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2017年(7月〜12月)

歯磨きによる口腔ケア(2017/07/24)

犬猫は口腔内のケアを行わないと急速に歯面に歯垢・歯石が付着し、歯周病になります。最も効果的な口腔ケアは、歯ブラシを使った歯磨きです。食後から約3日で歯石が形成されますので、週3回以上の歯磨きを心がけ、幼犬幼猫の頃から歯磨きを習慣化していきましょう。また歯周病を持つ成犬成猫の場合、日常の歯磨きは強い痛みを伴います。まず歯周病の治療を行い、歯肉炎を正常な歯肉の状態にしてからデンタルケアを開始する必要があります。現在歯科クリーニングのキャンペーン中です。大変お得な内容となってますので、この機会に是非ご利用にください。
獣医師 臼井

犬のクッシング症候群(2017/07/18)

クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)は、脳下垂体もしくは副腎皮質の過形成や腫瘍化により、副腎皮質ホルモンが過剰に分泌されることで様々な症状が引き起こされる病気です。水をたくさん飲む、尿の量が増える、食欲が増す、毛が薄くなるなどの症状のほか、免疫が低下することにより様々な感染症(皮膚炎・膀胱炎など)を発症しやすくなります。また糖尿病を併発することもあります。予防法はありません。したがって、早期発見・早期治療が大切です。無治療でいると、合併症などで命を落とすこともある怖い病気ですが、適切な治療を続ければ病気とうまく付き合っていける可能性もあります。気になる症状が見られる際にはご相談下さい。
獣医師 土肥

耳のチェックをしましょう(2017/07/13)

暑い日が続き、湿気の多い季節がやって来ました。湿気の多いこの時期は、菌が繁殖しやすく耳のトラブルも多くなります。特に垂れ耳の子は耳の中が蒸れやすく、菌も繁殖しやすいため注意が必要です。ご自宅のわんちゃん・ねこちゃんに、よく耳を掻く、耳を擦り付ける、頭を振るなどの行動が見られることはありませんか。これらは耳が痒い時に見せる症状の1つです。耳が赤く腫れている、ブツブツが出来ている、耳垢が沢山付いている、強い臭いがあるなどの症状は外耳炎の特徴でもあります。このような症状が見られたら病院に連れて行きましょう。慢性化すると治りづらく再発もしやすいため、定期的に耳をチェックし、週に1回程度の耳掃除をしてあげることをお勧めします。綿棒を使用して耳掃除を行うと耳道内を傷付けてしまうことがあるため、指の届く範囲をイヤークリーナーを付けたコットンなどで拭いてあげましょう。
動物看護師 松本

急性膵炎について(2017/07/12)

急性膵炎は、消化酵素の前駆物質として膵臓内に貯蔵された前酵素を含む膵液が何らかの原因で活性化し、膵臓やその周囲の組織を自己消化してしまうことで生じます。症状としては、急な食欲廃絶、嘔吐、腹痛(お腹を丸める、伏せの状態でお尻だけ上げるなど)、下痢や発熱などがあります。程度は様々ですが、重症動物は生命に関わることもしばしばあります。要因には、高脂血症や肥満、糖尿病などがあげられ、ゴミ箱をあさるなどの盗食後に起きやすいとも言われています。過去に膵炎を起こしていたり、高脂血症や肥満の動物は、予防的に低脂肪食を与えることをおすすめします。なにか気になることがございましたら、スタッフまでお気軽にご相談ください。
獣医師 白石

気をつけたい食べ物(2017/07/07)

私たちが普段口にする食べ物の中には、ワンちゃんネコちゃんにとって中毒性のあるものや、過剰摂取で中毒を引き起こす食べ物があります。

・ネギ類:大量に摂取すると、赤血球が破壊され、血尿や下痢、嘔吐、発熱などを起こす恐れがあります。
・キシリトール入りの食べ物(ガムなど):犬が少量でも食べてしまうと、血糖値の低下や嘔吐、肝不全などを引き起こします。
・チョコレート:原料のカカオ豆に含まれる成分が、嘔吐や下痢、発熱、てんかん様の痙攣を引き起こす事があります。

他にも、ぶどうやレーズン、鶏の骨、生の魚介類など、気をつけたい食べ物は沢山あります。ワンちゃんネコちゃんが口にすると危険な物を把握しておく事は、誤って食べてしまうという事故を未然に防ぐ事にも繋がります。日頃から人の食べ物は、ワンちゃんネコちゃんの手や口の届かない場所に保管しましょう。
動物看護師 園部

猫下部尿路疾患(FLUTD)(2017/07/04)

猫下部尿路疾患(FLUTD)とは、猫の膀胱や尿道に何らかの病変が存在することで引き起こされる様々な臨床症状のことを指します。具体的には頻尿、血尿、排尿困難などが挙げられます。FLUTDの原因の10〜30%を占める尿路結石は、尿路に完全あるいは不完全な閉塞をきたし、放置した場合、体内に有害な老廃物が蓄積し、さらに病態が進むと命に関わる危険性があります。頻尿、血尿、排尿困難の他、腹部痛、外陰部を過剰に舐める、食欲不振、嘔吐などが見られた場合、すぐに病院にご来院ください。また、療法食による適切な食事管理、十分な水分の摂取、トイレを清潔に保つことが予防として重要です。気になることがございましたら、お気軽にお声かけください。
獣医師 池田

2017年(1月〜6月)

お口のケアはしていますか?(2017/06/30)

狂犬病ワクチンや健康診断で久しぶりに来院し、歯肉炎や歯石がついていると言われたことはありませんか?わんちゃん、ねこちゃんは、3歳以上の80%の子が歯の病気を抱えていると言われています。歯が汚いと口臭はもちろん、歯の根元に膿がたまり、悪化すると鼻や目の下に穴が空いて膿が出てくる病気にもつながります。また、一度ついてしまった歯石は、麻酔をかけなくてはしっかりと除去することができません。歯石を取ることで、上記の病気を予防することができ、歯石除去後に、歯磨きを続けることで、口腔内を綺麗に保つことができます。当院では7月〜8月までスケーリングキャンペーンを実施しています。デンタルケア商品も、複数ご用意しています。その子にあった商品のご案内も致しますので、詳しくはスタッフまでお尋ねください。
動物看護師 高橋

おやつについて(2017/06/23)

トレーニングのご褒美やお留守番の際、ワンちゃんネコちゃんにおやつをあげている方も多いかと思います。本来、ワンちゃんやネコちゃんは総合栄養食と記載のあるフードとお水だけで必要な栄養素を満たすことができるため、おやつのあげすぎは肥満や栄養バランスを崩す原因となります。おやつは1日の食事の20%以内にし、その分をフードから減らしましょう。人の食べ物はワンちゃんネコちゃんにとって、高カロリー・塩分過多であり、ブドウやチョコレートなど身体に害を及ぼす物もあるため、おやつを選ぶ際には注意が必要です。また、肥満気味の子や食物アレルギーの子は、フードをおやつ代わりにするなど工夫しましょう。当院でもおやつを取り扱っておりますので、スタッフまでお気軽にお声かけください。
動物看護師 大西

熱中症にご注意を(2017/06/19)

だんだんと蒸し暑い日が増え、夏の訪れを感じるようになってきました。毎年、ニュースで熱中症の事故が報じられますが、犬たちにとっても夏は熱中症に注意が必要な時期です。熱中症は高体温による臓器障害から、初期では呼吸促迫や元気消失、重症になると意識レベルの低下や血圧低下、神経症状がみられ最悪の場合死に至る病気です。。大型犬や短頭種は暑さに弱く熱中症になりやすい犬種とされており、特に注意が必要です。閉め切った室内でエアコンを点けずにお留守番させたケースや、キャリーバックでの外出によりバック内に熱がこもってしまったケースなどでも容易に熱中症は起こり得ます。熱中症が疑われた場合は、身体を冷やすことが重要です。濡らしたタオルなどで、脇、内股、首など、太い血管が通っているところを集中的に冷やす方法や、水を張ったお風呂の中に漬ける方法が効率的です。そして、すぐにご来院ください。熱中症の原因の殆どが飼い主の不注意によるものであると言われます。犬は全身を毛に覆われており人間以上に体温調整が難しく、熱中症の危険性が高い動物です。暑さのピークを迎える7.8月だけでなく、梅雨の前後であるこの時期から今一度気を配りましょう。
獣医師 原田

保冷剤に注意!(2017/06/16)

わんちゃんねこちゃんの熱中症対策として保冷剤を使用する方も多くいらっしゃると思います。とても有効な手段ではありますが、使い方を誤ると事故に繋がる可能性があります。保冷剤には「エチレングリコール」という成分が含まれているものが多く、エチレングリコールは誤飲すると重い中毒症状を起こし、最悪の場合亡くなってしまう事もあります。また、エチレングリコールは甘い味がする為、保冷剤が破けて中身が外に出てしまった場合、動物が舐めてしまう危険性が高いと考えられます。お留守番中や、イタズラする可能性のある子には、凍らせたペットボトルなどで代用する等、誤飲を防ぐ対策をしましょう。
動物看護師 佐藤

膿皮症(2017/06/12)

膿皮症とは、犬の皮膚の細菌感染症で、皮膚表面に 湿疹(ブツブツ)ができて、脱毛を伴います。細菌の増殖で作り出される物質が皮膚に炎症を引きおこし、かゆみを引き起こします。高温多湿の環境で皮膚表面の細菌が繁殖しやすくなるため、春を過ぎたこの時期からよく見られます。抗菌薬を飲ませる治療が一般的です、ほとんどの場合、飲ませる期間は2週間~3週間に及びます。 膿皮症になりやすい犬は何度も繰り返す傾向があります。シャンプー療法などで予防に注意すると共に、早期発見・早期治療を心がけましょう。 そのためにはコミュニケーションを取りながら毎日全身をよく触ってあげたり、見てあげたりすることが大切です。かゆみを伴う湿疹を見つけたられましたら、お早めにご相談下さい。
獣医師 臼井

食事の変更方法(2017/06/08)

年齢や病気の症状に合わせてわんちゃん、ねこちゃんの食事を変更することがあります。皆さんはどのように食事を変更していますか?変更する際、最初から全て新しい食事に切り替えてしまうと、お腹に負担がかかるため嘔吐や下痢などの症状がみられることがあります。そのため食事の変更には1週間〜10日間程かけ、徐々に切り替えていく必要があります。具体的には1日目は従来の食事:新しい食事の割合を9:1、2日は8:2・・・9日目は1:9、10日目に全て新しい食事に切り替えるというように、2つの食事の混ぜる割合を徐々に変更していくことをお勧めします。食事に関してご不明な点がございましたら、お気軽にご相談下さい。
動物看護師 浅見

フードの保存方法(2017/06/02)

暑くなってジメジメしてくるこの時期は、ご飯の腐敗や酸化がすすみやすくなります。缶詰はなるべく開封したものは使い切りましょう。ドライフードは密封できる容器に入れ、日の当たらない涼しい場所に保管しましょう。ドライフードを冷蔵庫で保管される方もいるとおもいますが、冷蔵庫からの出し入れで結露が生じ、湿気によってカビが生えやすくなります。また、ドライフードは開封後の賞味期限は1ヶ月と言われています。1ヶ月で食べきれるサイズを購入しましょう。詳しくはスタッフまでお尋ねください。
動物看護師 山口

乳腺腫瘍(2017/05/30)

乳腺腫瘍は10歳以降の犬や猫で比較的多くみられる腫瘍です。犬では良性か悪性かは半々の確率、猫では85%が悪性と言われています。ホルモン依存性の疾患のため、若齢時(初回発情前、6ヶ月齢頃まで)に避妊手術を行うことで乳腺腫瘍の発症を高い確率で予防することができます。避妊手術をした女の子や、稀に男の子も発症する可能性はあります。発症してしまった場合には早期発見、早期治療が重要です。初期には症状がない事がほとんどですので、日常生活の中で胸からお腹まで撫でながらしこりがないかチェックしてください。また、定期的に検診(触診)を受けていただくことをお勧めします。
獣医師 土肥

エネルギー発散(2017/05/28)

犬の祖先であるオオカミや野生の猫は、1日の8割以上の時間を、狩をして、獲物を得て、食べる、という食事を得るための時間にかけていると言われています。それに比べ、家庭で飼われているわんちゃんねこちゃんは人から食事をもらえるため、その分運動不足になり、暇な時間も増えてしまう現状があります。
エネルギー発散のポイントをご紹介しますので、ぜひ実践してみてください!

