痛みを抱えていることに気づけないことが多いです。高い所に飛び乗らなくなったのは「年を取ったから」だけではなく、それに伴い関節炎による痛みがあることが関係しています。次に当てはまるものは、関節炎のサインかもしれません。

・寝ていることが多くなった(活発でなくなった)
・トイレ以外のところで排泄をしてしまう
・撫でられるのを嫌がるようになった
・高い所への上り下りをしなくなった

関節炎のケア方法は、薬の内服とサプリメント、体重管理をすることで可能です。ぜひ一度病院スタッフまでご相談下さい。
獣医師 中川

猫ちゃんの咳(2018/01/23)

最近、猫ちゃんが咳をするという主訴で来院されることがあります。猫ちゃんの咳は分かりにくいことが多く、吐き気と間違われることがあります。首を伸ばしながらの咳や、時には舌を出しながらすることもあります。咳の最後に何かを飲み込むようなそぶりを見せることもあります。猫ちゃんの咳の原因は様々ですが、重度になると咳に加えて苦しそうにお腹で呼吸するような呼吸困難症状が加わることもあります。生命を脅かす大きな病気が隠れていることもあるので、異常な症状に気付かれたらお早めにご来院ください。また、上記のように猫ちゃんの咳は分かりにくい為、ご自宅で動画を撮って頂けると診断の助けになるかも知れません。
獣医師 原田

知育玩具(2018/01/19)

皆さんはわんちゃん・ねこちゃんのおもちゃに分類がある事をご存知でしょうか。人と遊ぶ用のおもちゃと一人遊び用のおもちゃの大きく2種類に分かれます。一人遊び用のおもちゃに分類される知育玩具は、中にフードやおやつを入れる事ができ、代表的なものとしてコングやビジーバディツイストントリート等が挙げられます。中身を取り出すために頭を使う構造になっており、自分で考えて食料を得るという狩猟本能を満たせるためとてもお勧めです。わんちゃん・ねこちゃんに面白いおもちゃだと知ってもらうために、最初は以下のように使い方を教えてあげる必要があります。

1.見せびらかしながら中にご褒美を入れる
2.最初はすぐに中身が出るように難易度を低くする
3.徐々にご褒美を取り出しにくくする

知育玩具で遊んでいる時は褒めて反応を返してあげる事がポイントです。楽しく遊べる子であれば、お留守番時に使用する事でお留守番へのイメージを良くする事も出来ます。普段の食事を、お皿からではなく知育玩具で与えてみても良いでしょう。頭や嗅覚を使うことで認知症の予防や五感のトレーニングにもなるため、高齢の子にもお勧めです。気になる方は是非スタッフまでお気軽にお声掛けください。
動物看護師 松本

猫の腎臓病(2018/01/16)

高齢猫の多くは腎臓病になるといわれています。腎臓病の初期はほとんど症状がみられませんが、水をたくさん飲む、尿の量が増える、吐き気や食欲不振などの症状が現れる頃には、すでに病気はかなり進行しています。傷ついた腎臓は元に戻ることはなく、病気は徐々に進行していきます。定期健診により早期発見できれば維持管理や症状の緩和が可能です。中高齢猫は最低でも半年に1回の健康診断を受け、病気を早期発見・早期治療できるようにしましょう。腎機能の異常を早期から検出できる腎機能マーカーの検査も行ってますので気になる方はご相談ください。また、腎臓病療法食は、慢性腎疾患の生存期間をおよそ3倍に延長できることが分かっています。嗜好性を考慮し、色々なタイプのご用意がございます。飼育している猫ちゃんの腎臓が悪いと言われた場合、是非お試しください。
獣医師 臼井

健康診断(2018/01/12)

ご自宅のワンちゃん・ネコちゃんは定期的に健康診断を行っていますか?大切な家族とより長く一緒に生活するために、今の体の状態を把握する事はとても大切です。一見健康そうであっても、見えないところで病気が進行している可能性もあります。動物は痛みや体の違和感を言葉で私達に伝える事ができないため、健康診断や定期的な診察が病気の早期発見に繋がります。また、犬猫の一年は人間の約4年に相当すると言われています。年に一度は健康診断を受けることをおすすめいたします。当院では、1・2月にお得に健康診断が受けられるペットドックキャンペーンを行っております。この機会に是非、ご検討下さい。なお、当院のペットドックは予約制になっておりますので、ご希望の方はスタッフにお声掛け下さい。
動物看護師 園部

高血圧(2018/01/09)

犬と猫も私たち人間同様、高血圧に悩まされることがあります。高血圧は原発性・続発性に分類されますが、犬猫の場合ほとんどが、何らかの基礎疾患による続発性高血圧です。基礎疾患として、副腎皮質機能亢進症や甲状腺機能亢進症、腎疾患、糖尿病等が挙げられます。何となく元気が無い、食欲が落ちてきた、痩せてきた、等加齢のせいかな・・・と見過ごしがちな、はっきりしない症状だけのこともありますが、高血圧をそのままにしておくと、心臓・腎臓・眼・脳など複数の器官に悪影響が及びます。腎不全や心臓病、失明などを起こすケースもあります。予防は困難ですが、早期発見・早期治療介入によってこのような合併症を防ぐことは可能です。基礎疾患を持っている子はもちろん、高齢のわんちゃん、ネコちゃんは定期的な血圧測定をおすすめします。
獣医師 土肥

歯石除去(2018/01/05)

診察の際、歯肉炎や歯石がついていると言われたことはありませんか?わんちゃん、ねこちゃんは、3歳以上の80%の子が口腔内に何らかのトラブルをを抱えていると言われています。歯が汚いと口臭はもちろん、根尖膿瘍という歯の根元に膿がたまり、悪化すると鼻や目の下に穴が空いて膿が出てくる病気になる可能性があります。また、一度ついてしまった歯石は、麻酔をかけなくてはしっかりと除去することができません。歯石を取ることで上記の病気を予防することができます。当院では1月〜2月まで歯石除去キャンペーンを実施しています。詳しくはスタッフまでお尋ねください。
動物看護師 高橋

発咳(2018/01/02)

寒さも厳しく、人も風邪をひきやすい時期です。みなさんは咳が出たりなどしていないでしょうか?咳とは、気管や横隔膜などに存在する咳受容体が刺激を受けると、神経を介して様々な筋肉が運動することで、肺の中の空気が瞬間的に出される状態のことを言います。発咳は、空気の通り道である気管や気管支部を清浄にする作用がある一方で、感染の拡大や気道の過敏状態の悪化、動物の体力の消耗などの害を招くこともあります。咳は、肺炎などの感染症、気管虚脱、肺腫瘍などで認められますが、心臓の病気でも見られることがあります。少しでも咳をするような様子が見られる場合は獣医師までご相談ください。また、咳をしている様子を動画などに撮影していただくと診察に役立つこともありますので、可能でしたらお持ちください。
獣医師 白石

明けましておめでとうございます。(2018/01/01)

