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2026年

猫の糖尿病(2026/02/03)

糖尿病は血糖値が異常に高くなり、多飲多尿、食欲低下、体重減少などがみられる病気です。原因は様々ですが、猫では肥満や加齢により、血糖値を下げるホルモンである「インスリン」の働きが悪くなり発症することが多いです。治療には、食事管理とともに血糖値のコントロールが必要です。状態に合わせて、インスリンの注射、あるいは余分な糖を尿から排泄させる飲み薬を用いて、定期的な血糖値チェックで管理します。
獣医師 新井


低温やけどに注意(2026/02/02)

低温やけどとは、体温より少し高めの温度(約44-50度)に長時間触れることにより起こります。犬や猫は皮膚が毛で覆われているため、やけどを起こしていても気づかない場合があります。低温やけどを防ぐために以下のことに注意しましょう。


・ヒーターや湯たんぽなど直接動物に触れる暖房器具はカバーやタオルに包んで使用する
・熱くなっても移動できるような場所を作る
・長時間同じ体勢を取らせないよう動かすよう働きかける

しっかりと対策をして、寒い冬を乗り越えましょう。
愛玩動物看護師 町田

ぶどう膜炎(2026/01/27)

ぶどう膜炎は、眼球内の「ぶどう膜(虹彩・毛様体・脈絡膜)」に炎症が起こる病気です。犬や猫では、目の充血、しょぼしょぼする、痛そうにしている、涙が増える、目の表面が濁って見える、などの症状がみられます。原因は感染症、免疫の異常、外傷、腫瘍などさまざまで、はっきりしないこともあります。放置すると視力の低下や失明、緑内障などの合併症につながることがあるため、早期発見・早期治療がとても重要です。目の様子に少しでも異変を感じた場合は、お早めにご相談下さい。
獣医師 神野

冬のノミ・マダニ予防(2026/01/23)

冬の寄生虫予防を忘れていませんか?「ノミ・マダニ予防は暖かくなってきたら…」と思われがちですが、ノミは13℃以上で繁殖することができるため、冬でも注意が必要です。マダニの中には季節を問わず活動する種類もいます。そのため1年を通して予防することが大切です。また、室内飼育の子は寄生されないと誤解されがちですが、飼い主様の靴や衣類に付着して、ノミやマダニは簡単に室内に入ることができてしまいます。暖房の効いた冬の室内はノミにとって快適な環境です。そのため全くお外に出ない子でも安心はできません。ノミ・マダニによる被害や、同時に感染してしまう恐れのある様々な病気から守る為にも、冬もしっかり予防を行いましょう。今月中は、予防薬のキャンペーンを実施しています。ご希望の方はお気軽にスタッフまでお声がけください。
愛玩動物看護師 佐藤

脂肪腫(2026/01/20)

脂肪腫とは脂肪細胞が異常に増殖して出来る良性腫瘍で、中高齢のわんちゃんによく見られます。身体のあらゆる場所に出来る柔らかい腫瘍であり、ほとんどは皮下に発生します。非常にゆっくりと大きくなるため、多くは無害で経過観察となります。ただし筋肉の間や身体の深部で発生した場合は、脂肪腫が大きくなることによって痛みや不快感を引き起こすことがあります。診断のためには、腫瘍に細い針を刺して細胞を採取する細胞診検査が必要になります。良性腫瘍ではありますが、脇の下や内股で大きくなってしまうと歩行が困難になってしまうことがあるため外科的な切除を考慮します。他の腫瘍と区別するためにもわんちゃんの身体にしこりを見つけた場合はお早めに当院にご相談ください。
獣医師 雨ヶ崎

社内木鶏会(2026/01/17)