①体を疲れさせてあげる事•••おもちゃ遊びやお散歩の時間を作ってあげましょう
②頭を疲れさせてあげる事•••トレーニングをするなどわんちゃんねこちゃんに考えてもらう機会を作りましょう
③嗅覚を使いましょう•••鼻を使った遊びをしてみましょう(コングやビジーバディなどの知育おもちゃを使ってみましょう)
④本能的な遊びをしましょう•••ロープを生き物のように動かす事で狩猟本能をみたす引っ張りっこ遊びをしてあげましょう。

動物看護師 天川

アトピー性皮膚炎(2017/05/23)

今回は皮膚のアレルギーについてご紹介します。アレルギーとは、体内に侵入したアレルギーの原因物質であるアレルゲンに対して、それを体から排除しようという働きが強すぎて、自分自身の体を傷つけてしまう反応のことを言います。アレルギー症状が皮膚にみられる疾患の1つに、アトピー性皮膚炎があります。アトピー性皮膚炎は、皮膚のバリア機能が低下することによってアレルゲンが皮膚を通じて体内に侵入しやすくなることで発症します。わんちゃんたちでは、耳や目の周り、わきの下、お腹などに痒みや皮膚の乾燥などの症状が出ることが多くみられます。特に、これからくる梅雨の時期では高温多湿になり、症状が悪化しやすく注意が必要です。皆さんのお家のわんちゃんやねこちゃんは皮膚を痒がっていませんか?気になることがありましたらお早目にご相談ください。
獣医師 白石

受付時間変更のお知らせ(2017/05/20)

受付時間が変更になりました。下記の時間内にご来院頂きますようお願い申し上げます。

・平日 (月曜日~土曜日、休診日を除く)
8:45~11:45、15:45~18:45
・日曜日、祝日  
8:45~12:45

便で健康チェック(2017/05/19)

皆さんは、ご自宅のわんちゃん・ねこちゃんの便を毎日チェックしていますか。毎日出る物だからこそ普段の状態と比較しやすく、異常も見つけやすくなります。摂取された食べ物は胃や腸を通り、体に必要な物は吸収され、それ以外は便として排出されます。その過程に異常があると便にも異常が現れるため、便の状態は健康のバロメーターと言われています。季節の変わり目であるこの時期は、わんちゃん・ねこちゃんがお腹を壊しやすくする時期でもあります。主に以下の4つの項目に注意して毎日チェックしてあげましょう。

・固さ:軟便、泥状・水様の便ではないか
・色:白色やグレー、黒色、血液が混ざっていないか
・量:普段と比べて極端に量の変化がないか
・匂い:普段と比べて強い匂いがしないか

その他にも注意して観察すべき点として、便の形の変化や寄生虫の付着の有無などあります。病院にお持ち頂ければ検査も出来ますので、便に少しでも異常を感じたらご相談下さい。
動物看護師 松本

お水を飲む量(2017/05/16)

立夏を迎え、夏の訪れを感じる頃となりました。わんちゃんのお水を飲む姿を見かけることが多くなるかもしれません。皆様のわんちゃんはお水を一日どのくらい飲んでいますか?お水を飲む量は気温や運動で一時的に増加することもありますが、1日体重1kgあたり50〜60mlが正常です。これが100mlを超えている場合、病気による多飲の可能性があります。軽量カップやペットボトルで計って与えることで簡単に知ることができますので、是非調べてみてはいかがでしょうか。気になることがありましたら、お気軽にご相談下さい。
獣医師 池田

症例報告(2017/05/13)

前十字靭帯断裂症例に対してTTAとタイトロープ法を行った4症例を更新しました。(リンクはコチラから。症例の上から4項目)前十字靭帯断裂は犬の膝関節疾患の中でも代表的な疾患のひとつで、小型犬から大型犬まであらゆる大きさの犬種で報告されています。前十字靭帯とは膝関節にある太い靭帯で断裂すると膝の安定性を失い跛行します。治療には手術が必要となりますが症例の体格や飼育環境、運動性などにより最適な手術が異なります。当院では今回紹介するTTAとタイトロープ法に加えてラテラルスーチャー法も視野に入れ、症例毎に選択して行っております。セカンドオピニオンも随時受け付けておりますので、お困りの際はご相談ください。
獣医師 原田

避妊去勢手術後の食事(2017/05/12)

ご自宅のワンちゃんネコちゃんにどのような食事を与えていますか。犬や猫は、年齢によって必要なエネルギーや栄養分が変わってきます。避妊去勢手術をすると、ホルモンバランスの影響で、エネルギー消費量が30%減ります。そのため、手術前と同じ食事量を与えていると、太ってしまう可能性があります。太るからという理由で、いきなり食事量を減らすと、ワンちゃんネコちゃんにとって大 きなストレスになるため、低カロリーかつ体に必要な栄養分がきちんと摂取できる総合栄養食をオススメいたします。当院では、理想的な体重維持に配慮されたフードを取り揃えております。詳しくはスタッフまでお尋ねください。
動物看護師 園部

猫風邪(2017/05/09)

春は仔猫が多く生まれる季節の為、仔猫を拾われて飼い始める方を多く最近多くお見掛けします。飼い始めたばかりの仔猫で注意したいのが、猫風邪です。緑色の鼻水や目ヤニが出る、くしゃみをする、涙が出て目が腫れぼったい様子、等の症状が典型的な猫風邪の症状です。猫風邪のウィルスは体内に留まり続ける為、再発を繰り返したり、慢性化してずっと風邪症状が出ることもあります。仔猫は体力が衰弱しやすく、猫風邪が重篤化し鼻が詰まってしまうと食事が取れず、弱って亡くなってしまう場合もあります。その為、重篤化する前の初期の段階で早期に治療をしてあげることが非常に大切ですので、風邪症状が見られましたらすぐに病院にご相談下さい。また、混合ワクチンを接種することで、感染を予防する事はできませんが発症しても症状が軽度で済む・再発を予防できる、といったことが可能です。
獣医師 中川

熱中症に注意!(2017/05/05)

日中の日差しも気持ちよく、外出が楽しい時期になりました。わんちゃんと一緒にお出かけを楽しんでいる人も多いのではないでしょうか?しかし、この過ごしやすい時期にわんちゃんに対して注意してあげなくてはいけないのが「熱中症」です。犬の体温調節の仕方は主に、パンティング(呼吸)による熱の発散と、肉球にある汗腺からの発汗しかないため、体温調節が苦手です。したがって長時間狭い室内や車内にいたり、水分制限された環境では熱中症になる危険性があり、暑さに体が慣れていない初夏から夏にかけては特に注意が必要です。熱中症対策としては、
・室内では冷房をかけ、直射日光から逃げられるようにし、冷却マットなどを敷く
・お散歩は早朝や夕方の涼しい時間に行く
・車内でのお留守番は避け、乗車中はわんちゃんのいる場所も涼しいか確認する
などが挙げられます。以上の点に気を付け、熱中症を防ぎましょう。
動物看護師 高橋

更新情報(2017/05/01)

膝蓋骨脱臼のページに、膝蓋靱帯の縫縮を加えた膝蓋骨脱臼整復を行ったポメラニアンの症例をアップしました。(コチラ)

膝蓋骨脱臼は、膝にある膝蓋骨が正常な位置から外れてしまう進行性疾患で、犬の関節疾患で最も一般的なものです。外傷性の場合もありますが、先天性のものや発育に伴って発症してくるものが殆どです。無症状なこともありますが、跛行がみられることも多く、進行し重症化すると後肢の骨格変形を起こします。症状が軽い場合は環境改善や生活改善といった保存療法で良好に管理する事もできますが、根本的な治療は外科手術しかありません。当院では膝の定期検診や手術の適応期のご相談等承っております。お気軽にお声かけ下さい。
獣医師 原田

狂犬病予防接種(2017/04/28)

春になり、狂犬病予防接種の時期がやってきました。狂犬病とはヒトと動物の共通感染症であり、感染すると100%死亡する怖い病気ですが、ワクチンを接種することにより予防することができます。日本国内での感染は近年確認されていませんが、近隣の国ではまだ多く発生しているため、毎年のワクチン接種が重要です。また、狂犬病ワクチンの接種は混合ワクチンとは違い、1年に1回の接種が法律で義務付けられています。練馬区にお住いの方であれば、当院で代行手続きを行うことができます。忘れずに毎年接種しましょう。
動物看護師 大西

前十字靭帯断裂(2017/04/25)

中高齢のワンちゃんで、後ろ足の動きがおかしい、お座りの時に後ろ足を投げ出していることはありませんか?このような場合、膝関節の前十字靭帯を痛めていることがよくあります。切れてしまった靭帯は自然にくっつくことはなく、膝関節は、安定性を失い(グラグラになり)、クッション材である半月板を壊し、関節炎を起こして痛みを生じます。関節炎は治ることはなく、徐々に進行し、後ろ足の機能は著しく低下してしまいます。早期の診断と治療介入により、関節炎の進行を抑えることが非常に重要です。当院では術後早期から足が使えるようになる機能的安定化術や関節包外法を実施しています。手術が困難な場合には、内科療法を提案する場合もあります。早期の治療介入により後肢の機能はより向上しますので、気になる方はお早めに獣医師にご相談ください。
獣医師 臼井

パートさんの募集(春日町病院)

春日町病院ではパートさんの募集をしております。
ご近隣にお住まいで動物が好きな方、一緒に働きませんか?
詳しくはコチラから。

お耳のお手入れ(2017/04/21)

暖かく過ごしやすい気候となりましたが、皆様はご自宅のわんちゃん猫ちゃんのお耳のお手入れをしていますか?気温や湿度が上がるに連れ、お耳の中が蒸れて、菌が繁殖しやすくなる為、外耳炎を起こしやすくなります。お耳を清潔に保つ為には、週に1回程度、お耳掃除をして頂くことが大切です。方法としては、イヤークリーナーをコットンやティッシュに含ませ、指の届く範囲を優しく拭ってあげましょう。(嫌がらなければ、イヤークリーナーを直接耳の中に入れて洗浄することもできます。)綿棒の使用は、お耳の中を傷付けてしまう可能性がある為、ご自宅では使用しないことをおすすめ致します。また、お耳の中が赤い、耳を触ると普段よりも嫌がる、頻繁に頭を振るといった症状が見られる際は、お早めにご来院下さい。
動物看護師 佐藤

犬と猫の食物アレルギー(2017/04/17)

アレルギーと聞くと、皮膚の症状(痒がる、皮膚が赤くなる、等)を連想する方も多いと思いますが、食物アレルギーは皮膚だけでなく、食物と直接触れる消化管でも炎症を起こし、下痢や嘔吐を引き起こすことがあります。排便回数が多い、軟便、血便、下痢をしやすい、よく吐く、また、季節に関係なく皮膚を痒がる、口や目の周りが赤くなりやすい、等の徴候が見られる場合は食物アレルギーが原因の可能性があります。対処方法の基本はアレルゲンとなっている食材を摂取しない事です。症状が強い場合は薬が必要ですが、除去食試験や血液検査を行い、その子に合ったフードやおやつに変更することで良い状態を保てる事も多くあります。(改善が乏しい場合は食物以外のアレルギーも持っているか、他の病気なども併発している可能性があります。)心当たりのある方は是非ご相談下さい。
獣医師 土肥

ノミ・マダニ予防(2017/04/14)

ご自宅のわんちゃん、ねこちゃんは定期的なノミ・マダニ予防をしていますか?わんちゃん、ねこちゃんがノミ・マダニに刺されると激しい痒みや湿疹、脱毛等の皮膚炎、また「犬バベシア症」「瓜実条虫」等の伝染病を発症することがあります。暖かくなる春はノミ・マダニが年間で最も活動的になる季節のため、当院では月に一度、予防することをお勧めしております。来月末までフロントラインキャンペーンを実施しておりますので、是非ご利用下さい。またわんちゃんにはテレビCMでも放映されているネクスガードスペクトラというフィラリア・ノミ・マダニ・消化管内寄生虫を一度にまとめて予防できるチュアブルタイプの薬も取り扱っておりますので、興味がある方はお気軽にお声掛け下さい。
動物看護師 浅見


ごあいさつ(2017/04/10)

4月から勤務しております、獣医師の白石春奈と申します。大学では麻酔学について学んでいました。大学で学んだことを活かし、わんちゃん、ねこちゃんと飼い主様がより良い生活を送る手助けができるよう頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします。
獣医師 白石