皆様、明けましておめでとうございます。昨年も、大変多くの飼い主様にご利用頂きまして誠に有難うございました。少しでも良い治療をご提供しようと、毎月、北海道の大学まで腫瘍外科の勉強に通うスタッフ、全ての休日を大学病院の研修にあてるスタッフ、努力の末、JAHAしつけインストラクターになったスタッフ、大学で授業を任され貴重な経験をしているスタッフ、学会発表や専門雑誌の連載を任され忙しくしているスタッフ、等々、スタッフ一人一人が自主的に動き、活躍し成長した一年でした。私自信も、新しいチャレンジの一環で業界の枠を超え、一般企業の著名経営者から直接話を聞く経営勉強会をスタートさせ、2年目に入ろうとしています。今年度も、皆様に喜ばれる医療がご提供出来るよう、スタッフ一丸となり歩んで参ります。宜しくお願い致します。 
院長 本渡

2017年(7月〜12月)

おやつについて(2017/12/30)

トレーニングのご褒美やお留守番の際、ワンちゃんネコちゃんにおやつをあげている方も多いかと思います。本来、ワンちゃんやネコちゃんは総合栄養食と記載のあるフードとお水だけで必要な栄養素を満たすことができるため、おやつのあげすぎは肥満や栄養バランスを崩す原因となります。おやつは1日の食事の20%以内にし、その分をフードから減らしましょう。人の食べ物はワンちゃんネコちゃんにとって、高カロリー・塩分過多であり、ブドウやチョコレートなど身体に害を及ぼす物もあるため、おやつを選ぶ際には注意が必要です。また、肥満気味の子や食物アレルギーの子は、フードをおやつ代わりにするなど工夫しましょう。当院でもおやつを取り扱っておりますので、スタッフまでお気軽にお声かけください。
動物看護師 大西

子宮蓄膿症(2017/12/26)

子宮蓄膿症とは、子宮に膿が溜まる疾患で、避妊手術をしていない中〜高齢の雌犬に多く発生します。元気・食欲の低下や消失、発熱、陰部からの排膿、飲水量の増加や尿量の増加、嘔吐・下痢等の症状を示します。重症の場合は亡くなることもある怖い疾患であり、早期に卵巣および子宮の摘出手術を行う必要があります。発情から1〜2ヶ月後に発症することが多いので、その時期には特に体調の変化に注意して下さい。
獣医師 池田

TPLOセミナー(2017/12/22)

DSC_0021 のコピー.jpg日本獣医麻酔外科学会サテライトセミナーのTPLO(Tibial plateau leveling osteotomy) セミナーを受講して参りました。TPLOとは、犬の膝の病気である前十字靭帯断裂に対する安定化手術のことで、世界的に最も成績の良いとされている術式の1つです。今回は小動物整形外科の権威である講師陣により、前十字靭帯断裂の病態生理から、TPLOの適応や手術実習、手術合併症までより深く学ぶことが出来ました。今後もセミナーで得られた知識や技術を診療に役立てるよう努めてまいります。当院では、犬の性格や体型、生活環境に合わせて、前十字靭帯断裂の術式を選択しています。手術が困難な動物には、内科療法を提案する場合もあります。早期の治療介入により後肢の機能はより向上しますので、気になる方はお早めに獣医師にご相談ください。
獣医師 臼井


猫ちゃんの快適なトイレ(2017/12/21)

ご自宅の猫ちゃんは排泄を失敗してしまうことはありませんか?排泄の失敗の原因の1つに、トイレ環境が快適でない可能性が考えられます。猫ちゃんにとって快適なトイレの条件に以下の5つがあげられます。

①数:飼育頭数+1個(並べずに、それぞれ離れた場所に)
②広さ:長径が体調の1.5倍
③砂の材質:細かく、固まる砂
④カバー:無し(匂いが籠らない為)
⑤場所:普段過ごしている部屋(落ち着ける場所)

猫ちゃんは、安心安全で、十分な広さのある場所で排泄し、排泄物を砂を掘って埋めて隠す習性を持っている為、以上のような条件のトイレを好むと言われています。また、トイレ環境を清潔に保つこともポイントです。ただし、排泄の失敗にはトイレの環境ではなく病気が関係していることもありますので、気になる方は一度ご相談ください。
動物看護師 佐藤

イベントシーズンは異物誤飲に注意(2017/12/19)

クリスマスや大晦日、お正月等のイベントが目白押しのこの季節、実は異物誤飲事故が最も多い季節でもあります。以下のようなものは、ワンちゃんネコちゃんにとって、命取りになる可能性のある異物です。

・プレゼント包装のリボンや紐等の紐状異物:腸閉塞になり命の危険も
・ポインセチア等の植物:下痢や嘔吐等の中毒症状の原因に
・フライドチキンの骨片や焼鳥の串:尖った先が腸に刺さってしまう事も

誤飲してしまう可能性のあるものはすぐにしまう・手の届かない場所に捨てるなど、未然に防ぐ事が一番です。しかし万が一誤飲してしまった場合には、お薬によってすぐに吐かせる処置が必要なケースもあれば、内視鏡による異物摘出や緊急手術が必要な事もある為、すぐに病院にご相談下さい。
中川

災害に備えた食事の用意(2017/12/15)

皆さんは災害対策として愛犬愛猫用の食事の備蓄をしていますか?阪神淡路大震災や東日本大震災などの震災直後の獣医療では怪我や骨折などよりも、食欲不振、下痢、嘔吐などの消化器症状の治療を要した犬猫の方が圧倒的に多かったと報告されています。震災発生直後に救援物資として被災地に届くフードは一般的なドライフードが主体となっています。普段からドライフードを好んで食べる子であっても災害後のストレスにより食欲不振となり、ドライフードを食べない可能性があります。また災害のストレスによる食欲不振を心配するあまり、普段は与えないような人の食べ物を与えることで下痢する可能性もあります。災害対策として用意しておく食事は普段与えているもの以外にも、おやつやウェットフードなどの嗜好性が良いものや消化の良いものを用意しておくと良いでしょう。また救援物資が被災地に届くには時間がかかるため、最低でも7日分の食事を用意しておきましょう。特に手作り食や療法食を与えている子の場合は、救援物資の食事を食べられない可能性があるため少し多めに用意しておきましょう。
動物看護師 浅見

低温火傷にご注意を(2017/12/12)

冬になり、ワンちゃんネコちゃんにも防寒対策として暖房器具を使用する機会が増えているのではないでしょうか。しかし、暖房器具は正しく使用しないと、低温火傷を起こしてしまうことがあります。低温火傷とは体温より少し高めの温度(44℃〜50℃)が皮膚の同じ部位に長時間接触することで生じる火傷のことを指し、通常の火傷に比べて治りが遅く痛みが長期化しやすい傾向にあります。重症化すると患部の化膿や壊死を起こすため、小さな火傷でも油断は禁物です。犬や猫は被毛が厚く、その下の皮膚に熱が伝わりにくくなっています。加えて、全身が被毛に覆われているため気付くのが遅れることもあり注意が必要です。移動したり寝返りを打たずに長時間同じ姿勢で過ごしてしまう高齢の子や、逃げ場のないキャリー内でカイロや湯たんぽなどの暖房具を用いる際は特に注意しましょう。
獣医師 原田

JAHA認定家庭犬しつけインストラクターの認定をとりました(2017/12/09)

この度、7年間受講してきましたJAHAの家庭犬しつけインストラクターの認定試験に合格しました。講座の中では子犬や成犬について、よくある困った問題、ハンドリングなど家庭犬に必要なしつけを中心に学んで参りました。当院ではパピークラス、ジュニアクラス、困った問題の相談を受け付けております。わんちゃんのしつけの面では気になる事がありましたら、お気軽にお問い合わせください。また、JAHAのホームページニュースレターにも掲載されています。詳しくはこちらをご覧ください。
動物看護師 天川優子

