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上腕骨外側上顆骨折 Salter Harris IV型 : 症例1
橈尺骨骨折 : 症例1症例2症例3症例4症例5症例6
      : 症例7症例8症例9症例10症例11症例12
      : 症例13症例14症例15
骨盤骨折  : 症例1症例2症例3症例4
椎体骨折・脱臼症例1
脛骨骨折  : 症例1症例2症例3
剥離骨折  : 症例1
中足骨骨折 : 症例1
大腿骨遠位端骨折 : 症例1

Advanced Locking Plate System

当院ではAdvanced Locking Plate System (ALPS) という新しい骨接合法で骨折症例の治療を行っています。

Advanced Locking Plate System

従来型のプレートのように広い面積で骨と接するプレートを用いて固定を行った場合、プレート下の骨はプレートとの接触面において血行が絶たれ壊死し、それがリモデリングされると骨密度が低下する。この骨密度の低下防ぐために、骨折部局所への血行を温存することの重要性が近年改めて認識されるようになってきている。Advaed Locking Plate System (ALPS)は従来型のプレートシステムの欠点を改良し、より使いやすく、より骨への血行を阻害しないようにというコンセプトで作られた。

Advanced Locking Plate System の特徴

  1. 骨への血行障害は最小限である
  2. 上下左右にベンディング可能でより3次元的な成形が可能
  3. すべての部位においてプレート強度は均一である
  4. ロッキングスクリューと圧着型スクリュー(皮質骨スクリュー)の双方が使用できる
  5. ダイナミックコンプレッション機能
  6. 生体親和性の高いチタン製
  7. トイ犬種から馬まで応用できるサイズ展開がある

名称未設定.png
名称未設定 1.png
名称未設定 2.pngプレートの形状
ALPS AP.jpgspace.pngALPS Late.jpg
トイプードル 右遠位橈尺骨短斜骨折のALPSによる内固定


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上腕骨外側上顆骨折 Salter Harris IV型

症例:トイプードル・6カ月齢・オス

術前レントゲン

01左前肢の肘の関節に近い部位での骨折が認められます。(上腕骨外側上顆骨折Salter Harris IV型)



術中写真

関節内の骨折では正確な解剖学的整復と直接的な骨治癒が必要とされるため、ラグスクリューとキルシュナーワイヤーによって整復を実施
02.jpgキルシュナーワイヤーによる観血的整復および固定を実施03.jpgラグスクリューによる固定後



術後レントゲン

04.jpg05.jpg


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橈尺骨骨折

症例1:トイ・プードル 1歳 オス

術前レントゲン

橈尺骨の手首に近い側での骨折が認められます。
11.jpg12.jpg



術中写真

橈骨および尺骨のプレートによる内固定を選択しました。写真は 橈骨前面にT字型のプレート固定を実施しているところです。
13.jpg



術後レントゲン

負重状態は良好で、現在、経過観察中です。
14.jpg15.jpg


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症例2:外副子失宜による橈尺骨変形癒合】
ポメラニアン 1歳 オス

術前レントゲン

橈尺骨の骨折後、外副子の失宜による変形癒合・癒合遅延で来院されました。初診時において患肢は完全挙上し、重度の筋委縮が認められました。
16.jpg17.jpg



術中写真

18.jpg骨折部の変形癒合および周囲に結合組織や過剰な仮骨の増生が認められました。


19.jpg過剰仮骨の除去、骨髄腔の疎通、自家海綿骨移植を行い、プレート法にて内固定を実施しました。



術後レントゲン

20.jpg21.jpg


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症例3:プレートによる橈尺骨骨折整復
イタリアングレーハウンド
th_骨折術前.jpg手術前矢印.psdth_骨折術後.jpg手術後

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症例4:中型犬のプレートによる橈尺骨骨折整復
MIX犬 6ヶ月
34.jpg手術前矢印.psd35.jpg手術後36.jpg手術後

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症例5:ALPS(Advanced Locking Plate System)
イタリアングレーハウンド 1歳 去勢オス

術前レントゲン

右橈尺骨に骨折が認められます。
写真1.jpg写真2.jpg



術中写真

橈骨の骨折をALPS(Advanced Locking Plate System)による内固定で整復しました。
写真3.jpg



術後レントゲン

写真5.jpg写真4.jpg

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症例6:ALPS(Advanced Locking Plate System)
トイ・プードル、10ヶ月齢、去勢オス

術前レントゲン

111.jpg



術中写真

橈尺骨骨折の骨折部位    ALPSを用いた内固定術実施後
3.jpg4.jpg



術後レントゲン

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症例7:ALPS(Advanced Locking Plate System)
ポメラニアン、6か月齢、オス