そのお水大丈夫?(2017/04/07)

暖かくなり、散歩や日向ぼっこが楽しい時期になりました。お水も美味しく感じる季節ですが、 お散歩先やご自宅でワンちゃんネコちゃんに、 水道水よりちょっと贅沢にミネラルウォーターを、と思って与えていませんか。 実はミネラルウォーターはその名の通りミネラルが豊富に含まれており、「尿結石」の原因である物質も多く含まれています。犬猫の身体は人と必要なミネラルのバランスが異なるため、尿への排泄が多くなり尿結石症のリスクが上がります。尿結石症は、手術が必要になることもあるので、予防のためにも水道水を与えましょう。
動物看護師 山口

ごあいさつ(2017/04/04)

4月から勤務しております、獣医師の池田紘子と申します。大学では特に血液学、腫瘍学の勉強をしてまいりました。大学で学んだ事を生かし、わんちゃん、ねこちゃんだけでなく、飼い主様に寄り添った診察・治療が出来るよう努めてまいりたいと思います。どうぞ宜しくお願いいたします。
獣医師 池田

診察室でおやつをあげましょう(2017/03/31)

当院では、待合室や診察台の上で、スタッフからおやつをあげさせて頂く場合があります。わんちゃん達にとって、病院の中、特に診察台の上は、注射をされたり身体の色々なところを触られたりする場所であり、苦手な子が多い現状があります。そのため、待合室や診察台の上でおいしい物を食べてもらう事で、診察台に乗るとおいしい物がもらえる=診察台の上は良い事が起こる場所(恐い場所ではない)と経験してもらう事ができます。診察台の上を好きになってもらうために、ご来院時に大好きなおやつもしくは、いつも食べているフードをご褒美として持ってきてあげて下さい。
動物看護師 天川

犬の膿皮症(2017/03/28)

ワンちゃんで最も一般的な皮膚病に、皮膚の細菌が増殖して引き起こす「膿皮症」があります。症状の特徴は、皮膚を痒がり、円形状のかさぶたと脱毛、湿疹や膿疱が挙げられます。最も多発する時期は高温多湿な梅雨~夏ですが、温かくなり始める春から徐々に膿皮症で来院されるワンちゃんが増加します。膿皮症の原因には、皮膚のバリア機能が弱い体質(アトピーやアレルギー等)が関係していることが多く、その場合は根本的な皮膚ケアの見直しが必要です。皮膚のケアには食事療法やシャンプー(頻度変更やシャンプー剤の選択)、サプリメント、お薬等、様々な方法があり、患者さんによって適切な方法は異なりますので、ぜひ一度ご相談下さい。
獣医師 中川

換毛期はブラッシング強化(2017/03/24)

季節の変わり目に動物は換毛期を迎えます。換毛期は日照時間と気温が関連して起きると言われ、寒くなると夏毛が抜けて保温性の高いアンダーコートが多く生え、暖かくなるとアンダーコートが抜け、密度が薄く通気性のいい夏毛が生えてきます。被毛が大量に抜け変わる事で、毛玉が出来やすくなり、放っておくと通気性が悪く、皮膚病などのトラブルの原因になります。予防の為にはブラッシングをこまめに行い、皮膚の環境を整えてあげましょう。
看護師 上原

草花の誤食に要注意!(2017/03/21)

だんだんと暖かくなり春の訪れを感じる季節になりました。わんちゃんが色とりどりの草花の中で楽しそうにしているだけで、私たちもなんだか楽しくなりますよね。しかし、注意してください。わんちゃんからちょっと目を離した隙にその草花を食べてしまうかも知れません。チューリップやスズランなど春に咲く花の中にはその美しさに反して、わんちゃんにとって毒性のあるものがあります。嘔吐や下痢だけでなく、時には痙攣などの重篤な症状を引き起こすものもあり注意が必要です。一度、お散歩コースや庭に咲く草花に毒性が無いかを調べてみてはいかがでしょうか。そしてもし、万が一毒性のある草花を食べてしまったらすぐにご来院ください。
獣医師 原田

フィラリア検査をしましょう(2017/03/16)

3月に入り、フィラリア検査の季節がやって来ました。命にも関わるフィラリア症は予防が重要となりますが、その前に前年度の予防がしっかりと出来ているか確認の検査が必要となります。フィラリアに感染していることを知らずに予防薬をあげてしまうと、フィラリアが血管に詰まってショックやアレルギーを起こすことがありとても危険です。それを防ぐためにも、フィラリアに感染していないか毎年検査をしましょう。検査は大きく分けると2つの方法があり、フィラリアの幼虫を検出するものと、成虫を検出するものに分かれます。幼虫の検査は、血液を直接顕微鏡で見て検出し、成虫は検査キットを用いて、血液中に成虫が放出している物質を反応させることにより検出します。幼虫の検査のみだと正確性に欠けると言われているため、当院では両方の検査でダブルチェックを行っております。また今月は、フィラリア検査と共に全身の血液検査が通常よりお安く出来るキャンペーンも行っております。この機会に健康チェックも一緒に行ってみてはいかがでしょうか?
動物看護師 松本

猫の腎臓病(2017/03/13)

高齢猫のおよそ3割は腎臓病になるといわれています。腎臓病の初期は、ほとんど症状がみられず、水をたくさん飲む、尿の量が増える、食欲が落ちるなどの症状が現れる頃には、すでに病気はかなり進行しています。傷ついた腎臓は元に戻ることはなく、病気は徐々に進行していきますが、定期健診により早期発見できれば進行を遅らせたり、症状の緩和が可能です。猫の1年は人の約4年分に相当します。中高齢猫は最低でも半年に1回の健康診断を受け、病気を早期発見・早期治療できるようにしましょう。現在当院では、血液検査のキャンペーンを行なっています。お得な内容となっていますので是非ご活用ください。
獣医師 臼井

体型をチェックしよう(2017/03/10)

本文:ご自宅のわんちゃん、ねこちゃんの体型をチェックしていますか。おうちの子が太っているか、標準か、痩せているかは、毎日一緒にいると案外気づきにくいものです。体型の評価にはボディコンディションスコア(BCS)と呼ばれる指標があります。わんちゃん、ねこちゃんの種類や体格によって若干の違いはありますが、9段階評価の場合はスコア4・5が標準体型、1が削痩、9が肥満という評価になります。スコア5の評価は以下の通りです。

・体を横か ら見て尾に向かって腹部の吊り上がりがある
・体を上から見て肋骨の後ろに腰のくびれがわずかにみられる
・胸やわき腹を力を入れずに触り、肋骨が数えられる

体を触るだけで体型の変化にいち早く気づくことができ、肥満予防や病気の早期発見にもつながります。ご自宅でも体型のチェックを行ってみましょう。
動物看護師 園部

上部気道疾患(2017/03/07)

先日、上部気道疾患に関するセミナーに参加して参りました。上部気道とは、鼻孔から咽頭、喉頭、気管までを指します。上部気道のトラブルは短頭種犬、トイ種に多いものの、柴犬、ダックスフント、レトリバー系の子などにも見られます。ガーガーと音を出して呼吸をする、いびきをかく、咳込みやすい、などは典型的なサインです。また、猫は日常的に咳をすることが少なく、する場合はより深刻なことがあります。呼吸器疾患は緊急性が高く、迅速な診断と治療が求められます。今回のセミナーで得られた知識や技術を診療に役立てるよう努めてまいります。
獣医師 土肥

シャンプーについて(2017/03/04)

皆さんはお家でわんちゃんのシャンプーをしていますか?被毛や皮膚を綺麗にすることで臭いが軽減し、また皮膚炎を改善させることも出来るため、当院では月に1~2回程度、体を洗ってあげることをお勧めしています。ご自宅でシャンプーをする際は、以下の点に気をつけて行ってみて下さい。

①シャワーの温度は37~38度にし、人がぬるいと感じる程度にすること。
②シャンプー剤は必ずわんちゃん用のものを使用する。
③シャンプー剤が体に残ると皮膚炎などの原因にもなるので、すすぎは念入りに行う。
④シャンプーの後はドライヤーで毛の根元から乾かす。

また長毛の子は、シャンプー前にブラッシングをし、毛玉や抜け毛を減らしておくことでシャンプーやドライヤーをかける時間を短縮することができます。当院でも、わんちゃんにあったシャンプー剤のご提案をしています。ご興味のある方はお気軽にスタッフまでお尋ねください。
動物看護師 高橋

鼻水の原因(2017/02/27)

花粉症の方にとっては、鼻水が多く出る辛い季節がやって参りました。この時期には、ワンちゃんにも同様に鼻水が出ているのは花粉症等のアレルギーや風邪ではないか?という相談を多く受けます。ワンちゃんの場合、透明でサラサラした鼻水であれば生理的なものでほとんど心配はいりません。しかし、鼻水の色が黄色や粘稠性が高いものは、病気が原因で出ている場合もあります。原因には、感染症、鼻の腫瘍、歯周病、アレルギー等、様々な原因が考えられます。鼻水が出ていた場合、次のポイントに注意してチェックしてみて下さい。

■黄色〜緑色をしているか
■ドロッとしているか
■鼻水に血が混じっているか
■片側の鼻の穴から出ているか、両側から出ているか
■いつもどんな時に出るか(季節性があるか、家の中か外か等)

鼻水が出続ける場合、ぜひ以上のポイントに注目して獣医師にご相談下さい。
獣医師 中川

肛門腺絞り(2017/02/23)

皆さんはご自宅のワンちゃんネコちゃんに肛門腺絞りを行っていますか?肛門腺は肛門の両脇、時計でいうと4時と8時の位置に存在し、それぞれ肛門嚢と呼ばれる小さな袋が形成されています。袋の中には分泌液が溜まるようになっており、かつては肛門腺の臭いを付けることで自分のテリトリーを示すなどの役割を担っていたと言われています。排便時に一緒に絞り出せる子もいますが、肛門周囲の筋肉が発達していない小型犬や高齢の動物などでは分泌液がうまく排泄されず、溜まりすぎると肛門嚢が炎症を起こしたり、破裂してしまうことがあります。肛門腺を絞る際は、尾を片方の手で頭側に持ち上げ、肛門を時計の中心に例えて4時と8時の位置に触れる肛門腺を親指と人差し指で下側から肛門に向かって押し上げることで絞ることができます。月に1回は絞ってあげましょう。ご自宅で行うのが難しい場合は、当院でも絞ることができますのでスタッフまでご相談ください。
動物看護師 大西


気管虚脱(2017/02/22)

皆さんの愛犬は咳込むことはありませんか?動物における咳の原因は様々です。犬では人間と異なり風邪や空気の乾燥が原因で咳をすることは少なく、心臓に問題が隠れている場合や、気管や肺に原因がある場合などがあります。咳を起こす代表的な気管の病気に気管虚脱があります。気管虚脱とは、気管が押し潰されて空気の流れが悪化する状態を指します。気管とは喉と肺を結ぶホースの様な器官で、軟骨によりその形が保たれています。しかしこの軟骨が本来の形状を保てずに潰れて空気の通り道が狭まってしまうと咳を起こします。ポメラニアンやトイプードル、ヨークシャーテリアなど小型犬に多く、遺伝的な背景や栄養学的な問題があるとされています。根本的な治療には手術が必要ですが、多くの場合は飲み薬で症状をコントロールすることができます。また、激しい運動や首への負担を避けること、体重管理を行うことなどは予防の為にも重要です。今回は犬の咳、特に気管虚脱に関してお話ししました。しかし、前述のように実際の咳の原因は心臓や肺にあることや、これらが混在していることなど様々です。愛犬が咳込んでいたら、安易に様子を見ずにご来院下さい。これらの病気のサインかもしれません。
獣医師 原田

トリマーさんの募集(2017/02/18)

当院では豊玉病院と石神井病院で一人で一頭仕上げられるトリマーさんを募集しています。トリミングルームが広く、スタンドドライヤーも完備しているため、トリミングしやすい環境となっています。飼い主様からのご要望が多く、高齢な子や体調の悪い子も安心してトリミングを受けられる施設を一緒に目指して下さる方を募集しています。
ご興味のある方は03-5912-1255まで、お気軽にご連絡ください。

歯磨きは出来ていますか?(2017/02/16)