災害に備えた食事の用意(2017/12/15)

皆さんは災害対策として愛犬愛猫用の食事の備蓄をしていますか?阪神淡路大震災や東日本大震災などの震災直後の獣医療では怪我や骨折などよりも、食欲不振、下痢、嘔吐などの消化器症状の治療を要した犬猫の方が圧倒的に多かったと報告されています。震災発生直後に救援物資として被災地に届くフードは一般的なドライフードが主体となっています。普段からドライフードを好んで食べる子であっても災害後のストレスにより食欲不振となり、ドライフードを食べない可能性があります。また災害のストレスによる食欲不振を心配するあまり、普段は与えないような人の食べ物を与えることで下痢する可能性もあります。災害対策として用意しておく食事は普段与えているもの以外にも、おやつやウェットフードなどの嗜好性が良いものや消化の良いものを用意しておくと良いでしょう。また救援物資が被災地に届くには時間がかかるため、最低でも7日分の食事を用意しておきましょう。特に手作り食や療法食を与えている子の場合は、救援物資の食事を食べられない可能性があるため少し多めに用意しておきましょう。
動物看護師 浅見

低温火傷にご注意を(2017/12/12)

冬になり、ワンちゃんネコちゃんにも防寒対策として暖房器具を使用する機会が増えているのではないでしょうか。しかし、暖房器具は正しく使用しないと、低温火傷を起こしてしまうことがあります。低温火傷とは体温より少し高めの温度(44℃〜50℃)が皮膚の同じ部位に長時間接触することで生じる火傷のことを指し、通常の火傷に比べて治りが遅く痛みが長期化しやすい傾向にあります。重症化すると患部の化膿や壊死を起こすため、小さな火傷でも油断は禁物です。犬や猫は被毛が厚く、その下の皮膚に熱が伝わりにくくなっています。加えて、全身が被毛に覆われているため気付くのが遅れることもあり注意が必要です。移動したり寝返りを打たずに長時間同じ姿勢で過ごしてしまう高齢の子や、逃げ場のないキャリー内でカイロや湯たんぽなどの暖房具を用いる際は特に注意しましょう。
獣医師 原田

JAHA認定家庭犬しつけインストラクターの認定をとりました(2017/12/09)

この度、7年間受講してきましたJAHAの家庭犬しつけインストラクターの認定試験に合格しました。講座の中では子犬や成犬について、よくある困った問題、ハンドリングなど家庭犬に必要なしつけを中心に学んで参りました。当院ではパピークラス、ジュニアクラス、困った問題の相談を受け付けております。わんちゃんのしつけの面では気になる事がありましたら、お気軽にお問い合わせください。また、JAHAのホームページニュースレターにも掲載されています。詳しくはこちらをご覧ください。
動物看護師 天川優子


セミナー報告(2017/12/05)

Improve Internationalによる第3回、第4回『犬と猫の歯科学と口腔外科セミナー』に参加して来ました。今回はイギリスのBob Partridge先生による口腔内の組織学、レントゲン検査、歯周病、歯周外科の講義および実習を受けました。専門医による指導は、非常に内容が濃く、とても有意義な時間が過ごせました。今後もセミナーで得られた知識や技術を診療に役立てるよう努めてまいります。口腔疾患、歯周疾患は、小動物医療において世界的にも罹患率の高い病気です。早期の治療介入により、罹患動物の口腔内の環境はより良い状態にすることが可能です。口臭や涎、歯肉炎など気になる方は、お早めにご相談ください。
獣医師 臼井

獣医師募集のご案内(2017/10/21)

当院では現在、新卒およびステップアップのための病院を探している臨床経験5年目までの獣医師を1名募集しています。詳しくは豊玉病院(03-5912-1255)までお問い合わせください。


犬や猫もインフルエンザに注意が必要?(2017/12/01)

寒くなると人ではインフルエンザが流行します。もう予防接種を受けた方もいるのではないでしょうか。冬に風邪やインフルエンザが流行るのは、空気の乾燥により鼻やのどの粘膜のバリア機能が低下し、細菌やウイルスに感染しやすくなることと、寒さで体温が下がることにより、体の免疫力も低下してしまうからです。犬や猫は季節性インフルエンザの発症はしませんが、風邪に似た症状の感染症があります。犬には人の風邪に似た呼吸器系症状を示す「ジステンパー」や「ケンネルコフ」というウイルス性感染症、猫には「猫風邪」と呼ばれる感染症、「猫ウイルス性鼻気管炎(FVR)」があります。特に猫の場合は、一度感染するとずっとウイルスが潜伏し続け、寒さ等で免疫力が低下したことにより再発 します。どれも混合ワクチンで予防・軽症化することができます。 定期的にワクチン接種を行い、体が弱らないように健康管理をしっかり行いましょう。
動物看護師 山口

冬の呼吸器疾患(2017/11/28)

呼吸器とは、口から鼻、喉、気管、気管支、肺までの総称です。空気が乾燥して気温が下がる冬は、鼻や喉、気管の粘膜の働きが弱まり、細菌やウイルスの侵入に対する抵抗性が低くなります。その結果、鼻や喉が刺激に敏感になり、鼻炎や咳などの症状となってあらわれることがあります。 人間のインフルエンザもそうですが、ウイルスは低気温・低湿度を好むので、冬に特に流行しやすいという性質をもっています。特に未熟な子犬・子猫、体力が落ちた老犬や老猫はウイルスに感染しやすくなってしまうので注意が必要です。加湿器などを使って、適度に部屋の湿度を保つことは、咳などの症状をやわらげるために役立ちます。症状が見られ始めたら早めのご来院をお勧めいたします。
獣医師 土肥

パピークラス(2017/11/24)

当院では6ヶ月までの子犬を対象にパピークラスを開催しています。パピークラスでは、「社会化」という今後出会う可能性のある様々な環境に慣らす事や、足ふき、ブラッシング、歯みがきなどの日常的に必要になるお手入れを中心にご紹介しています。これらの練習は大人になってからでは何十倍もの時間と労力が必要になるため、子犬の時期から行う事が重要です。また、この時期に十分な社会化を行い、飼い主様にしつけの考え方について学んで頂くことで問題行動の予防や信頼関係の構築が可能となります。将来、わんちゃんと楽しく幸せに暮らす為に、子犬のうちからたくさんの刺激や環境に慣らしてあげましょう。次回のパピークラスは12/10からを予定しています。詳しくはスタッフまでご相談下さい。
動物看護師 天川

膀胱炎(2017/11/21)

犬や猫の膀胱炎は、下部尿路感染症の1つです。膀胱には、排尿(洗浄作用)、粘膜での局所抗体の産生、尿そのものの抗菌作用など、細菌感染に対する機構が存在します。ところが、排尿を我慢してしまうことによる尿の残留、結石などによる排尿障害や膀胱粘膜の障害、水分摂取量の不足による尿量減少などの様々な誘因によって感染が成立してしまいます。膀胱炎の主な症状として、少量ずつ頻回の排尿、排尿時の痛み、赤色尿(血尿)などが見られます。寒くなってくるとお水を飲む量が減ってしまう子もいます。お家で飲水量のチェックをしてみてください。ご自宅のわんちゃん、ねこちゃんに症状が見られましたら、ご来院ください。
獣医師 白石