先日、人間力を高めるための勉強会として、第72回社内木鶏会を開催しました。今回は「拓く進む」というテーマのもと、ノーベル賞を受賞された坂口志文氏、北川進氏の研究の歩みを学び、感想を語り合いました。 北川氏は「運とは宝くじが当たるように神頼みするようなことではなく、真摯に学び、取り組むことで幸運に近づく」、坂口氏は不運と評された50年の研究人生を「不運とは思わなかった」「研究とは99%が失敗。その失敗をどう解釈するかで次の一歩が決まる」と前向きに語っています。自己に向き合い、コツコツと進み続けることが人としていかに重要かを学びました。スタッフ一人一人が、直面する課題に誠実に向き合う意識を持って仕事に取り組んで参りたいと思います。
愛玩動物看護師 佐藤

肉球マッサージ(2026/01/16)

わんちゃんも人と同様、足先が冷えることがあります。特に高齢の子は活動量が低下するため血液循環が悪くなり、足先などの末端が冷えやすくなります。わんちゃんの足先が冷えていると感じた時は、肉球のマッサージをしてあげましょう。


①中心の大きな肉球を押す
②指の小さな肉球を一つずつ押す
③指と指の間に飼い主さんの指を入れ、優しく広げる

マッサージする時は豆腐を触るように優しく押してあげましょう。肉球マッサージを4本の足それぞれに1分間程行うことで、血流が改善し、足先が温まりますので、是非試してみて下さい。
愛玩動物看護師 浅見

表皮嚢胞(2026/01/13)

粉瘤(ふんりゅう)とも呼ばれます。皮膚の下に袋状の構造ができ、角質や皮脂が溜まって生じてしまう良性のしこりの事を指します。中年齢〜高齢の犬、特にシーズーやシュナウザーなどで比較的多く発生が認められます。細い針を刺して内容物を確認する細胞診検査などを実施して、診断を行います。良性のしこりであるため基本は経過観察となりますが、化膿したり炎症が強く生じたりしている状況であれば、薬を使用したり外科的な切除を行うなどの治療をしていきます。皮膚に生じるしこりには様々な物があります。何か気になる様子がありましたら、いつでもご相談ください。
獣医師 池田

肛門腺(2026/01/08)

ご自宅のわんちゃんねこちゃんの肛門腺絞りを行っていますか。肛門腺とはわんちゃんねこちゃんの肛門の左右に一対してある袋状の分泌腺のことで、肛門を中心に時計を思い浮かべ、斜め下(4時・8時)に位置します。溜まりすぎると炎症が起きたり、破裂してしまうことがあるため月に1〜2回絞ってあげましょう。


絞り方
①しっぽを上に持ち頭側に倒す
②肛門腺を親指と人差し指でつまみ、下から押し上げるように絞る

自宅で絞ることが難しい場合は当院でも行っておりますので、お気軽にご相談ください。
愛玩動物看護師 塚田

猫の関節炎(2026/01/05)

猫の変形性関節症・変形性脊椎症は、中〜高齢猫の60-90%が抱えているとされる関節炎のひとつです。しかし、活動量が落ちていても、年のせいだと感じたり、はっきりとした症状が出ないケースもあるため、飼い主が気付かないことも多い病気です。診断にはレントゲン検査を用い、手根(手首)や肘、肩、膝関節及び脊椎に炎症がないかを確認していきます。治療には、疼痛の緩和を目的とした消炎鎮痛剤(内服薬、注射薬)の他、温熱療法や関節保護作用のあるサプリメントを推奨することがあります。段差の昇り降りを躊躇う、おもちゃで遊ばなくなったなど、活動性に変化が見られる場合はお気軽にご相談ください。
獣医師 白石

新年あけましておめでとうございます。(2026/01/01)

皆さまには健やかに新年をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。
旧年中は当院に承りました。数々のご厚情とご支援に対しまして、スタッフ一同心より御礼申し上げます。
2025年は、記録的な猛暑が続き、体調不良を訴える動物たちも増え、飼い主様もさぞ大変だったことと思います。
本年も引き続き、質の高い動物医療の提供により安心してご利用いただける病院を目指し、スタッフ全員で努力して参ります。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
院長 本渡