皆様のワンちゃん、ネコちゃんは、毎日歯磨きをしていますか?歯に付いた歯垢(細菌のかたまり)は、3日で歯石になると言われており、一度歯石が出来てしまうと歯磨きでは落とすことが出来ない為、全身麻酔をかけて除去をする処置(スケーリング)が必要となります。キレイな歯を維持する為には継続的な歯磨きが重要となります。ポイントは、無理矢理行うのではなく、歯磨きを好きになってもらう練習から始めて頂くことです。

①口周りを触る
②唇をめくる
③歯と歯茎の間を触る
④歯ブラシやガーゼを当てる
⑤歯ブラシやガーゼでこする

上記のように、ごほうびを使いながら段階を踏んで練習をしていき、慣れたら次のステップに進むようにしましょう。また、どうしても歯磨きが難しい場合は、毎日歯磨きガムを食べたり、歯磨きペーストを舐めたりするだけでも効果が期待出来ます。当院でも様々な商品を取り扱っており、2月中はお得なキャンペーン価格で販売しています。ご不明な点、ご相談などございましたらお気軽にお問い合わせください。
動物看護師 佐藤

犬の潜在精巣と精巣腫瘍の関連性(2017/02/13)

オスのわんちゃんの精巣(睾丸)は、人と違い生まれた時にはお腹の中に留まっています。通常、精巣は生後1~2ヵ月で陰嚢(袋)の中に降りてきて左右共に触れるようになります。しかし、中には片側もしくは両側の精巣が正常に降りて来ず、お腹の中や皮膚の下に留まってしまうことがあります。これを「潜在精巣(せんざいせいそう)」と呼びます。潜在精巣の問題点は、将来腫瘍化する可能性が非常に高い確率であり、その確率は正常な精巣の13倍とも言われています。このことから、潜在精巣を持つわんちゃんは早期に精巣を摘出する事が推奨されます。御自宅に未去勢のわんちゃんがいる方は、陰嚢の中に左右の精巣が入っているか一度触ってみて下さい。万が一、どちらかもしくは両側共に触れない場合は、一度病院に御相談下さい。また、潜在精巣ではないわんちゃんでも、精巣腫瘍が発生することがあります。精巣に発生する腫瘍の中には、全身に影響を及ぼす可能性のある悪性腫瘍も含まれます。片方の精巣が大きくなってきた場合は、お早めに病院を受診して頂くことをお勧め致します。
獣医師 大塚

ペットドック(2017/02/10)

ご自宅のわんちゃん、ねこちゃんは人の年齢に換算すると何歳になるかご存知でしょうか?小型・中型犬、猫は1歳で人の20歳、1歳以降は1年で約4歳ずつ歳を取る計算になります。また大型犬は2歳で20歳、その後は1年で約7歳ずつ年を取る計算になります。例えば7歳の小型犬は人に換算すると44歳となります。このようにわんちゃん、ねこちゃんは1年で人の4〜7年歳を取るため、当院では年に1回の健康診断をお勧め致します。何も問題の無い元気な状態の結果を把握しておくことも、健康管理の一つです。また一見健康そうであっても、気づかぬうちに病気を患い、進行している可能性があります。早期発見するためにも定期的に健診を行いましょう。今月はペットドックキャンペーンを行なっておりますので、この機会に是非ご検討下さい。
動物看護師 浅見

関節のケア(2017/02/07)

寒い日が続きますが、ペットの動きや活動性に変化はないでしょうか?人の関節炎患者は気圧の変動や気温の低下が起こると関節組織の圧力の変化や血流の悪化により、痛みや不快感を感じやすくなると言われています。動物でも関節炎患者は多く、1歳以上の成犬の20%、12歳以上の高齢猫の90%は、関節炎を患っていると報告されています。関節炎の動物には関節軟骨の保護成分であるグルコサミンやコンドロイチン硫酸の摂取が、痛みの軽減やしなやかな動きの改善に効果があることがわかっています。これらはサプリメントの摂取で補うことが可能です。ぎこちない動きをする、肥満気味、関節疾患の動物に使用することをお勧めします。サプリメントが苦手な動物には関節疾患用の療法食を食べることで関節保護成分を摂取が可能です。様々なサプリメントや療法食のご用意がございますので、詳しくはスタッフにお声がけください。
獣医師:臼井

シニア犬の運動と遊び(2017/02/02)

年を重ねるごとに愛犬の身体は変化していきます。愛犬がゆったりとした毎日を過ごす環境を整えることも大切ですが、適度な運動や遊びを加えることも必要です。シニア犬にとって、五感を刺激することは衰えていく感覚器のトレーニングにもなり、脳の活性化にもつながります。もし、五感の中ですでに衰えている器官があったとしても残された感覚器を使って楽しい時間を過ごすことができます。例えば、散歩中に草木の匂いを嗅ぐ、穴を掘る、土や落ち葉の上など色々な素材の地面を歩く等も良い刺激となります。
しかし若いときと違い、シニア犬にとっては少しの無理が大きな負担になることがあるので、まめに休憩をとるようにしましょう。
健康を保つために、シニア犬にとっての運動と遊びのコツをつかみ、充実した生活を楽しみましょう。
動物看護師 鈴木

膵炎(2017/01/31)

膵臓は、膵液と呼ばれる消化液を十二指腸に分泌すること、血糖値を調節するホルモンを血液中に分泌することの2つの役割を持っており、生命の維持に不可欠な器官です。膵炎は、膵液で自らの組織を消化してしまうことによって炎症が起こる状態を言います。根本的な原因はわかっていませんが、高脂肪食、肥満、急激な食事内容の変化、外傷、ある種の薬品や毒物(殺虫剤など)の摂取、感染症など膵臓に何らかの刺激が加わった場合に発症する可能性が高まります。急性膵炎では腹痛、発熱による元気消失、食欲低下、嘔吐や下痢、脱水などが見られます。慢性膵炎では、下痢や嘔吐が長期間続いたり、急性膵炎に似た症状が間欠的に認められます。特効薬はなく、早期発見をして炎症を取り除きそれ以上悪化させないための治療を行いますが、膵炎は時として命も奪う恐ろしい病気です。予防として、栄養バランスのとれた食事を与え、脂肪分の多い食事やおやつを与え過ぎないこと、また肥満にならないよう適度な運動、適切な食事回数と量を心掛けることが大切です。
獣医師 土肥

腫瘍外科セミナー(2017/01/29)

「動画解説で理解する腫瘍外科セミナー Part 2」に参加してまいりました。尿道瘻造設術および尿道脱出がテーマで、腫瘍や尿結石で機能温存が困難な尿道を変更する方法と尿道脱の対応手術を学ぶことができました。尿の出が悪い、血尿や頻尿、排尿時に鳴くといった排尿痛などの症状は、膀胱や尿道などの下部尿路疾患のよく見られる症状です。尿路結石で尿路がつまってしまって、排尿ができなくなると生命を脅かす危険もありますので、上記の症状が認められる場合は、お早目にご相談ください。今後もセミナーで得られた知識や技術を診療に役立てるよう努めてまいります。
獣医師 臼井

ライフスタイルや体調に合わせた食事管理(2017/01/27)

愛犬愛猫にはどんな食事をあげていますか?犬猫は年齢によって必要な栄養分が変わっていきます。例えば、子犬は体重当たり成犬の約2倍の栄養を必要としますが、成犬になり避妊去勢を済ませると必要なカロリー量は30%減ります。そして、年をとるにつれ、基礎代謝は低下していき、若いときと同じ食事では太りやすくなったり、内臓に負担がかかることがあります。また、若くても下痢をしやすかったり、 アレルギーを持っていたり、血液検査で異常値が出た場合等は、その症状や病気に合わせた食事が必要となります。いつまでも元気でいてもらうために、一度食事について見直してみてはいかがでしょうか。フードでお困りの方は、スタッフまでお声かけ下さい。
動物看護師 山口


食道につまりやすいおやつに注意(2017/01/23)

犬におやつやご褒美として、硬いジャーキーやガム等を与える方も多いでしょう。しかし、ジャーキーやガムは、大きいまま丸呑みしてしまうと食道に詰まりやすく、与える際には注意が必要なおやつです。食道に詰まってしまった場合、迅速に食道の閉塞を解除するために内視鏡下による処置や、場合によっては外科手術が緊急的に必要になる場合があります。その為、与える際は以下の点に注意して下さい。

・小さいサイズに切ってから与える
・初めておやつを与える時は食べ終わるまで様子をしっかり見る
・なるべくジャーキーやガムを避けて、ボーロやビスケットタイプのものに切り替える

万が一、ジャーキーを食べた後に、咳や苦しそうな様子で嘔気を繰り返したり、呼吸がし辛そう、と感じられることがありましたらすぐに病院ご相談下さい。
中川

パピークラス(2017/01/20)

当院では、6ヶ月までの子犬を対象にパピークラスを開催しています。パピークラスでは、「社会化」という今後出会う可能性のある様々な環境に慣らす事や、「ハンドリング」という全身を触られる事に慣らす事を中心にご紹介しています。これらの練習は大人になってからでは何十倍もの時間や労力が必要になるため、子犬の時期から行う事が重要です。また、この時期に十分な社会化を行い、飼い主様にしつけの考え方について学んで頂く事で、問題行動の予防や、強い信頼関係の構築が可能です。将来的に、わんちゃんとより良い関係を築く事ができるよう、子犬の頃からたくさんの刺激や環境に慣らしてあげましょう。次回のパピークラスは2月5日から開催予定です。詳しくはスタッフまでご相談 下さい。
動物看護師 天川

「逆くしゃみ」をご存知ですか?(2017/01/17)

わんちゃんが突然立ち止まってブタのように鼻を鳴らし、苦しそうにすることはありませんか?それは逆くしゃみかもしれません。

言葉で表現するのは難しいですが、逆くしゃみは発作的に鼻から急激に息を吸い込む動作を繰り返す症状を指します。起こしている間はまるで喉に何か詰まったかのように苦しそうにしますが、数秒で落ち着き、その後は何事もなかったかのようにケロッとしていることが殆どです。

軟口蓋過長や異物、喉元の過敏症が関与していることがあるとされていますが、原因不明であることが殆どです。

小型犬に多くみられ、特にチワワが有名です。若齢でみられることが多く、生涯みられることも少なくありません。しかし、逆くしゃみが原因で死ぬことや、他の疾患を引き起こすことはありません。

応急処置としては、逆くしゃみ中に喉元をマッサージすることが挙げられます。マッサージで嚥下を誘発させることにより逆くしゃみを止めることが出来るかもしれません。

以上の様に、逆くしゃみは命に関わることの少ない問題ですが、発作や咳など間違えやすい別の症状である可能性もあるので注意が必要です。わんちゃんに上記の症状がみられたら安易に逆くしゃみと判断せず、一度ご来院ください。その際、わんちゃんが症状を起こしている動画をお持ち頂けると、診断の助けになるでしょう。
獣医師 原田

冬の皮膚管理(2017/01/12)

冬は気温が下がり空気が乾燥し、細菌が増殖しにくい環境になる為夏場に多く見られる細菌感染による皮膚疾患が少なくなります。しかしながらこの季節は乾燥肌によるフケ・痒みの症状が多く見られ、この皮膚の問題を抱えると内服や注射の治療が必要になる場合があります。皮膚のトラブルは、日頃から皮膚を気にしていないか観察することや、シャンプー・ブラッシングを行う過程で早期に気づくことが出来ます。乾燥肌の対策・管理として保湿剤の含まれたシャンプーや、コンディショナーを使う事がお勧めですので、日頃のお手入れでお悩みの際は、お気軽にスタッフまでご相談下さい。
看護士 上原

子宮蓄膿症(2017/01/09)

子宮蓄膿症とは、子宮に膿が溜まる疾患で、避妊手術をしていない中~高齢の雌犬に多く発生します。元気・食欲の低下や消失、陰部からの排膿、多飲・多尿(飲水量の増加や尿量の増加)、嘔吐・下痢等の症状を示します。子宮蓄膿症は、重症の場合は亡くなることもある怖い疾患であり、早期に卵巣および子宮を外科手術により摘出する治療を行う必要があります。発情から約1~2ヶ月後に発症することが多いとされているので、その時期には特に体調の変化に注意して下さい。子宮蓄膿症やその他の子宮・卵巣疾患の予防にも繋がるため、手術の際の麻酔のリスクが低い健康な時に避妊手術を受けて頂くことをお勧め致します。
獣医師 大塚

体重管理(2017/01/06)