術前レントゲン

橈骨および尺骨の横骨折が認められます。
術前前後像.jpg術前前後像術前側方像.jpg術前側方像



術中写真

術中写真㈪.jpg橈尺骨骨折の骨折部位術中写真㈰.jpgALPSを用いた内固定術実施後



術後レントゲン

術後前後像.jpg術後前後像術後側方像.jpg術後側方像



手術1か月半後抜スクリュー実施後レントゲン

抜スクリュー後前後像.jpg抜スクリュー後前後像抜スクリュー後側方像.jpg抜スクリュー後側方像



手術3か月後レントゲン

骨折部位は完全に癒合しており、歩行も良好です。
手術3か月後.jpg手術3か月後


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症例8:
柴犬 一歳 オス

術前レントゲン

左前肢の橈尺骨骨折が認められます。
th_症例8術前前後.jpgth_症例8術前側面.jpg



術中写真

橈骨の骨折を ALPS(Advanced Locking Plate System)による内固定で整復しました。
th_症例8固定前.jpg骨折整復前th_症例8固定後.jpg骨折整復後



術後レントゲン

th_症例8術後前後.jpgth_症例8術後側面.jpg



術後2ヶ月 抜スクリュー実施後レントゲン

th_症例8抜スクリュー側面.jpg



骨折整復術から6ヶ月後(抜スクリュー後4ヶ月)

跛行や疼痛はなく、負重状態も良好で、現在経過観察中です。
橈尺骨骨折1.jpg橈尺骨骨折2.jpg



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症例9:
Mix 4ヶ月

術前レントゲン

右前肢の橈骨近位端に骨折が認められます。
th_症例9術前側面.jpgth_症例9術前前後.jpg



術中写真

th_症例9固定前.jpgth_症例9固定後.jpg



術後レントゲン

th_症例9術後前後.jpgth_症例9術後側面.jpg



術後3ヶ月

術後3か月目に、局所の痛みや歩行異常は無く、骨折部位の癒合が認められたため、インプラントの抜去と自家海綿骨移植を実施致しました。
術中写真.jpgインプラント抜去後.jpg


術後3か月前後像.jpg術後3か月側方.jpg



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症例10:
トイプードル 9ヵ月齢
橈骨および尺骨の横骨折が認められます。

術前レントゲン

右前肢の橈骨近位端に骨折が認められます。
術前X-Ray AP.jpg術前X-Ray LATE.jpg



術中写真

橈骨の骨折を ALPS(Advanced Locking Plate System)による内固定で整復しました。
術中写真 1.jpg術中写真 2.jpg術中写真 3.jpg



術後レントゲン

術後X-Ray.jpg



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症例11:
ALPS(Advanced Locking Plate System)
ポメラニアン・6ヶ月齢・オス

術前レントゲン

左前肢の橈骨 骨幹において 短斜骨折が認 められます。
01.jpg術前前後像02.jpg術前側方像



術中写真

DSC_0134.jpgDSC_0137.jpg



術後レントゲン

03.jpg術後前後像04.jpg術後側方像



抜スクリュー実施後レントゲン

05.jpg抜スクリュー後前後像06.jpg抜スクリュー後側方像



抜スクリュー実施1年後のレントゲン

07.jpg抜スクリュー実施1年後前後08.jpg抜スクリュー実施1年後側方像



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症例12:
トイプードル 9ヵ月

術後レントゲン

5656983.jpg65656987.jpg



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症例13 ALPS(Advanced Locking Plate System):トイプードル 9ヶ月
右橈骨および尺骨の骨折が認められます。

整復前

003.jpg



術中写真

ALPS(Advanced Locking Plate System)による内固定で整復しました。

004.jpg005.jpg



整復後

006.jpg007.jpg



術後2カ月 抜スクリュー実施

遠藤太郎ちゃん0001.jpg抜スクリュー実施前レントゲン遠藤太郎ちゃん0000.jpg実施後レントゲン


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症例14 ALPS(Advanced Locking Plate System):ミニチュアプードル、9ヵ月齢、オス

術前レントゲン

両側の橈骨および尺骨の遠位に骨折が認められます

症例14術前1.jpg症例14術前2.jpg




術後レントゲン

ALPS(Advanced Locking Plate System )による整復手術を実施しました

症例14術後1.jpg症例14術後2.jpg症例14術後3.jpg



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症例15 ALPS(Advanced Locking Plate System):トイプードル、2歳齢、オス

術前レントゲン

左側の橈骨および尺骨の遠位に骨折が認められます

症例15術前1.jpg症例15術前2.jpg




術後レントゲン

ALPS(Advanced Locking Plate System )による整復手術を実施しました

症例15術後1.jpg症例15術後2.jpg



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骨盤骨折

症例1:Mixネコ 推定3歳 メス

術前レントゲン

06.jpg07.jpg腸骨、坐骨、恥骨の数か所で骨折を起こし、骨盤狭窄が生じています



術中写真

受傷後長期経過してから生じる骨盤峡窄の予防を目的として、骨折部位の整復とプレート法による腸骨翼の内固定を実施しました。
08.jpgキルシュナーワイヤーによる観血的整復および固定を実施