2025年

乳歯遺残(2025/12/30)

乳歯遺残(にゅうしいざん)とは、犬や猫で永久歯が生えてくる時期(生後4~6ヶ月頃)を過ぎても乳歯が脱落せずに残ってしまう状態のことを言います。乳歯歯根が成長と共に吸収されないことに起因しますが、小型犬に好発することから遺伝的要因が原因と考えられています。遺残した乳歯が放置されると、歯並びが悪くなったり(咬合異常)、永久歯との隙間に汚れが溜まり口臭や歯周病のリスクの悪化を招きます。治療は、全身麻酔下での抜歯手術が必要となり、避妊・去勢手術と同時に行うことも推奨されます。「永久歯が生えてきたのに乳歯が残っている」と気づかれた場合は、お早めにご相談ください。
獣医師 臼井

年末年始の誤食事故に注意(2025/12/26)

おせち料理など特別な料理を食べる機会が増える年末年始は、わんちゃん・ねこちゃんの誤食が特に多くなる時期です。この時期は親戚が集まる、帰省をするなど、普段と生活環境が変わりやすいため、誤食事故が起こりやすくなります。



【特に注意が必要な食材】
・玉ねぎ・ねぎ類(中毒の原因)
・数の子・昆布巻き(塩分過多)
・骨付きの魚や肉(喉や腸を傷つける危険)
・串・飾り・包装材(誤飲・腸閉塞の原因)

食べ物やゴミは手の届かない場所に保管し、誤って食べてしまった可能性がある場合は、お早めにご相談ください。大切なご家族が安心して年末年始を過ごせるよう、誤食予防を心がけましょう!
愛玩動物看護師 文字

猫ウイルス性鼻気管炎(FVR)(2025/12/23)

FVRは、猫ヘルペスウイルス1型によって引き起こされる感染症で、結膜炎や鼻炎を発症するのが特徴的です。発症後、回復してもウイルスはねこちゃんの身体の中で潜伏し、ストレスや免疫が抑制されるような状況下で再び活性化し、くしゃみや鼻水、流涙、目やになどといった症状を生じさせます。治療は対症療法が基本で、インターフェロン含有の点眼薬やL-リジンのサプリメントなどが使用されます。また、ねこちゃんの混合ワクチンの接種はFVRの発症予防に効果があるとされています。一度感染したねこちゃんは生涯ウイルスを保有すると言われています。気になる症状が見られる場合にはお気軽にご相談ください。
獣医師 田島

おやつを与える時のポイント(2025/12/19)

おやつは、飼い主さんとわんちゃん・ねこちゃんとのコミュニケーションのツールや、しつけの際のご褒美として有効です。その一方で、与え方や量によっては肥満や栄養バランスを崩す原因になることもあります。主食は総合栄養食を基本とし、おやつは量と内容に配慮して与えましょう。


おやつを与える時の目安
・おやつは1日の食事量の10~20%以内
・おやつを与えた分、フードの量を調整する
・少量ずつ回数を分けて与える
(※一度に多く与えるより、満足感を得やすくなります)

当院では、療法食を食べているわんちゃん・ねこちゃん向けのおやつもご用意しています。お気軽にご相談ください。
愛玩動物看護師 田中

第71回社内木鶏会(2025/12/17)

先日、人間力を高めるための勉強会として、第71回社内木鶏会を開催しました。今回は「涙を流す」というテーマで感想を語り合いました。大阪教育大学附属池田小児童殺傷事件で愛娘を亡くした本郷由美子氏は悲しみを通して人の温かみを知り、強く成長できたと仰っていました。動物病院という場所も、大切なご家族の病気という悲しみと向き合わなければならない場でもあります。そのような中で、皆様の心に寄り添った獣医療を提供できるよう、スタッフ一同日々精進して参ります。
愛玩動物看護師 佐藤

鼠径ヘルニア(2025/12/16)