皆様、年末年始はいかがお過ごしでしたか?正月太りという言葉がありますが、最近ではワンちゃん・ネコちゃん用のおせち料理等もあり、人だけに当てはまる言葉ではないかもしれません。肥満は体に様々な悪影響を及ぼします。関節や心臓、呼吸器への負担、糖尿病になるリスク等様々です。そのため、健康を保つには適切な体重管理が重要となります。ワンちゃん・ネコちゃんの体重管理は運動では難しく、食事管理が主になります。体重が増えてきたと感じたら、少しずつおやつを減らす、食事をダイエット用に変えてみる等工夫してみましょう。院内でもダイエット用の食事やおやつを取り扱っていますので、お気軽にスタッフまでご相談下さい。
動物看護師 松本

歯周病予防(2017/01/03)

犬猫の歯周病の罹患率は非常に高く、3歳上の犬猫では約8割、またデンタルケアを行っていない成犬・成猫では9割以上とも言われています。歯周病は進行すると歯の周囲の組織が破壊され、歯が抜けていく病気ですが、近年、動物においても歯周病病原菌が心臓や腎臓、肝臓などの他臓器に影響を与え病気を起こす可能性があることもわかっています。歯周病の最も重要な予防法は、毎日のデンタルケア(歯磨き)です。いつまでも健康で長生きするためにも日常の習慣にしていきましょう。1月・2月は口腔内ケアキャンペーン中で、歯磨きペーストやデンタルガムなどのデンタルケア用品がお求めやすくなっています。また歯科処置も同時にキャンペーンを行ってますので、ぜひご活用ください。
獣医師 臼井

新年、明けましておめでとうございます(2017/01/01)

昨年も多くの皆様にご来院頂き、誠に有難うございました。当院には、獣医師同様に大学で学生の教育と研究を続けている看護師がおりますが、彼女達の力もあり看護医療の質が向上し続けております。今年も獣医師と看護師が支え合い、更なる治療成績の向上、また皆様に喜ばれる動物病院を目指して、チーム一丸となり努力を続けて参ります。 
院長 本渡


2016年(7月〜12月)


ネコちゃんのトイレ環境(2016/12/30)

冬はネコちゃんの泌尿器疾患が増える季節です。寒くなると、飲水量が減ったり、寒さからトイレに行くことを我慢してしまう事で、膀胱内に長時間濃い尿が貯留し、膀胱炎や尿石症になる可能性が高まります。泌尿器疾患になるリスクを減らすために、以下のような、快適なトイレ環境を作ってあげましょう。

・トイレの設置場所は、ネコちゃんの普段の生活スペースに出来るだけ近くする
・極力暖かい場所にトイレを設置する
・トイレの数を増やしたり、こまめにお掃除してあげる

トイレ環境を今一度見直し、健康に過ごせる環境作りを心掛けましょう。
動物看護師 園部

消化器症状に注意(2016/12/26)

早いもので今年も残りわずかとなりました。年末年始は嘔吐や下痢・食欲不振といった消化器症状で来院する子が増加します(アニコム損保調べ)。来客やイベントなど(不慣れな人が与えてしまう、パーティーの食べ残しを盗食してしまう等)で人の食べ物を食べてしまう機会が増えたり、普段の生活リズムとのちょっとした違いが身体的・精神的なストレスとなりお腹を壊すようです。チキンの骨やプレゼントのリボンなどの異物は命に関わる重大事故につながる可能性もあります。体調万全で年末年始を過ごすために、出来るだけ普段通りの食事と生活リズムを心掛けて下さい。
獣医師 土肥

フィラリア薬について(2016/12/23)

フィラリアのお薬は毎月しっかりと飲ませていますか?フィラリア薬の投薬期間は蚊の活動開始1ヶ月後から活動終了1ヶ月後までです。蚊が居なくなる1ヶ月後まで投薬が必要な理由は、フィラリア薬が「予防」ではなく感染後の「駆虫」のお薬であるためです。11月に蚊に刺されフィラリアに感染し、その後お薬を飲み忘れてしまった場合、フィラリアが体内で成長し、やがて心臓に寄生して、最悪の場合死に至る恐れがあります。そのため、蚊が見られなくなった後の投薬が最も大切です。練馬区では11月まで蚊が見られるため、当院では5月~12月までの投薬をおすすめしています。最後までお薬をしっかり飲ませて、フィラリアを予防しましょう。
動物看護師 高橋

腫瘍外科学セミナー(2016/12/22)

「動画解説で理解する腫瘍外科セミナー」に参加して来ました。外耳とその周辺の外科というテーマで、耳道切除や腫瘍化した唾液腺の切除、切除時おける巻き込まれた顔面部の神経の保護の仕方が主な内容で、各手術を動画を見て学ぶことができました。耳道腫瘍の多くは、慢性外耳炎に関連があると言われています。また腫瘍化していなくても管理が難しい慢性外耳炎は耳道切除が必要な場合があります。コッカースパニエルやレトリバー種などの垂れ耳の犬種は、日頃から注意して耳のケアを行いましょう。痒みが強かったり、炎症による赤みが認められる場合は治療介入が必要ですのでお早目にご相談ください。今後もセミナーで得られた知識や技術を診療に役立てるよう努めてまいります。
獣医師 臼井

年末年始のご案内

12/30(金)~1/3(火)は休診とさせて頂きます。緊急の場合のみ、10時~16時の予約診療を行います。病院により対応日が異なる為、必ずお電話でご連絡の上ご来院下さい。

対応日
豊玉病院   12/30~1/3
春日町病院  12/30、12/31、1/3 (1/1、1/2は休診)
石神井病院  12/30、12/31、1/3 (1/1、1/2は休診)

猫の皮膚炎(2016/12/20)

猫によくみられる皮膚トラブルには、食物アレルギー性皮膚炎や、皮膚糸状菌症、寄生虫感染によるものの他、ストレス性の皮膚炎も多く見られます。引っ越しをした、新しい家族が増えた、近所で工事が始まり騒音が聞こえるようになった、などの変化が原因となり、体を頻繁に舐めるという行為によって脱毛や炎症を引き起こすことがあります。ストレス性の場合や食物アレルギー性の場合、内服と皮膚炎の原因を取り除くことが治療となりますが、舐める行動が残ってしまったり、体質としてある程度の皮膚症状と付き合わなくてはならない場合も多いです。猫は通常、体を舐めてグルーミングする動物ですが、いつも以上にひたすら舐めている様子が見られたら注意が必要です。グルーミングの頻度、脱毛や皮膚炎の有無を日常的に観察し、皮膚炎等が見られた場合は、すぐにご相談下さい。
獣医師 中川

マイクロチップ(2016/12/16)

皆さんはマイクロチップをご存知ですか?マイクロチップとは、直径約2mm、長さ約10mmの円筒形の電子標識器具のことで、専用の針を用いて動物の首の後ろ辺りに埋め込みます。マイクロチップにはそれぞれ番号が記録されており、専用のリーダーで読み取ることで、その動物や飼い主の情報を知ることができます。リーダーは全国の保健所や動物病院に置かれているため、迷子や地震などの災害で離ればなれになってしまっても、マイクロチップを入れていることで飼い主の元に戻ってくる可能性が高くなります。また、首輪に付ける迷子札と違い、破損や紛失の心配もありません。当院でもマイクロチップを装着することが可能です。気になる方はスタッフまでお声がけ下さい。
動物看護師 大西

セミナー報告(2016/12/13)

先日、FUJIFILM主催の神経学セミナー 「眼球震盪する犬と猫」に参加してきました。眼球震盪、すなわち眼振は前庭症状の1つで、眼が左右や上下に揺れる症状を呼びます。前庭とは平衡感覚を司る複数の器官の総称を指し、脳幹から耳へ走る内耳神経がその働きの中心を担います。さらに、その経路のどこが障害されるかによって少しずつ症状が異なります。犬では加齢による前庭障害のほか、内耳神経の末梢(脳から離れた部分)での障害、特に中耳炎・内耳炎に由来する前庭障害が多くみられます。前庭障害は病変部位の特定と原因の鑑別が予後を占う際にとても重要です。本セミナーは病変部位の特定を中心としたもので、直ちに現場で役立つ内容でした。今回の内容を院内勉強会を行うことで獣医師間で情報共有し、日常の診療に役立てて参ります。今後ともよろしくお願い致します。
獣医師 原田

観葉植物に注意(2016/12/09)

クリスマスシーズンに入り、ポインセチアやシクラメン等、季節を感じられる植物が多く見られる時期になりました。実はこれらの観葉植物には有毒な成分が含まれており、動物が誤って食べてしまうと嘔吐や下痢、神経症状等を起こしたり、最悪の場合亡くなってしまうこともあります。その為、お家に飾られる際には動物が食べてしまうことがないよう、置く場所や部屋を工夫しましょう。万が一食べてしまった場合はすぐに動物病院へご相談ください。
動物看護師 佐藤

乳歯の生え変わり(2016/12/03)

犬・猫も、人と同様乳歯から永久歯への生え変わりがあり、通常生後約5~7カ月齢の間に全ての歯が永久歯へと生え変わります。しかし、中には生後7か月を過ぎても乳歯が抜けずに残ってしまう“乳歯遺残”と呼ばれる状態になる子がいます。乳歯遺残は小型犬に多く認められ、永久歯が正しい位置に生えず噛み合わせが悪くなる、隣り合った永久歯との間に歯石が沈着し歯周病になる等、様々な口腔内のトラブルの原因となります。このような問題は、遺残した乳歯の抜歯を行うことで未然に防ぐことが出来ます。生え変わり時期の子犬・子猫がいる御家庭は、一度お口の中を見てみて下さい。ご質問・ご不明点がありましたら、どのようなことでもお気軽に御相談下さい。
獣医師 大塚

猫の甲状腺機能亢進症(2016/11/28)

中高齢の猫で、飲水量の増加、下痢や嘔吐、毛並みの悪化が認められる、性格が活発になっている、たくさん食べているのに痩せている、目がらんらんとしているなどの症状がある場合は、甲状腺機能亢進症という病気を患っていることがよくあります。甲状腺ホルモンは本来、身体の新陳代謝を活発にするように働きますが、このホルモンが無秩序にたくさん分泌されてしまう甲状腺機能亢進症は、必要カロリー量が増加し、体は消耗していき、心臓や腎臓などの内臓に大きな負担がかかります。この病気は血液中の甲状腺ホルモンの濃度を調べることで診断が可能です。主に飲み薬や食餌療法によって治療・管理を行っていきます。中高齢での診断・治療がほとんどで、早期の治療が大切です。気になる方は、スタッフまでお問い合わせ下さい。
獣医師 臼井

セミナー報告(2016/11/25)

先日、ロイヤルカナン主催の第4回看護師サークルに参加してきました。看護師サークルとは動物看護師のスキルアップを目的に、他の動物病院の動物看護師の方々と交流を深めながら役立つ内容を学ぶ交流会です。今回の内容は好印象を与える第一印象の作り方と病院紹介でした。病院紹介では他の動物病院における診察の待ち時間や待合室の改善等に対する様々な取り組みを学ぶことができました。ある病院ではネコちゃんが来院時に出来るだけ緊張しないよう、フェリウェイスプレーを吹きかけたブランケットを貸し出す、ワンちゃんネコちゃんの待合室を分ける等、ネコちゃんに優しい病院作りを心掛けているそうです。当院でも同じような取り組みができるか検討し、患者様がより快適に病院をご利用頂けるよう努めて参ります。
動物看護師 浅見

呼吸器の病気(2016/11/22)

犬猫も人と同様、冬になり空気が乾燥するとクシャミや鼻水など呼吸器の病気を発症しやすくなります。特に猫は「猫ウイルス性鼻気管炎」と呼ばれる、人の風邪によく似た症状の病気があります。この病気はワクチン接種である程度防ぐことができますが、猫同士で簡単に感染してしまうこと、一度体内に入ってしまったウイルスは何年も生き続けること、などの理由で多くの子が発症する病気です。また、猫は鼻炎で臭いが分からなくなると食欲がなくなり体力が急激に落ちることがあるため、クシャミ、鼻水、目ヤニなどの症状が出始めた場合には早めの治療が大切です。特に子猫・高齢期の子は注意してみてあげてください。
獣医師 土肥

暖房器具に注意しましょう(2016/11/18)