神経痛・関節炎痛を悪化させない環境作り(2017/11/16)

冷え込む時期になると、わんちゃん、ねこちゃんでも人と同じく神経痛や関節炎が多くなります。ジャンプをする、激しく動く、フローリングで遊ぶ等の行動はこれらを悪化させる原因にもなります。痛みが強い場合は治療や投薬が必要になりますが、日常的なケアとしてはサプリメントを与える以外にも、以下のような環境作りが大切です。

・サークルで行動範囲を制限する
・床にすべらない材質のマットを敷く
・階段やソファにスロープを付ける
・Uターン等の急な動きを取り入れた遊びをしない

神経痛や関節痛は繰り返しやすい病気でもあるため、予防する事が重要になります。悪化させないためにも出来る限りの範囲で行うと良いでしょう。
動物看護師 松本

高脂血症(2017/11/14)

高脂血症とは、血中のコレステロールまたは中性脂肪あるいはその両方が増加した状態をいいます。原因として、高脂血症となりやすい犬種(ミニチュア・シュナウザーやシェットランドシープドッグなど)であること、高脂質を含む食事を摂っていること、あるいは高脂血症を引き起こす基礎疾患(甲状腺機能低下症や糖尿病など)が存在することが挙げられます。高脂血症に関連する症状として、間欠的な嘔吐や下痢、腹部不快感、無気力などが見られます。また、膵炎、動脈硬化や末梢神経麻痺を合併する可能性がありますので、注意が必要です。高脂血症や基礎疾患の有無を知るためには12時間の絶食状態での血液検査が必要となります。今月は血液検査キャンペーンを実施しております。是非この機会にご利用下さい。高脂血症の予防法として、適切な食事管理、ω3多価不飽和脂肪酸を含むサプリメントの服用などが挙げられます。これらは病院でご紹介できますので、お気軽にお声かけ下さい。
獣医師 池田

フィラリアの予防(2017/11/10)

ご自宅のワンちゃんのフィラリア予防は続けていますか?練馬区では11月頃まで蚊が飛んでいるのを目にします。フィラリアのお薬は、飲んでから1ヵ月間駆除効果が持続するのではなく、前回の投薬以降に感染したフィラリアの幼虫を駆除するためのお薬です。11月に蚊に刺され、シーズン最後の投薬(12月分)を忘れてしまうと、フィラリアが体内で成長し、やがて心臓の血管に寄生、最悪の場合死に至る恐れがあります。涼しくなっても投薬を止めず、12月まで忘れずに予防薬を飲ませましょう。
動物看護師 園部

寒い季節は膀胱炎の季節(2017/11/07)

秋が一層深まり、肌寒い日が多くなってきました。寒い季節は飲水量が減少し、トイレを我慢する傾向にあり、膀胱炎になりやすい季節です。トイレを我慢すると、膀胱内の尿中細菌が増殖しやすい他、尿成分が結晶化して結石ができやすくなる為、膀胱炎発症のリスクが増えるのです。膀胱炎の予防策として、トイレの設置箇所を増やす(できれば暖かい場所に設置しましょう)、水飲み場を増やす、部屋が冷えすぎないよう温度調節をする等があります。何回もトイレに行く、尿の色が赤い、尿がなかなか出ずに踏ん張っている、このような症状が見られた場合は膀胱炎のサインかもしれません。膀胱炎症状が見られた際はすぐに病院にご相談ください。
獣医師 中川

高齢期のお散歩(2017/11/02)

「年をとったせいか寝ている時間が増えて、散歩に行きたがらないから、最近お散歩に行っていない」というお話をよく伺います。しかし、お散歩に行かなくなると、筋肉が減少し、自力で立つことが難しくなります。そのため寝たきりになる時期を早めてしまう場合もあります。さらに、日中にたくさん寝てしまう事で昼夜逆転の生活になり、夜鳴きなど一緒に生活をしていくうえで問題となる行動が出て来る可能性もあります。自分で歩けるうちは、坂道など足腰に負担がかかる道は避けて無理ない程度にお散歩をしましょう。また、自力で歩く事が出来ない場合は、バギーなどに乗せて外に連れ出し、外の音を聴く、地面の匂いを嗅ぐなど五感を刺激してあげるとよいでしょう。太陽の光を浴びるだけでも、睡眠に必要なホルモンが生成される為、夜に眠ることができ昼夜逆転生活の緩和が期待できます。お散歩や運動のやり過ぎはかえって体を痛めますが、適度な運動は筋肉を維持し、ストレスの発散にもなり、精神的にももいい刺激を与えます。無理のない範囲で楽しくお散歩に行き、少しでも長く自分の足で歩けるように工夫をしてあげましょう。
動物看護師 高橋

椎間板ヘルニアに御注意を(2017/10/31)

肌寒くなってきたこの時期は動物たちも筋肉が強張り、腰や首を痛めやすくなります。このような痛みの主な原因として椎間板ヘルニアが挙げられます。椎間板ヘルニアとは、背骨の間でクッションの役割をしている椎間板という物質が神経の束である脊髄を圧迫してしまう病気です。年齢を重ねると椎間板の構造が変化して圧迫しやすくなりますが、若くても構造が変化しやすい犬種がいることが知られています。例えばミニチュア・ダックスフンドやビーグル、ペキニーズなどはその代表例です。椎間板ヘルニアを発症すると、触られることを嫌がる、元気がなくなるといった症状がみられます。より重度になると、歩行困難、排尿困難、麻痺がみられることもあります。わんちゃんの様子や触診での痛がり方をみることに加えて、神経学的検査やレントゲン検査、場合によっては全身麻酔をかけてのMRI検査が必要になります。お注射や飲み薬、温熱療法で改善がみられない場合、症状が重い場合には手術をお勧めすることもあります。症状によっては緊急の対応が必要となることがあります。おかしいと思われたらお早めにご来院ください。
獣医師 原田

セミナー報告(2017/10/30)

先日、「高齢犬との暮らしと介護セミナー」に参加して参りました。現在、国内で飼育されている犬の58%が7歳以上の高齢犬であり、人と同じく高齢犬社会といわれるようになりました。愛犬が高齢になると寝ている時間が増え、筋力が低下し、寝たきりになってしまうことがあります。寝たきりにならないためには、高齢になっても運動を継続して行うことが大切です。お散歩が好きな子の場合は、積極的にお散歩に連れ出してあげましょう。お散歩が好きではない子の場合は、自宅の中で1日合計20分運動するなどの目標を決めて、運動をさせてあげましょう。また寝たきりになってしまっても、飼い主様が愛犬にしてあげられることはたくさんあります。例えば、愛犬の状態に合わせて寝床のマットを変更することや飲食の介助をすることで、愛犬は快適に過ごせるようになります。高齢犬と暮らすうえで心配なことやお悩みがございましたら、スタッフにご相談下さい。
動物看護師 浅見

猫ちゃんの痛みのサイン(2017/10/26)

皆さんは猫ちゃんの痛みのサインをご存知ですか?猫ちゃんは痛みの表現の仕方が人と大きく異なるため、人が痛みに気付いてあげることが難しい現状があります。痛みのサインには、体を丸めてジッとしている・耳を倒している・頬に力が入っている・触られるのを嫌がる・ご飯を食べないなどが挙げられます。痛みに気付くことで、痛みの原因となる病気の早期発見に繋がる可能性があります。人が気付いていないだけで、歯周病や関節炎などの痛みを感じているかもしれません。ご自宅での様子を観察し、猫ちゃんが発するサインに気付いてあげましょう。
動物看護師 大西