術後レントゲン

骨盤腔の適切な空間の維持が可能となりました。現在、排便障害は認められず、経過は良好です。
09.jpg10.jpg


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症例2:プレートによる整復
30.jpg手術前矢印.psd31.jpg手術後

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症例3:MIX猫 推定1才
仙腸関節脱臼を伴っており脱臼をポジションスクリューで整復し、骨折部位をプレートにより固定
photos_24b.jpg手術前矢印.psd47.jpg手術後

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症例4:MIX猫
右側寛骨尾側 骨盤骨折
th_骨盤骨折手術前.jpg手術前矢印.psdth_8D9C94D58D9C90DC8EE88Fp8CE3.jpg手術後1th_骨盤骨折手術後2.jpg手術後2

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症例5:推定10歳 MIX猫

キルシュナーワイヤー2本にて骨折部位を整復
術前.jpg手術前矢印.psd術後.jpg手術後1

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椎体骨折・脱臼

Matrix MANDIBLE

mmplate1.jpg


AO/ASIFコンセプトのもとに解発された人医用のロッキングプレートシステムです。材質がチタン製で、10°〜15°の角度をつけてロッキングスクリューの設置が可能であり、制限された部位での強固な固定に優れています。
mmplate.JPG




症例:交通事故による椎体脱臼

柴犬:9歳、避妊雌

交通事故直後、胸腰部に激しい疼痛、両後肢に完全麻痺を認め、シェフシェリントン徴候を呈していました。レントゲン検査において、第11-12胸椎間の脱臼が認められました。
椎体術前Late.jpg


脊髄の減圧、脊柱管の再構築・安定化を目的に、片側椎弓切除術およびMatrixMANDIBLE Plateによる椎体固定を実施しました。


椎体固定術中造窓.jpg


肉眼的には脊髄の壊死や変性は認められませんでした。


椎体固定術中.jpg


隣接椎体を架橋するようにプレートを設置しました。

術後レントゲン写真
椎体術後DV.jpg椎体術後Late.jpg


※当院にはMatrixMANDIBLE Plate以外のロッキングプレートシステムもいくつか用意があり、症例の性格や活動性、骨折部位によって使い分けています。

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脛骨骨折

症例1:脛骨粉砕骨折のプレートとラグスクリューによる整復
MIX猫

術前レントゲン

25.jpg




術後レントゲン

26.jpg正面27.jpg側面






症例2:脛・腓骨骨折のALPS (Advanced Locking Plate System) による整復
Mix猫 去勢オス 5歳

術前レントゲン

写真1 3.jpg写真2 3.jpg


右後肢の脛・腓骨に骨折が認められます。


術中写真

猫の脛・腓骨骨折は、整復手術後の癒合不全が起こり易いとされています。
そのため本症例においては、従来のプレートに比べて安定性が高く、骨折部位の血行障害を最小限に抑える事が可能なALPS(Advanced Locking Plate System)による整復手術を実施しました。
写真3 4.jpg脛骨の骨折部位です。写真4 1.jpg骨折端同士を接合した所です。写真5 1.jpg脛骨骨折をALPSによる内固定で整復しました。




術後レントゲン

写真6.jpg写真7.jpg






症例3:脛・腓骨骨折のラグスクリューとALPS(Advanced Locking Plate System)による整復
トイプードル 未避妊雌 10ヶ月

術前レントゲン

術前DV.jpg術前ラテ.jpg




術中写真

写真1.jpg写真2.jpg写真3.jpg




術後レントゲン

術後DV.jpg術後ラテ.jpg


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剥離骨折

症例1:踵骨の剥離骨折
トイプードル 6ヶ月

術前レントゲン

43.jpg




術後レントゲン

腱の張力に抵抗するためピンとテンションバンドワイヤーによる固定
44.jpg


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中足骨骨折

症例1:キルシュナーワイヤーによる中足骨骨折の整復
MIX猫

術前レントゲン

22.jpg正面23.jpg側面




術後レントゲン

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大腿骨遠位端骨折

症例1:キルシュナーワイヤーのピンニングによる整復
1歳9ヶ月 MIX 猫

整復法はラッシュピン、ピンニング、テンションバンド、プレート法などがあり、損傷状態に合わせて単独もしくは組み合わせて強固に整復することが推奨されています。

術前レントゲン

マシマ先生症例 大腿骨遠位骨折0000.jpg術前マシマ先生症例 大腿骨遠位骨折0001.jpg術前




術後レントゲン

マシマ先生症例 大腿骨遠位骨折0002.jpg術後マシマ先生症例 大腿骨遠位骨折0003.jpg術後


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ホンド動物病院は「JAHA」認定病院です

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動物取扱業登録番号

  • 第003515(豊玉病院)
  • 第003517(春日町病院)
  • 第004050(石神井病院)