日毎に寒さが増し、暖房器具が必要な季節になりました。ペットヒーターや使い捨てカイロなどは、長時間、直接体を密着させていると低温火傷をする恐れがあります。動きが鈍くなっている高齢の子や病気の子は特に注意が必要です。ペットヒーターやカイロはタオルで包むなど直接体に触れないよう配慮をすると良いでしょう。また、ストーブにより被毛が焦げてしまう、コードをかじって感電し怪我をする可能性もあります。暖房器具の周りには柵をする、コードをカバーで覆うなどの安全対策をしましょう。
動物看護師 鈴木

便秘(2016/11/15)

便秘とは、便が過度に硬く乾燥し、排便困難になったり排便の回数が減ってしまうことを言います。ネコちゃんの場合、巨大結腸症と呼ばれる病気によって便秘になることが多いです。巨大結腸症とは、大腸が拡張し、大腸の運動性が低下している状態のことを言います。原因は、骨盤骨折の不整癒合や肛門の狭窄等により便の通り道が閉塞してしまう場合もあれば、原因不明の場合(特発性)も少なくありません。便秘が重度になると、便が全く出ず、元気食欲低下、嘔吐、脱水症状等が見られます。治療は、特発性の場合は根本解決が難しく、重度の便秘症は手術となります。初期であれば、緩下剤の投薬や療法食により良好に管理できる場合もありますので、重度の便秘症になる前に、早期治療をしてあげることがとても重要です。少しでも「便秘体質かな?」と思われましたら、お早めにご相談下さい。
獣医師 中川

更新情報(2016/11/13)

前十字靭帯断裂の症例(雑種犬・9歳・去勢♂)をアップしました。本症例は人工靭帯を用いて膝関節の安定化させる関節外法の一つであるタイトロープ法を実施しています。タイトロープ法は等尺点(iometric point)を保つ位置に人工靭帯を設置することができ、人工靭帯の緩みが最小に抑えられ、膝関節がより安定化されると報告されています。当院では、動物の大きさや飼育環境、状態に合わせて前十字靭帯断裂の治療法を選択しています。前十字靭帯断裂は早期の治療介入が、その後の罹患肢の機能の向上につながります。気になる方はお早めに御相談下さい。
獣医師 臼井

学会発表(2016/11/12)

先日、第6回動物看護大会で、【学内基礎動物看護実習の教育検討】について、一般演題発表を致しました。本研究では、大学の演習授業において、インターネットを利用した学習コンテンツである「オンディマンドラーニング」と、動物看護技術を自主練習できる環境は、学生の技術習得に影響があるかを検討しました。学生にとって両者ともに、自己学習の動機づけとなっていることがわかりました。また、成績上位者はオンディマンドラーニングの利用回数が多い事から、技術の知識習得にオンディマンドラーニングが有効なことが示唆されました。今後も、未来の動物看護師を育てるために、学生への動物看護技術習得をどのように支援するべきなのか研究を進めたいと思います。
動物看護師 山口

シニア健診のすすめ(2016/11/09)

獣医学の進歩により、動物の寿命は飛躍的に伸びました。以前は10歳を迎えることは稀だった動物たちが、近年ではその年齢を優に超えていても元気にしている、そんな姿を見ることは珍しくありません。しかし、一見、元気そうに見える動物たちでも、実は病気が隠れている可能性があります。特にシニア期と言われる7歳以上は、人間でいう40歳を超えた年齢に相当します。関節や内臓機能の衰えなど、老化による変化が少しずつでる子も少なくありません。動物たちは言葉を話せないので、病気の初期症状をみつけることは困難です。明らかな症状が出るまで気づかれないことが殆どで、気付いた時には既に手遅れになっていることも多々みられます。犬や猫の1年は、人間の4〜6年に相当すると言われています。つまり、年に1回の健診でも動物にとってみれば人間の4〜6年に1回の検査と変わりません。今月は7歳以上のシニア期のわんちゃん、ねこちゃんを対象にシニア健診キャンペーンを設けています。高齢期に起こりやすい病気がチェックできるコースを用意しています。是非この機会にご検討下さい。1人ぼっちで病気と闘わせないためにも、年に1回は健康チェックをしてあげましょう。
獣医師 原田

わんちゃんの認知症予防(2016/11/05)

わんちゃんの認知症予防について考えた事はありますか?近年、動物の高齢化に伴い、認知症になる子が増えている現状があります。
認知症予防のポイントは、

①散歩をする
②スキンシップを行う
③五感を刺激する遊びやトレーニングを行う
④サプリメントや食生活でサポートする

などが挙げられます。
高齢になると寝る時間が多くなります。そのため、お散歩、スキンシップ、遊びやトレーニングなどにより、様々な方法で五感を刺激してあげる事が重要です。日常的にハリのある生活を送る事で認知症予防に繋がると言われています。できるところから始めてみましょう。
動物看護師 天川

猫の食欲不振に注意しましょう(2016/10/31)

猫は、犬と違い、一気に与えられたお食事の全量を食べるのではなく、一日を通して少しずつ食べるという子が多く認められます。また、多頭飼育をされている場合も多いので、それぞれの猫の食事量や、食欲の有無を把握することが難しくなってしまうことがあります。しかし、猫が食欲不振になり、十分な量の食事を摂取出来ない状態が続くと、肝臓に脂肪が蓄積し肝機能障害が生じる、「肝リピドーシス」という病態になる危険性があります。肝リピドーシスになると、命に関わることもあるため、猫の食欲や食事量を把握することは非常に重要です。お皿の中のフードが減ったらその都度追加するので はなく、一日の分量を決める、多頭飼育の場合も、食事の時間や場所を決め、全頭の食事の様子を観察する等、食欲の有無やその他の健康状態をしっかりと管理出来るように工夫しましょう。また、肥満の猫は肝リピドーシスに陥るリスクが高いことが知られており、特に注意が必要です。食欲が落ちている様子がある場合は、お早めに病院に御相談下さい。
獣医師 大塚

季節の変わり目は体調注意(2016/10/27)

秋も随分深まり、朝晩は冷え込むようになってきました。季節の変わり目は気温が安定せず、人と同じように動物も体調を崩してしまう事があり、犬では下痢・嘔吐、猫では風邪や頻尿症状が多く見られます。この時期に体調を崩す要因として、夏バテでの内臓疲労・散歩時間が減り運動不足になった事による体力低下や、寒暖の変化に体が適応出来ずストレスがかかる事が上げられます。対策として、体調に合わせた食事管理や適度な運動での体力づくり、毛布やヒーターなどで暖を取れる環境作りをご提案で致します。また、上記の症状は慢性化してしまうと治療に時間がかかることがありますので、体調が気になるときはお早めにご相談下さい。
看護師 上原

更新情報(2016/10/24)

バーニーズマウンテンドッグの前十字靭帯断裂症例報告をアップしました(こちら)。
本症例は関節鏡下手術及び脛骨粗面前進化術(tibial tuberosity advancement:TTA)を実施しました。本症例のように、比較的若齢において、靭帯を痛めてしまう大型犬によく遭遇します。前十字靭帯断裂により膝関節は安定性を失い、膝関節内の半月板を痛めることが多く、痛みを伴い肢を使わなくなります。また断裂後は進行性の2次性の骨関節炎を発症し、肢の機能は時間とともに著しく低下していき改善に向かうことはありません。早期の診断・治療が罹患肢のより良い機能回復を促します。歩き方がおかしい、お座りがきちんとできないなどの症状が見られる場合はお早めにご相談ください。
獣医師 臼井

誤食に注意(2016/10/20)

ご自宅のわんちゃん・ねこちゃんの飼育環境を思い出してみて下さい。物が床に落ちていたり、ボロボロのおもちゃやタオルを使用したりしていませんか?このような環境は、わんちゃん・ねこちゃんが誤って異物を飲み込み、食べてしまう原因になります。食べた物によっては、便と一緒に出てくる事もありますが、胃や腸に詰まる・刺さる、腸を巻き込んで壊死させてしまう等、緊急手術に繋がる場合や、中毒を起こす可能性もあります。これらの誤食は、わんちゃん・ねこちゃんの手や口が届く場所に物を置かない事で防ぐ事が出来ます。物をきちんと片付ける、壊れた物は使わない、ゴミ箱には蓋をつけて固定する、コード類はまとめてカバーを付ける等、誤食をさせない環境作りを工夫してみましょう。
動物看護師 松本

毛球症(2016/10/17)

毛球症とは、猫が毛づくろいで自分の体を舐めた時に飲み込んだ毛が、胃や腸などの消化管内にたまることで、食欲の低下、吐き気、便秘などの症状が現れる病気です。飲み込んだ毛は消化されないので、通常であれば自力で吐き出す、もしくは便に混じって排出されます。しかし、長毛種の猫や換毛期で抜け毛の多い時期、過剰なグルーミングで飲みこむ毛の量が多くなった場合、高齢期や何らかの病気で胃腸の働きが低下し、飲みこんだ毛をうまく排泄できない場合などに発症します。秋は換毛の季節。予防として、こまめにブラッシングをして抜け毛を取り除くことが効果的です。また、季節の変わり目は免疫力が落ちることから病気が起こりやすい時期です。持病を持っている子は特に気をつけてあげてください。毛玉排泄を促すフードやサプリメントもおすすめです。お気軽にご相談下さい。
獣医師 土肥

フィラリアの予防を続けましょう(2016/10/14)

皆様、フィラリアの予防は続けていますか。涼しくなってきましたが、まだまだ蚊が飛んでいるのを目にします。当院では12月まで、フィラリアの予防をおすすめしております。フィラリアのお薬は、飲んでから1ヵ月間駆除効果が持続するのではなく、前回の投薬以降に感染したフィラリアの幼虫を駆除するものです。シーズン最後の投薬を忘れてしまうとフィラリアに感染してしまう危険性が高まります。涼しくなっても投薬を止めず、12月までしっかり予防薬を飲ませましょう。
動物看護師 園部

膀胱炎(2016/10/11)

秋が深まり、肌寒い日が多くなってきました。寒い季節は飲水量が減少し、トイレを我慢する傾向にある為、膀胱炎になりやすい季節です。何回もトイレに行く、尿の色が赤い、尿がなかなか出ずに踏ん張っている、このような症状が見られた場合は膀胱炎のサインかもしれません。膀胱炎の予防策として、トイレの設置箇所を増やす、水飲み場を増やす、部屋が冷えすぎないよう温度調節をする等があります。膀胱炎症状が見られた際はすぐに病院にご相談ください。
獣医師 中川

お家で健康チェックしましょう!(2016/10/7)

わんちゃんねこちゃんの健康管理には、病院での定期的な診察や健康診断と、飼い主様が異変に気がついてあげられるということが、欠かせません。ぜひ、以下のポイントに気をつけて健康チェックをしてみてください。

①元気の有無:寝てばかりいる、動きたがらない
②トイレの様子:便が柔らかい、匂いが違う、色がいつもと違う、尿量が多い、トイレへ行っても尿が出ない
③お散歩の様子:疲れやすくなった、足を挙げている
④体型:しっかり食べているのに痩せてきている、食べる量は変わらないが太ってきた
⑤飲水量:急に飲水量が増えた、薄い尿を大量にしている

上記のポイントを観察し、少しでも当てはまる様子があれば、受診をお勧めします。また、当院では10月11月にシニア健診、血液検査キャンペーンを実施していますので、ぜひこの機会に健康診断にご来院ください。
動物看護師 高橋

症例報告(2016/10/05)

神経内科のページに、『脳腫瘍により二次的な頚部痛を認めたフレンチブルドッグの症例』を更新しました。本症例は首の痛みを主訴に来院されました。治療により改善するものの、治療を緩めるとすぐに再発しました。精査の為にMRIを行ったところ、脳腫瘍により二次的な頚部脊髄病変(脊髄空洞症)が生じていました。首の痛みは動物ではしばしばみられる問題です。元気がない、ふるえる、頭を撫でられるのを嫌がるといった症状が特徴的にみられます。痛みの原因の多くは椎間板ヘルニアとされていますが、本症例のように他の病変が隠れている可能性があります。症状の改善が乏しい時や、再発を繰り返す際は原因追及の為のMRI検査をお勧めすることがあります。なお、本症例は現在抗がん剤による脳腫瘍の治療を行っており、症状も無く経過良好である。

フードの切り替え方(2016/09/30)