狂犬病予防(2017/10/20)

ワンちゃんの飼い主の皆様、今年度の狂犬病予防注射はお済みですか?日本では、生後91日以上の犬に生涯に1回の登録と年1回の接種が義務付けられています。また、登録時に自治体から交付される鑑札と、接種後に交付される済票を首輪に着けることも義務として定められています。当院では、1年を通して予防注射を受け付けております。また練馬区にお住まいの方を対象に、4~11月の期間中、登録と注射に関する手続きを区から代行して行っています。狂犬病は全ての哺乳類に感染し、感染すると100%死亡してしまう恐ろしい病気です。現在国内での発生はありませんが、世界中のほとんどの国で発生しており、常に国内への侵入の脅威に晒されていると言われています。大切なワンちゃんとご家族を守る為に毎年忘れずに接種しましょう。
動物看護師 佐藤

セミナー報告(2017/10/16)

Improve Internationalによる『犬と猫の歯科学と口腔外科学』のセミナーに参加して来ました。海外の複数の専門医による全13回にわたるセミナー・実習の初回コースでした。今回は専門医のMaria M Soltero-Rivera先生による口腔と歯の解剖学・生理学・発生学・病理学、口腔試験、局所麻酔、幼若動物の歯学の講義を受けました。どの項目も最新の論文を中心に内容の濃いものでした。今後もセミナーで得られた知識や技術を診療に役立てるよう努めてまいります。口腔疾患、歯周疾患は、小動物医療において世界的にも罹患率の高い病気です。口臭や涎、歯肉炎など気になる方は、お早めにご相談ください。
獣医師 臼井


「歯周病」と全身とのかかわり(2017/10/11)

人の口腔外科では以前から、歯周病の全身疾患への影響が多く報告されています。歯垢がたまって細菌感染が起こり歯周病になると、その細菌は血液から全身に広がり、心臓、腎臓、肝臓にもダメージを与えます。犬の歯周病においても正常犬と比較して、心筋、腎臓および肝臓組織で炎症性細胞浸潤が有意に認められたことから全身性に影響する可能性が示唆されています 。猫では歯周病が腎臓病のリスクを高めることがデータでも報告されています。歯みがきを習慣化して歯垢をためないことは歯周病予防になり、ひいては病気のリスクを減らすことにつながると考えられます。是非一度、歯のチェックにご来院ください。
獣医師 土肥

肉球マッサージ(2017/10/06)

ご自宅のわんちゃんの足先が冷えていると感じたことはありませんか?わんちゃんも人と同様、足先が冷えることがあります。特に高齢の子は活動量が低下するため血液循環が悪くなり、足先などの末端が冷えやすくなります。わんちゃんの足先が冷えていると感じた時は、肉球のマッサージをしてあげましょう。方法は以下の①〜③を順番に行います。

①中心の大きな肉球を押す
②指の小さな肉球を一つずつ押す
③指と指の間に飼い主さんの指を入れ、優しく広げる

ポイントは肉球を強く押すのではなく、豆腐を触るように優しく押すことです。強く押すとわんちゃんが足先を触られることを嫌がってしまいます。また足先を触ることが苦手な子には無理に行わないようにしましょう。肉球マッサージを4本の足それぞれに1分間程行うことで、血流が改善し、足先が温まってきます。ご自宅でできるマッサージなので、是非試してみて下さい。
動物看護師 浅見

犬の甲状腺機能低下症について(2017/10/03)

甲状腺機能低下症は、甲状腺でのホルモン産生の低下、あるいは分泌の障害によって生じる、循環血液中の甲状腺ホルモンが不足する病気であり、中齢以上の犬にしばしば認められます。甲状腺ホルモンは細胞の代謝に大きく関わるホルモンであるため、体の様々な器官に影響します。そのため、元気がない、食欲低下、便秘、徐脈や血圧低下など、様々な症状が見られます。外見で分かるような症状としては、皮膚の色素沈着や体幹部の脱毛が見られることがあります。また、尻尾の毛が抜けて「ネズミの尾(ラットテール)」という症状を呈すこともあります。診断には、症状と合わせて、血液検査による甲状腺ホルモンの測定が用いられます。現在当院ではシニア検診キャンペーン・血液検査キャンペーンを行っており、甲状腺ホルモンの測定も普段よりお得に行えます。この機会に、血液検査を行ってはいかがでしょうか?
獣医師 白石

動物病院に行く前のチェックポイント (2017/09/29)

動物病院には、様々な体調の犬猫が集まります。そのため、慣れない場所で他の動物に驚いて逃げ出してしまう等のトラブルが起こる可能性があります。病院の待合室では、中・大型犬をお連れの飼い主さんはリードを首輪やハーネスにしっかりとつけ、短く持ちましょう。小型犬の場合もキャリーに入れたり、リードを装着した上で膝の上で抱っこするようにしましょう。猫の場合は、キャリーに入れて外が見えないようにキャリーの上から布などをかけてあげましょう。キャリーに入れる前に洗濯用ネットに入れることで安心する子もいますので、あらかじめ用意しておくのもいいですね。当院では待合室で猫のキャリーにかける為のタオルケットもご用意しています。お気軽にお声掛けください。逃亡防止や事故防止、安全確保の為に、皆様のご協力をお願い致します。
動物看護師 山口

耳血腫(2017/09/26)

耳血腫とは、何らかの原因で耳の内部の軟骨が損傷を起こして出血が起こり、血液が軟骨板内に溜まった状態のことをいい、お耳が血液で腫れている外貌を呈します。進行すると血腫は成長し、肉芽組織が形成され、最終的には耳が硬く肥厚し萎縮・変形します。そのため、早期に血腫の内容物を除去し、再発を防止することが重要です。耳を掻いたり、頭を振る仕草を誘引する主な原因として外耳炎が挙げられ、微生物や外部寄生虫の感染やアレルギー性皮膚炎によって引き起こされます。病院で定期的なお耳チェックをし、外耳炎を予防・治療することは耳血腫の予防にもつながります。また、耳血腫の原因には外耳炎以外に、他の基礎疾患が隠れていることもあります。耳が臭ったり、赤みを帯びている場合、耳を気にする素振りがある場合、お耳がぷっくりふくれている場合は、一度病院にご相談下さい。
獣医師 池田

ペットの災害対策(2017/09/22)

皆さん、ペットの災害対策について考えた事はありますか?関東で大きな地震が30年以内に起きる可能性は70%と言われています。今のうちに対策しておきましょう。

1.クレートの中で大人しく待てるように練習しておく(地域によっては一緒に避難できる所もあります)
2.知らない人に慣れておく(知らない人にリードを持ってもらう経験をしておく、知らない人からごはんをもらう)
3.2・3日分のごはんを避難食として用意しておく

特に、1と2については普段から練習しておく必要があります。クレート内で静かにできないと一緒に避難はできません。また、知らない人に慣れていない子の中には、家族からごはんがあげられない状況になってしまった場合、全く食事がとれなくなってしまう子もいます。万が一の時に備え、日頃から対策しておきましょう。クレートで待つ練習・知らない人に慣れる練習は当院でも受付けております。お気軽にご相談下さい。
動物看護師 天川

更新情報(2017/09/21)

その他の整形外科疾患に汎骨炎の症例をアップしました。(コチラ)
汎骨炎は、若齢の大型犬、超大型犬に発生する疾患であり、痛みにより重度の歩行異常を呈す疾患です。原因として明らかなものは解明されてませんが、主に遺伝的要因、その他にウイルス感染や内分泌疾患、自己免疫機構の関連などが考えられています。本症例も非常に強い痛みにより重度の臨床症状を示しておりましたが、疼痛緩和を中心とした内科療法で良好な経過をたどっています。汎骨炎だけでなく運動器の疾患は、重度の痛みを伴うものが多く、動物の生活の質を著しく低下させてしまいます。しかしながら早期発見、早期の治療介入により、生活の質や運動機能を向上させることができます。歩き方、動き方が気になる場合は、お早めにご来院ください。
獣医師 臼井

猫ちゃんの甲状腺機能亢進症(2017/09/19)

中高齢の猫ちゃんで、食欲はあるのに痩せてきた、よく鳴き落ち着きがない、嘔吐する、被毛の艶が無い、等の症状が見られることはありませんか?このような症状が見られる場合、甲状腺機能亢進症というホルモン疾患の可能性が考えられます。甲状腺機能亢進症は、心臓や腎臓、消化管等に負荷をかけ、放っておくと命に関わる場合もある為、早期発見が大切です。治療法は、食事療法や内服による治療によって甲状腺ホルモンのコントロールが可能です。甲状腺機能亢進症は、血液中の甲状腺ホルモン濃度を測定することで診断が出来ます。来月から2ヶ月間、血液検査キャンペーンにてお得な価格で甲状腺ホルモン濃度を含めた全身の血液検査が可能です。ぜひこの機会に受けてみてはいかがでしょうか。迷われる場合は御相談下さい。
獣医師 中川

ノミ・マダニ予防を忘れずに!(2017/09/14)

少し暑さも落ち着いて涼しい時間が増え、わんちゃん・ねこちゃんも外に出る機会が増えてくることと思います。外に出る上で注意したいことがノミ・マダニとの接触です。これらが体に付くことで、アレルギー性皮膚炎を引き起こす可能性があり、さらには感染症などを運んでくることがあります。特にマダニは、現在話題にもなっている人にも重篤な症状を引き起こすSFTS(重症熱性血小板減少症)という人獣共通感染症を運ぶため注意が必要です。特に今年はSFTSに感染したねこちゃんが発見されるという報告もあるため、お散歩に行くわんちゃんだけでなく外に出るねこちゃんも気をつけましょう。また、ノミ・マダニとの接触は外で起こることが多いですが、外に出ないからといって安心してはいけません。人がズボンの裾や靴裏を介して家の中に運んでくる可能性もあるため、室内だけでしか生活しない子も予防をお勧めします。今月は、ノミ・マダニ予防薬のフロントラインがお安く購入出来るキャンペーンも行っておりますので、是非この機会にご利用下さい。
動物看護師 松本

空腹時の嘔吐(2017/09/12)

愛犬が朝食の前に嘔吐する、とご相談頂くことがあります。朝食前に白〜黄色い、泡っぽい液体を嘔吐することがある、という犬は比較的多くみられます。原因の殆どは空腹によるものです。空腹時間が長すぎることで、十二指腸内に分泌された胆汁が胃に逆流し、その刺激により嘔吐が生じると言われています。時間帯は朝や夜の食事前であることが多く、本人の元気や食欲に問題がみられないことが特徴です。まずは食事の時間や回数を変更し空腹時間を減らしましょう。早朝に吐くようであれば夜の食事時間を遅らせる、あるいは寝る前に少量だけ夜食を与えるといった方法が効果的です。それだけで嘔吐が落ち着くことが殆どですが、改善がみられない場合には食事内容の変更や内服薬の投与などを提案することがあります。ただし、空腹時の嘔吐が必ずしもこの疾患によるものであるとは限りません。症状が続く場合や空腹時間外の場合、元気や食欲の低下がみられる場合などはお早めにご来院ください。
獣医師 原田

お薬の飲ませ方(2017/09/08)

ご自宅のワンちゃんネコちゃんは病院から処方されたお薬をきちんと飲んでくれていますか。お薬を飲ませるには、いくつか方法があります。

・いつものごはんに混ぜ、一緒に食べさせる
・好物に包んで飲ませる
・錠剤をすりつぶして粉状にし、水などの液体に溶いて飲ませる
・錠剤やカプセルを直接のどの奥の方に入れ、口を閉じて飲ませる

当院では、お薬を飲ませるツールとして、投薬用のおやつや単シロップをご用意しております。投薬用のおやつ(商品名:ピルポケット、フレーバードゥなど)は嗜好性の高いおやつで、柔らかいので形状を変えられ、錠剤やカプセルのお薬を包み隠すことができます。単シロップは、甘いシロップ剤で粉薬や錠剤をすりつぶしたものを溶いて飲ませることができます。お水で溶いて飲ませるよりも、甘いので好んで飲んでくれる子が多いです。お薬を飲ませるのにお困りの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談下さい。
動物看護師 園部

股関節形成不全(2017/09/04)

股関節形成不全は、バーニーズマウンテンドッグやレトリバー種などの大型犬に高率に発生の認められる整形外科疾患です。若齢時の関節の緩みが原因で、骨格の成長と共に股関節が異常に形成されていきます。成長期における関節の亜脱臼による痛み、中齢~老齢時における骨関節症の進行による疼痛や関節可動域の低下により、階段を登ったり走ったりするのを嫌う、腰を振って歩くなど様々な症状を呈します。この病気は進行性の疾患であり、根本的な解決には外科手術が推奨されます。手術方法は、年齢や犬の状態により様々ですが、骨盤矯正の骨切り術、大腿骨頭骨頚部の切除術、人工関節置換などがございます。詳しくは当院ホームページの『股関節疾患』をご覧ください。若齢時の早期発見・早期の治療介入が、その後のより後肢のより良い機能回復が期待できます。気になる方はお気軽にご相談ください。
獣医師 臼井

肥満は万病の元(2017/09/01)

肥満とは、『体脂肪が増加した状態』のことを示し、理想体重より15%以上重いと『肥満』とされています。肥満になると気付かぬうちに健康に悪影響を与え、糖尿病や心臓病、関節や靭帯の疾患、腫瘍などのリスクを高めることが報告されています。歩きたがらない、段差の昇り降りができなくなった、腰のくびれがないなどの症状が出たら、肥満の可能性があるため注意が必要です。肥満を防ぐために、フードのパッケージ裏に記載されている食事量を参考に、その子にあった適切な量を決定し、おやつやご褒美も決定した食事量の20%以内にしましょう。また、パッケージ裏の食事量も目安の食事量であるため変更した後は、急激に体重の変動がないか、こまめに体重を測りましょう。院内でも減量用のお食事をご用意していますので、お気軽にお尋ねください。
看護師 高橋

猫ヘルペスウイルス感染症(2017/08/29)