成長段階に合わせてフードを切り替えたり、病気のため療法食へ変更するなど、わんちゃんやねこちゃんが今まで食べていたフードから新しいフードに切り替える機会は一生の間に何度かあるかと思います。しかし、フードを一気に変えてしまうと嘔吐や下痢を引き起こしたり、いつもと違うフードを敬遠してご飯を食べなくなってしまう場合があります。フードを切り替える際は、今までのフードに少しずつ新しいフードを混ぜていき、徐々に新しいフードの割合を増やしながら、約1週間かけて完全にフードを変更していくと良いでしょう。フードの変更に関して何かご不明な点がありましたらスタッフまでお気軽にお声掛け下さい。
動物看護師 大西

犬・猫のシニア期(2016/09/27)

わんちゃん・ねこちゃんが最近年をとったと感じることはありませんか?犬・猫は7歳頃からがシニア期と言われており、加齢により、耳が遠くなる、目が見えづらくなる、関節が痛み足腰の筋肉が衰える等、様々な変化が現れてきます。それぞれの個体の変化に応じて、ゆっくりと驚かせないように触る、滑りにくい床材に換える、食器を苦労なく食べられるものに取り替えるなど飼い主側が配慮をしてあげる必要があります。また、高齢になると、人と同様犬・猫も病気が増えてきます。老化によるものだと思っていた症状が実は病気のサインであることも少なくありません。愛犬・愛猫がシニア期を迎えたら、病気の早期発見、早期治療のためにも、定期的に健康診断を受けて頂くことをお勧め致します。10月から11月末日までシニア健診および血液検査キャンペーンを行っておりますのでこの機会にぜひご検討下さい。気になる症状がある時は、些細な事と思わず、お気軽に御相談下さい。
獣医師 大塚

おすすめのダイエット方法(2016/09/23)

今年は、夏の暑さが厳しくお散歩を控えていた為に、愛犬の体重が増えてしまったというお話をよくお聞きします。また、ダイエットを頑張っているけどなかなか体重が減らないというお悩みもよくご相談頂きます。わんちゃんやねこちゃんのダイエットは、運動量を増やすだけでは難しく、また急な運動は体に負担になってしまうこともある為、食事の内容を調節して頂く方法をおすすめ致します。お食事の量を制限する場合は、キャベツ等野菜でかさ増しをする、食事回数を増やして与える間隔を短くする(一日分の総量は変えない)、一日分の食事量を計って用意し、そこからおやつとしてドライフードを小まめに与えるといった、満足感を満たす工夫をしてあげることをお勧めします。また当院では、カロリーを制限してもタンパク質やビタミン・ミネラル等の必要な栄養素をしっかりと摂取できるよう配慮した、ダイエット用フードも取り扱っています。気になる事がございましたらお気軽にスタッフまでご相談下さい。
動物看護師 佐藤

前十字靭帯断裂(2016/09/19)

前十字靭帯とは、膝関節の中で大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)をつなぎとめる非常に重要な靭帯です。前十字靭帯断裂はわんちゃんの後肢跛行の代表的な疾患であり、中高齢の大型犬や膝蓋骨内方脱臼の罹患症例によく見られます。靭帯断裂により膝関節は安定性を失い(グラグラする)、膝関節内のクッション材である半月板を痛めることが多く、痛みを伴い肢を使わなくなります。また断裂後は進行性の関節炎を発症し、肢の機能は時間とともに著しく低下していき改善に向かうことはありません。断裂した靭帯は自然にくっつくことはなく、多くの場合手術での対応が必要です。様々な手術方法が考案されていますが、当院では術後早期から肢が使えるようになる機能的安定化術や関節包外法を実施しています。手術が困難な犬には、内科療法(体重制限・消炎剤・関節保護剤など)や理学療法を提案する場合もあります。早期の治療介入により後肢の機能はより向上しますので、後肢の歩行異常で気なる方はお早めに獣医師にご相談ください。
獣医師 臼井

秋冬のノミ・マダニ予防(2016/09/16)

ご自宅のわんちゃん、ねこちゃんは定期的なノミ・マダニ予防をしていますか?わんちゃん、ねこちゃんがノミ・マダニに刺されると激しい痒みや湿疹、脱毛等の皮膚炎、また「犬バベシア症」「瓜実条虫」等の伝染病を発症することがあります。ノミ・マダニ予防は暖かい春・夏だけで良いと思われがちですが、ノミは13度以上あれば活動でき、マダニは春・秋が発生のピークとなります。そのため、秋・冬も予防は必要です。当院ではノミ・マダニの予防を月に一度行うことをお勧めしております。今月から来月末までフロントラインキャンペーンを実施しておりますので、是非ご検討下さい。また今年からわんちゃんのフィラリア・ノミ・マダニ・消化管内寄生虫を一度にまとめて予防できるチュアブルタイプの薬も取り扱っておりますので、興味がある方はお気軽にお声掛け下さい。
動物看護師 浅見

犬と猫の糖尿病(2016/09/13)

犬猫において、近年肥満の増加とともに、糖尿病が増えていると言われています。犬と猫ではそれぞれ原因が異なりますが、一度発症すると毎日の注射や食事管理が必要となります。糖尿病は、症状がわかりにくく治療されないままでいると、白内障(犬)を合併し視力を失ったり、昏睡状態に陥るなど深刻な状態へ進行することもあり、注意が必要です。水をたくさん飲む、尿の回数が多い、食べているのに痩せてきた、食欲が増すまたは減る、などの症状に気付かれた場合は、元気そうに見えても早めの検診をお勧めいたします。
獣医師 土肥

滑らせない環境作り(2016/09/09)

ご自宅のフローリングでわんちゃんが足を滑らせている姿を見かけることはありませんか?フローリングはわんちゃんにとって大変滑りやすい為、骨や関節、筋肉に負担がかかります。更に高齢の子では、筋肉の衰えから負担はより大きくなります。また、小型犬に多い膝蓋骨脱臼や椎間板ヘルニア、大型犬に多い股関節形成不全等の疾患は、足腰に負担がかかることにより症状の発症や悪化が見られることがあります。これらの負担を軽減するために、滑らせない工夫としてタイルマットや絨毯を敷く、定期的に足 裏の毛を刈るなどの対策をすると良いでしょう。ご不明な点がありましたら、お気軽にスタッフまでお声掛けください。
動物看護師 鈴木

ドライアイ(2016/09/06)

ドライアイ(乾性角結膜炎)とは、涙の分泌が少なくなり目が乾いて傷がつきやすくなったり炎症をおこしたりしてしまう状態をいいます。私達人間は、長時間のパソコン作業や空調による部屋の乾燥、コンタクトレンズの着用等、ライフスタイルによってドライアイになりやすいです。一方ワンちゃんのドライアイの原因は人間と違って、遺伝性、自己免疫疾患、ホルモン異常、神経障害等、様々です。症状は白目の充血や、黄色のべっとりとした目やにが出る、目をしょぼしょぼさせる、等が認められます。進行すると、目の表面の傷が深くなって治りにくくなったり、目の表面が黒く濁ってきて目が見え辛くなってしまいます。ドライアイの検査は、痛みを伴わず約1分間で終了しますので、症状が見られたら、お気軽にご相談ください。
獣医師 中川

爪切り(2016/09/02)

ほとんどのワンちゃんの爪は、十分な量の散歩や運動をしていれば、自然とすり減り、ちょうどよい長さが保たれます。しかし、夏のお散歩が減るこの時期や、運動が不足しがちな高齢な子は爪が伸びている場合があります。また狼爪(ろうそう)と呼ばれる、親指の部分は地面に接することがないため、すり減ることがありません。爪は伸びすぎると巻き爪になったり、歩きづらくなって痛みが発生することもあるので、定期的な爪切りが必要です。病院でも爪切りを行う事 ができますので、ぜひご活用ください。
動物看護師 山口

更新情報(2016/08/31)

神経内科のページに、壊死性白質脳脊髄炎(NLE)が疑われた犬の症例(マルチーズ)を更新致しました。NLEは小型犬でみられる免疫介在性の脳炎のひとつです。体内の免疫システムが異常を起こし、本来なら細菌や異物といった自身と異なるものを攻撃するはずの免疫反応が、自身の脳神経細胞を攻撃し神経壊死を引き起こします。症状として、ふらつきや旋回といった異常行動や発作、失明などが認められます。本疾患はあまり一般的ではありませんが、小型犬ではしばしばみられる疾患です。是非一度、上記のページを開いてみてください。
獣医師 原田

セミナー報告(2016/08/30)

日本小動物歯科研究会主催のレベル別講習会実習のレベル2、レベル3を受講して参りました。レベル2では口腔内X線検査法、抜歯を中心とした口腔外科や歯周外科、レベル3では折れてしまった歯の修復を中心とした歯科保存学の内容の濃いものでした。ペットの歯周病や破折(歯が折れてしまうこと)などの歯科疾患は、頻繁に認められます。いずれも早期の対応を行わないと歯を失ってしまったり、重度の感染症に進行しています。ペットの口臭が強い、歯が動揺する、歯が割れているなの症状が見つかった場合は、早めの受診をお勧めいたします。今後もセミナーで得た知識や技術を患者様に還元できるよう努めてまいります。
獣医師 臼井

食事の選り好み、食欲のムラ(2016/08/26)

子犬・仔猫の時期は何でもよく食べたのに、成長するにつれて食欲にムラが出てきたと思われる方はいらっしゃいませんか?これは、食事の与え方に問題があるからかもしれません。最初にあげた食事を食べないからトッピングを混ぜる、ということを繰り返していると、動物は「これを食べなければもっとおいしい物が出てくる」と学習してしまい、与えたものを食べなくなりがちです。そのため、トッピングはせず、食べ終わった時にデザート代わりにおいしい物をあげる事で、「食べたらもっ とおいしい物がもらえるから食べよう」と考えてもらえるよう習慣付ける事が大切です。また、どうしてもトッピングをしたい場合は、必ず最初から混ぜるようにしましょう。人からするとちょっとした違いに見えますが、動物からすると大きな違いです。当てはまると思われる方はぜひお試しください。
動物看護師 天川


犬の膿皮症(2016/08/22)

日に日に気温が上がり、暑い日が続いていますね。高温多湿という環境下では、皮膚表面の細菌が過剰に増殖しやすくなるため、わんちゃん達が細菌感染症である「膿皮症」という皮膚病に罹ることが多くなります。皮膚の表面に湿疹や痂皮(かさぶた)等を認め、痒みの症状を伴うことが多い病気です。治療は、主に抗生物質の投与とシャンプー療法により行います。病院から抗生物質を処方した際には、飼い主様にご協力頂きたいポイントが2つあります。

 ①治療が完了するまでは病院からの指示通りに投薬すること
 ②薬が無くなったら間を空けずに病院に来院して頂くこと

以上の2つです。このポイントは、膿皮症の治療において、抗生物質が効果を示しているかを判断しその後の治療を検討する上で非常に重要です。どうしても投薬が難しい、内服薬による副作用などのお困りのことがあれば、対応方法を検討させて頂きますので、お気軽に御相談下さい。
獣医師 大塚

予防を強化しましょう(2016/08/18)

皆様、夏休みはいかがお過ごしでしたでしょうか。愛犬・愛猫を連れて、色々な場所へお出掛けされた方も多いのではないでしょうか。旅行に行く機会が増えるこの時期、ノミやマダニを付けて来院される子が時折見られます。動物の移動が増える時期は、ノミ・マダニを初めとした外部寄生虫の付着や、それら外部寄生虫によって媒介される伝染病などが多く見られる傾向があります。ノミ・ダニ予防やワクチン接種状況をしっかり確認し、愛犬と愛猫の危険を未然に回避しましょう。何かございましたら、お気軽に当院までご相談下さい。
看護士 上原

外耳炎(2016/08/15)

高温多湿の夏場は耳の中に生息する細菌や酵母菌などの微生物が活発に繁殖しやすい時期であり、外耳炎のわんちゃんがよく来院されます。耳を頻繁に掻く、頭をよく振る、耳の汚れ(耳垢)がたくさん出る、耳の表面が赤いといった状態は、外耳炎の症状です。その場合は耳をきれいに洗浄し、お薬を点耳してあげる必要があります。(重症症例は注射薬や飲み薬も併用します。)耳の垂れた犬種(ダックスフントやレトリーバー種)やアレルギー体質の子は症状の悪化や再発が多く、日常ケアから注意が必要です。症例に合わせ、様々な洗浄クリーナーや点耳薬のご用意がありますが、ご自宅での耳掃除や点耳処置が困難な場合には、耳道内に2回注入することにより効果が持続するお薬もありますので、お困りの方は当院スタッフまでご相談ください。
獣医師 臼井

シャンプー療法(2016/08/11)