猫ヘルペスウイルス感染症(通称:猫風邪)は猫ヘルペスウイルスによって引き起こされる感染症です。典型的な症状として鼻炎や結膜炎・角膜炎を引き起こすため猫ウイルス性鼻気管炎(Feline viral rhinotracheitis; FVR)と呼ばれます。感染猫の唾液・鼻水・目ヤニにウイルスが大量に含まれており、それら分泌液により他の猫に感染します。特に、抵抗力のない子猫や高齢猫では治療が遅れると肺炎やウイルス血症など重症化しやすく、命に関わることもあります。一度感染をするとウイルスが体の中からいなくなることはなく、キャリアになってしまいます。その為、一度よくなっても、季節の変わり目やストレスがかかった時に再発することがよくあります。重症化の予防として3種混合ワクチン(猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症に対するワクチン)があります。どの子にも受けてもらいたいワクチンですので、受けていない!という猫ちゃんはご相談下さい。
獣医師 土肥

セミナー報告(2017/08/27)

先日、日本動物病院協会主催のセミナー「犬猫の老後にどう向き合うか」に参加しました。セミナーの内容は、老化に伴って起こりやすい病気や行動の変化、若いうちから出来る老後への備えについて、シニアクラスを行う上で必要なことなどです。高齢になるとトイレを失敗するようになった、ご飯への執着心が強くなったなど行動の変化が生じることがあります。その行動の変化が認知症によるものなのか、それとも他の病気によるものなのかを見極める必要があります。また、若いうちから出来る老後への備えとして、全身麻酔をかけて歯石除去をする必要がないよう歯磨きを習慣化する、わんちゃんねこちゃんの口や足先など全身を嫌がらずに触らせてくれるように練習するなどがあります。全身を触れるようにする練習は、介護が必要になった時に動物が嫌がらずに受け入れるために重要なことです。その他にも、高齢のわんちゃん、ねこちゃんが快適に生活できるようなちょっとした工夫などもありますので、興味のある方はスタッフまでお気軽にお声掛け下さい。
動物看護師 浅見、高橋

マイクロバブル(2017/08/25)

マイクロバブルとは薬浴の一種で、温浴剤を入れたお風呂の中でわんちゃんに細かい泡を当てる処置です。マイナスイオンを帯びた直径数十μm以下の超微細な泡で、シャンプーでは取りきれなかった毛穴の奥の汚れをこすらず落とすことができ、臭いの軽減や毛艶が良くなる効果が期待できます。また、湿度や気温が高い夏は皮膚が痒くなりやすい時期です。マイクロバブルは抜け毛や臭いが気になる子や皮膚病の子にもオススメですので、 ご自宅のわんちゃんの毛艶や皮膚の調子が気になる方は、ぜひご検討下さい。
動物看護師 大西

犬の外耳炎(2017/08/22)

高温多湿のこの時期は特に、わんちゃんの外耳炎が増えやすくなります。外耳炎とは、外耳道に炎症が起きている状態で、多くの場合、痒みを不快感と伴います。要因は、細菌や真菌の繁殖や外部寄生虫といった病原体によるもの、垂れ耳や耳毛が多いこと、アレルギー体質などといった動物側の要因など様々です。そのため、治療方法もそれぞれ異なります。頭をよく振る、耳や耳の後ろをしきりに掻く、耳のにおいが気になるなど、なにか気になる症状が見られまし たら是非一度ご相談ください。また、ご自宅での点耳が大変な場合は、持続性の点耳薬もございますので、お気軽に御相談下さい。
獣医師 白石

ブラッシング(2017/08/19)

ワンちゃんネコちゃんの日常のお手入れの1つに、ブラッシングがあります。ブラッシングは基本的に毎日行うことが理想的です。ブラッシングには、抜け毛を除去し、毛玉を予防する目的の他に、マッサージ効果や皮膚疾患の早期発見に繋がるというメリットがあります。また、ネコちゃんにおいては毛球症(毛繕いにより自分の毛を飲み込むことで、胃腸内に毛玉が生じ、消化器症状などを引き起こす疾患)の予防にもなります。ブラッシングのポイントは適切なブラシを使用すること、動物がリラックスして受け入れてくれるように、優しくゆっくりとかけることです。また、始めに逆毛を立てるようにブラシをかけ、その後、毛並みに沿ってかけることで、効果的に抜け毛を取り除くことができます。是非、皮膚のチェックとともに、継続的にブラッシングをしてあげましょう。
動物看護師 佐藤

犬の潜在精巣(2017/08/15)

潜在精巣とは、片側あるいは両側の精巣が性成熟の時期を迎えても腹腔内から陰嚢内に下降しないことを指し、猫に比べて犬での発生が多い病気です。陰嚢内に下降しない精巣は、精子を作ることができず、将来的に腫瘍化する確率が高まるとされています。その確率は正常な精巣の13倍とも言われています。そのため当院では早期に去勢手術をすることをおすすめ致します。未去勢のわんちゃんで生後4〜5ヶ月を過ぎても陰嚢内に左右両側の精巣が触れない、あるいは片側の精巣しか触れない場合、潜在精巣の可能性がありますので、一度病院にご相談ください。
獣医師 池田

夏の散歩の注意点(2017/08/11)

8月に入り、蒸し暑い日が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか?夏は人と同じくワンちゃん、ネコちゃんも熱中症になる恐れがあります。炎天下に外で遊ばせる事や蒸し暑い日中の散歩は危険です。真夏のアスファルトの路面は熱く灼けており、地面の近くを歩く犬は照り返しを受けて、人以上に暑さの影響を受けます。また熱中症だけではなく、肉球を火傷する恐れがあります。散歩は早朝または夜間に、アスファルトの熱さを手で触り確認してから行くようにしましょう。また、雨上がり後の散歩も危険です。雨で濡れた道は、気温が上昇すると地面に蒸気がこもり、高温多湿の状態になり、熱中症を引き起こしやすくなります。夏は特に温度と湿度に注意して、散歩に出かけましょう。
動物看護師 浅見

皮膚のできものと細胞診(2017/08/08)

ワンちゃんネコちゃんの体の表面(体表)にできものが出来ていることに気付かれる方が定期的に来院されます。体表のできものには、良性腫瘍、悪性腫瘍、感染症、等が挙げられ、それぞれ治療方法が異なります。その為、できものの種類が良性か悪性か、もしくは感染症によるものか、判別することがとても重要です。できものの種類の判別には、「細胞診」検査が非常に有用な検査となります。細胞診検査とは、できものに細い針を刺して細胞を採取し、採取された細胞によってできものの種類を判別する検査です。細胞診検査には、
①麻酔が不要
②侵襲性(痛み)が少ない
③検査が短時間で済む
等のメリットがあり、予約不要で迅速にその場で検査が可能です。ブラッシングやシャンプー等の日常ケアで体表をよく観察・触るよう心がけて頂き、皮膚のできものに気づかれた場合は、すぐにご相談下さい。
獣医師 中川

少しの工夫で過ごしやすいお部屋に(2017/08/04)

夏本番になり、蒸し暑い日が続いています。特に暑さを感じるお昼に、お留守番をするわんちゃんが多いと思います。この季節を快適にお留守番してもらうためのちょっとした工夫をしてみませんか?窓のそばは、カーテンをしていても外の熱が伝わり、気温が上がりやすくなっています。クレートやサークルで過ごしている場合、1m以上離すと良いでしょう。壁にぴったりつけるのも風が通りにくくなるので注意が必要です。長時間のお留守番は、広めのサークルなどを使用して自由に移動できるようにしましょう。また、お水はいつでも飲める涼しい場所に、数か所置いてあげましょう。ぬるいと、まずくなったり雑菌が増えるので、少量であれば氷水も良いかもしれないですね。他にもクールマットを敷いたり、ペットボトルの水を凍らせてクレートの上に置く等、様々な工夫があります。少しでも、過ごしやすいお部屋にしたいものですね。
動物看護師 山口