8月に入り、暑さや湿度がピークになるこの時期は、皮膚疾患の発症や悪化が多くなります。湿度が高く、細菌やカビが繁殖し易くなる中で、暑さによるストレスや免疫力の低下等で皮膚バリア機能が崩れ、皮膚疾患が起こりやすくなるのです。治療には様々ありますが、自宅で出来る事としてシャンプー療法があります。シャンプー療法では、汚れを取り見た目を綺麗に整えるだけではなく、脱脂作用・殺菌作用がある等、皮膚の症状に合わせた薬剤を含む薬用シャンプーを使用します。こまめに薬用シャンプーを使用することで皮膚を清潔に保ち、良い状態を維持し易くなります。シャンプーは皮膚の症状に合わせて選択する必要があります。当院にも何種類か取り扱いがありますので、お気軽にスタッフまでご相談下さい。
動物看護師 松本

セミナー報告(2016/08/08)

心原性肺水腫の救急管理に関するセミナーを受講して参りました。肺水腫は、僧帽弁閉鎖不全症など心臓の病気が原因で起こる心原性肺水腫と、それ以外の原因(肺炎や熱中症など)で起こる非心原性肺水腫に分けられますが、犬の場合はほとんどが心原性です。緊急対応が必要な病態で、咳をする、ゼーゼーと息が荒くなる等の呼吸器症状が現れます。緊急時は酸素吸入を行い、犬へのストレスを最小限に検査を進め治療を決定・実施します。セミナーではより良い検査方法と治療方針を学び直しました。肺水腫を100%予防する方法はありません。心臓病の子は、肺水腫にならないために内服薬をしっかり継続し、定期検診を受けていただいておりますが、いつもと様子が違うという時はすぐにご来院下さい。今後もセミナーで得た知識や技術を患者様に還元できるよう努めてまいります。
獣医師 土肥

キャリーバックに慣らしましょう(2016/08/05)

ネコちゃんを動物病院に連れて行く時、なかなかキャリーバックに入ってくれない、という経験をされた方は多いのではないでしょうか?病院に行く以外、あまり外に出る機会のないネコちゃんにとって「キャリーバックに入る=動物病院へ行く」という学習をしているかもしれません。そこで、キャリーバックを居心地の良い場所にする方法を一つお伝えします。まず、普段からお部屋にキャリーバックの蓋や扉を開けて置いておき、いつでも出入りが出来るようにしておきます。中でごはんをあげたり、おもちゃで遊ぶことによって「ここに入れば良いことが ある!」と学習してくれます。また、子猫ちゃんのうちから、この様な方法で慣らしておけば、キャリーバックを嫌いになる事を予防できます。病院へ行く以外にも、いつかやってくるかもしれない災害時の同行避難にも備え、キャリーバックに慣らしておく事はとても大切です。キャリーバックを「病院の時だけ使用するもの」から「身近なもの」になるよう、慣らしてみてはいかがでしょうか。
動物看護師 園部

化膿性関節炎(2016/08/02)

外科のページの「その他の関節疾患」ページに、化膿性関節炎の症例を更新致しました。約1カ月前から左後肢の跛行を呈し、消炎鎮痛剤の内服をするも改善が認められず他院から紹介来院されました。関節穿刺による関節液の細胞診検査を行ったところ、化膿性関節炎と診断されました。消炎鎮痛剤に加えて抗生剤の長期投与を開始し、跛行が改善し現在経過は良好です。難治性の跛行の原因には様々ありますが、本症例のように、関節液検査により診断が可能な関節疾患があります。跛行が認められた場合、獣医師まで御相談下さい。
獣医師 中川

ドライフードの保存方法(2016/07/29)

ドライフードは水分の含有量が10%と少なく、ウェットフードより、腐敗、劣化が遅く、長期間の保存がしやすいのが特徴です。しかし、ドライフードも保存方法によっては劣化を早めてしまう可能性があるため、次のような点に気をつけて保管しましょう。

①開封したら袋の封をしっかりする
②直射日光を避ける
③温度や湿度の低い場所で管理する
さらに、冷蔵庫での保存は、結露ができ、カビの発生にも繋がるため避けたほうが良いでしょう。
また、開封後は酸化が進み、風味も落ちるため1ヶ月程度で使い切る事をお勧めします。 この機会にフードの保存方法を見直しましょう。
動物看護師 髙橋

更新情報(2016/07/25)

胸腰部脊髄の重度圧迫を認めた椎間板ヘルニアの症例を2例更新致しました。

椎間板ヘルニアは、椎骨(背骨)と椎骨の間にある椎間板が、脊柱管(背骨の中の神経の通る空洞)内を走行する脊髄を圧迫することにより、痛みや麻痺など様々な症状を引き起こす病気です。本症例はどちらもその圧迫が重度であり、両後肢の完全麻痺、深部痛覚の減退~消失が認められるGrade Ⅳ~Ⅴの椎間板ヘルニアでした。
また、2例共に若齢のトイプードルでした。若齢での椎間板ヘルニアは重症化しやすい傾向があると言われています。椎間板物質は加齢により石灰化するため、高齢の方がヘルニアの発症率は高くなります。若齢では椎間板物質がまだ柔らかく発症する可能性は低いものの、いざ発症すると柔らかい椎間板物質が容易に脊柱管に入り込んでしまい、結果的に大量に脱出する為、重症化します。幸いなことに本症例はどちらも早期に手術を行うことができ、経過は良好でした。現在リハビリテーションにて術後の機能回復を行っています。

気圧の変化が激しいこの時期は、冬の寒い季節に次いで椎間板ヘルニアを発症しやすい傾向があります。また、上記の様にまだ若いからと油断は禁物です。異常を感じたらお早めにご来院ください。

獣医師 原田

乗り物酔い(2016/07/22)

夏休みも間近となり、ワンちゃんやネコちゃんと一緒にお出かけする予定の方も多いかと思います。ご自宅のワンちゃんネコちゃんは乗り物に酔ってしまったことはありませんか?乗り物酔いをすると、そわそわして落ち着かない・あくびをする・よだれを垂らす・嘔吐するなどの症状が見られます。乗り物に酔ってしまう前に、こまめに休憩を取り気分転換をさせる・揺れが少なくなるよう固定したキャリーに入れる・乗り物に乗せる直前の食事は控えるなどの対策をしましょう。また、当院で酔い止めのお薬を処方することもできます。お困りの際はスタッフまでお声がけ下さい。
動物看護師 大西

雑誌・新聞に紹介されました(2016/07/21)

動物看護専門誌「as」、中高生新聞(読売新聞社発行)の特集「シゴトビト」で、当院が紹介されました!
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セミナー報告(2016/07/19)

米国獣医学会認定歯科専門医である奥田先生による歯科セミナーに参加して参りました。第1回である今回は解剖と発生を中心とした内容でした。

イヌやネコは、ヒトと食性が異なります。そのため、歯の生え方や形、唾液の性状など口腔内環境も大きく異なり、ヒトで問題となる「う歯(虫歯)」になることが殆どありません。
これに対して、歯垢や歯石はヒトよりもつきやすいとされています。歯垢は歯周病の原因となり、ひいては食欲減退や根尖膿瘍を引き起こします。予防には日常的なデンタルケアが重要です。少なくとも3日に1度は行いましょう。

当院では7月、8月とスケーリングキャンペーンを行っています。スケーリング(歯石除去)処置だけでなくデンタルケアグッズも割引となります。この機会に是非デンタルケアを始めてみてはいかがでしょうか?
獣医師 原田

飲水量のチェック(2016/07/17)

ご自宅のワンちゃんネコちゃんがどれくらいお水を飲んでいるか、調べたことはありますか?お水を沢山飲むのは、気温や運動量による一時的な増加の可能性もありますが、あまりに多量に飲む場合は腎臓病やホルモン疾患などの病気のサインである可能性があります。目安として、1日の飲水量が体重1㎏当たり100ml(5㎏の子で500ml)を超えると病気が疑われる量となります。飲水量は、ペットボトルや軽量カップでお水の量を計ってから与えることで簡単に調べられますので、よくお水を飲む子は一度飲水量を調べてみてはいかがでしょうか。気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
動物看護師 佐藤

更新情報(2016/07/13)

大型犬の膝蓋骨脱臼の整復術を実施した症例をアップしました(コチラ)。
大型犬の膝蓋骨内方脱臼の病態や外科的治療法の概念は、小型犬のものと同様です。しかしながら、骨関節炎の進行は早く重度になる傾向があり、靱帯付着部や関節面にかかる力が強くなるため併用する手術手技が多くなります。早期発見、早期の治療介入より骨関節炎の抑えることが可能です。普段から歩様や姿勢に異常を感じる場合、お早めに獣医師にご相談ください。
獣医師 臼井

更新情報(2016/07/13)

軟部外科のページに、“胆嚢破裂”を認めた犬の症例を更新致しました。(コチラ
胆嚢においては、胆嚢炎や胆泥症、胆石症、胆嚢粘液嚢腫等様々な疾患が発生します。これらが進行・悪化すると、胆管閉塞や胆嚢破裂が生じることがあり、命に関わる状態に陥り迅速な治療が必要になる場合があります。本症例は、急性の嘔吐、強い腹痛、発熱、元気・食欲の低下が、対症療法を行っても継続して認められ、全身の精査の結果“胆嚢破裂”と診断されました。体調不良が継続して認められる際には、こうした重篤な疾患を早期に診断・治療するためにも、お早めに病院を受診して頂くことをお勧め致します。
獣医師 大塚

歯周病予防(2016/07/09)

犬猫の歯周病の罹患率は非常に高く、3歳上の犬猫では約7割~8割、またデンタルケアを行っていない成犬・成猫では9割以上とも言われています。歯周病は進行すると歯の周囲の組織が破壊され、歯が抜けていく病気ですが、近年、動物においても歯周病病原菌が心臓や肝臓などの他臓器に影響を及ぼすことも報告されています。歯周病の最も重要な予防法は、毎日のデンタルケア(歯磨き)です。いつまでも健康で長生きするためにも日常の習慣にしていきましょう。現在デンタルキャンペーン中で、歯磨きペーストなどのデンタルケア用品がお求めやすくなっています。また歯科処置も同時にキャンペーンを行ってますので、気になる方がいらっしゃいましたらお気軽にスタッフにお声がけください。
獣医師 臼井

夏の散歩(2016/07/06)

7月に入り、これから夏本番を迎えますね。夏は人と同じくワンちゃん、ネコちゃんも熱中症になる恐れがあります。炎天下に外で遊ばせる事や蒸し暑い日中の散歩は危険です。真夏のアスファルトの路面は熱く灼けており、地面の近くを歩く犬は照り返しを受けて、人以上に暑さの影響を受けます。また熱中症だけではなく、肉球を火傷する恐れがあります。散歩は早朝または夜間に、アスファルトの熱さを手で触り確認してから行くようにしましょう。また、雨上がり後の散歩も危険です。雨で濡れた道は、気温が上昇すると地面に蒸気がこもり、高温多湿の状態になり、熱中症を引き起こしやすくなります。夏は特に温度と湿度に注意して、散歩に出かけましょう。
動物看護師 浅見

胃腸炎(2016/07/01)

真夏日かと思えば肌寒い夜になるなど、日々の気温差が大きいこの時期、私達同様、犬猫も身体的なストレスを感じています。何となく元気がない、食欲にムラがある、食べ物の好みが変化する、嘔吐や下痢をする、など胃腸炎の様々な症状が出ることがあります。体調や行動の変化は気温差などのストレスだけでも起こり得ますが、症状が長引くときはそれだけが原因でない可能性もあり、実際には何かの病気が隠れていることがあります。愛犬・愛猫の様子がおかしい時には、何日も様子を見ず一度早めに受診していただくことをお勧めいたします。
獣医師 土肥

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外科・各種整形外科
手術の様子手術の様子
骨折整復骨折整復
膝蓋骨脱臼膝蓋骨脱臼
前十字靭帯断裂前十字靭帯断裂
その他の関節疾患その他の関節疾患
関節鏡関節鏡
股関節疾患股関節疾患
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腫瘍外科腫瘍外科
軟部外科軟部外科
軟部外科軟部外科
体に糸を残さない手術体に糸を残さない手術
内科
循環器科循環器科
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腫瘍内科腫瘍内科
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ホンド動物病院は「JAHA」認定病院です

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動物取扱業登録番号

  • 第003515(豊玉病院)
  • 第003517(春日町病院)
  • 第004050(石神井病院)