眼が白く濁ってきた…?(2017/07/31)

「先生、うちの子の眼が白く濁ってきた気がします。高齢になってきたし、白内障かしら?」とのご相談を頂くことがあります。わんちゃんも人間と同様に白内障はありますが、白く濁っているからといって白内障とは言い切れません。実は他の病気によることも多く、その中でも核硬化症という病気によることが殆どです。白内障は「眼の中の水晶体に蛋白が付着して変性、白く着色された状態」を指し、核硬化症は「目が老化して透過性が落ちて濁った状態」を指します。両者は一見よく似ていますが、病態が異なるためその後の経過や治療法が大きく異なります。核硬化症は眼の老化現象と捉えることができますが、白内障は他の重篤な病気を引き起こす可能性があるため注意が必要です。両者の違いは眼科検査で判断することができます。15分程度で済む、痛くない検査ですのでわんちゃんへの負担も少なく行えます。愛犬の眼が白くなったと感じられたら、年齢によるものと決めつけずにお早めにお声がけください。
獣医師 原田

ジュニアクラス(2017/07/29)

当院ではパピークラスを卒業した子を対象に、ジュニアクラスを開催しています。ジュニアクラスでは、パピークラスの内容に加え、旅行時や災害時に役立つクレートトレーニング、おすわりやふせ、待て、お散歩、日常生活で必要なお手入れ(ブラッシングや足拭き、耳掃除など)、歯ブラシを使用した歯みがきができる事などを目標に学んでいきます。パピークラス卒業生の方は順番にご案内中ですが、ご興味のあるご家族とわんちゃんに対してもご案内する事が可能です。ご興味のある方はスタッフまでご相談下さい。
動物看護師 天川

歯磨きによる口腔ケア(2017/07/24)

犬猫は口腔内のケアを行わないと急速に歯面に歯垢・歯石が付着し、歯周病になります。最も効果的な口腔ケアは、歯ブラシを使った歯磨きです。食後から約3日で歯石が形成されますので、週3回以上の歯磨きを心がけ、幼犬幼猫の頃から歯磨きを習慣化していきましょう。また歯周病を持つ成犬成猫の場合、日常の歯磨きは強い痛みを伴います。まず歯周病の治療を行い、歯肉炎を正常な歯肉の状態にしてからデンタルケアを開始する必要があります。現在歯科クリーニングのキャンペーン中です。大変お得な内容となってますので、この機会に是非ご利用にください。
獣医師 臼井

犬のクッシング症候群(2017/07/18)

クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)は、脳下垂体もしくは副腎皮質の過形成や腫瘍化により、副腎皮質ホルモンが過剰に分泌されることで様々な症状が引き起こされる病気です。水をたくさん飲む、尿の量が増える、食欲が増す、毛が薄くなるなどの症状のほか、免疫が低下することにより様々な感染症(皮膚炎・膀胱炎など)を発症しやすくなります。また糖尿病を併発することもあります。予防法はありません。したがって、早期発見・早期治療が大切です。無治療でいると、合併症などで命を落とすこともある怖い病気ですが、適切な治療を続ければ病気とうまく付き合っていける可能性もあります。気になる症状が見られる際にはご相談下さい。
獣医師 土肥

耳のチェックをしましょう(2017/07/13)

暑い日が続き、湿気の多い季節がやって来ました。湿気の多いこの時期は、菌が繁殖しやすく耳のトラブルも多くなります。特に垂れ耳の子は耳の中が蒸れやすく、菌も繁殖しやすいため注意が必要です。ご自宅のわんちゃん・ねこちゃんに、よく耳を掻く、耳を擦り付ける、頭を振るなどの行動が見られることはありませんか。これらは耳が痒い時に見せる症状の1つです。耳が赤く腫れている、ブツブツが出来ている、耳垢が沢山付いている、強い臭いがあるなどの症状は外耳炎の特徴でもあります。このような症状が見られたら病院に連れて行きましょう。慢性化すると治りづらく再発もしやすいため、定期的に耳をチェックし、週に1回程度の耳掃除をしてあげることをお勧めします。綿棒を使用して耳掃除を行うと耳道内を傷付けてしまうことがあるため、指の届く範囲をイヤークリーナーを付けたコットンなどで拭いてあげましょう。
動物看護師 松本

急性膵炎について(2017/07/12)

急性膵炎は、消化酵素の前駆物質として膵臓内に貯蔵された前酵素を含む膵液が何らかの原因で活性化し、膵臓やその周囲の組織を自己消化してしまうことで生じます。症状としては、急な食欲廃絶、嘔吐、腹痛(お腹を丸める、伏せの状態でお尻だけ上げるなど)、下痢や発熱などがあります。程度は様々ですが、重症動物は生命に関わることもしばしばあります。要因には、高脂血症や肥満、糖尿病などがあげられ、ゴミ箱をあさるなどの盗食後に起きやすいとも言われています。過去に膵炎を起こしていたり、高脂血症や肥満の動物は、予防的に低脂肪食を与えることをおすすめします。なにか気になることがございましたら、スタッフまでお気軽にご相談ください。
獣医師 白石

気をつけたい食べ物(2017/07/07)

私たちが普段口にする食べ物の中には、ワンちゃんネコちゃんにとって中毒性のあるものや、過剰摂取で中毒を引き起こす食べ物があります。

・ネギ類:大量に摂取すると、赤血球が破壊され、血尿や下痢、嘔吐、発熱などを起こす恐れがあります。
・キシリトール入りの食べ物(ガムなど):犬が少量でも食べてしまうと、血糖値の低下や嘔吐、肝不全などを引き起こします。
・チョコレート:原料のカカオ豆に含まれる成分が、嘔吐や下痢、発熱、てんかん様の痙攣を引き起こす事があります。

他にも、ぶどうやレーズン、鶏の骨、生の魚介類など、気をつけたい食べ物は沢山あります。ワンちゃんネコちゃんが口にすると危険な物を把握しておく事は、誤って食べてしまうという事故を未然に防ぐ事にも繋がります。日頃から人の食べ物は、ワンちゃんネコちゃんの手や口の届かない場所に保管しましょう。
動物看護師 園部

猫下部尿路疾患(FLUTD)(2017/07/04)

猫下部尿路疾患(FLUTD)とは、猫の膀胱や尿道に何らかの病変が存在することで引き起こされる様々な臨床症状のことを指します。具体的には頻尿、血尿、排尿困難などが挙げられます。FLUTDの原因の10〜30%を占める尿路結石は、尿路に完全あるいは不完全な閉塞をきたし、放置した場合、体内に有害な老廃物が蓄積し、さらに病態が進むと命に関わる危険性があります。頻尿、血尿、排尿困難の他、腹部痛、外陰部を過剰に舐める、食欲不振、嘔吐などが見られた場合、すぐに病院にご来院ください。また、療法食による適切な食事管理、十分な水分の摂取、トイレを清潔に保つことが予防として重要です。気になることがございましたら、お気軽にお声かけください。
獣医師 池田

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