鼠径ヘルニアとは、鼠径部(後ろ足の付け根)の体壁に穴が空き、腹腔内の脂肪や臓器(腸管、膀胱、子宮など)が皮下に飛び出してしまう病気です。先天性のほか、肥満や妊娠により後天的に穴があくことがあります。穴が小さく、脂肪だけが出ている場合は無症状のことが多いため、治療が必要ないこともあります。しかし、臓器が飛び出てひっかかると、嘔吐、食欲不振、排尿障害、患部の痛みなどが生じます。飛び出る臓器によって見られる症状は様々ですが、いずれも穴を塞ぐ手術が必要になります。
獣医師 新井

冬場の飲水対策(2025/12/11)

寒い冬の季節は、犬や猫の飲水量が減り、膀胱炎や尿石症などの泌尿器疾患や脱水症状といったトラブルが起きることがあります。
そのため、日頃からしっかり水分を摂取できるように以下の対策がおすすめです。


・水飲み場を数ヶ所に設置する
・陶器、ガラス、金属などその子に合った材質や形(浅くて広い形)に変えてみる
・こまめに新鮮なお水に変えたり、常温やぬるいお湯に変えてあげる
・ウェットフードを混ぜたり、ドライフードをふやかして与える

ご自宅の愛犬、愛猫の好みに合わせて飲水対策をしてあげましょう。
愛玩動物看護師 児玉

変形性脊椎症(2025/12/08)

変形性脊椎症は、身体を支えている背骨(脊椎)が年齢とともに少しずつ変形してしまう病気です。多くは無症状なためレントゲン検査で偶然見つかることも珍しくありません。しかし、変形した脊椎が神経を圧迫することで痛みや歩行異常が現れることがあります。椎間板の変性や加齢による椎体間の不安定性が原因と考えられています。症状が見られる場合は、鎮痛剤で痛みを和らげたり、温熱療法などの理学療法で筋肉の緊張をほぐしながら経過を見ていきます。最近活動量が減ってきた、歩きにくそうにしている、などの変化は病気のサインかもしれません。なにか気になる症状があればお気軽にご相談下さい。
獣医師 神野

お散歩マナーについて(2025/12/05)

わんちゃんを飼っている方も、そうでない方も、みんなが気持ちよく過ごせるように、お散歩マナーを守りましょう。

□排泄物はきちんと始末しましょう
お散歩中の排泄物は、飼い主さんが責任を持って持ち帰りましょう。可能であれば、お散歩の前におうちでトイレを済ませておきましょう。
□首輪や胴輪とリードを必ず付けましょう
首輪・胴輪・リードは、わんちゃんとの命綱になります。その子に合った首輪や胴輪を正しく装着し、リードを必ず付けましょう。またお散歩前に抜けたり壊れたりしていないか毎回確認しましょう。なお伸縮リードは、公園などの広い場所以外では使わないようにしましょう。
愛玩動物看護師 内山

ストラバイト尿石症

ストラバイト尿石症とは尿中のミネラル成分が結晶化し、ストラバイト結石となって膀胱や尿道にできてしまう病気です。ストラバイト尿石症の症状には頻尿や血尿、トイレの失敗などが挙げられます。排尿時に痛みが見られたり陰部を仕切りに舐めると言った症状が見られることもあります。また、結石が尿道に詰まってしまい尿道閉塞を引き起こすと、命に関わる可能性のある危険な病気でもあります。結石が作られる原因として、食事や体質のほかに、膀胱内に感染した細菌によって尿のpH(酸性度)がアルカリ性に傾くことも原因とされています。ストラバイト結石は食事療法によって溶かすことのできる結石です。ただし結石が大きすぎる場合や食事療法に反応しない場合は外科手術が適応になることがあります。ストラバイト尿石症の診断には尿検査や膀胱のエコー検査が重要になります。お家のわんちゃん、ねこちゃんに上記の様な症状が見られる時はお早めに当院にご相談ください。
獣医師 雨ヶ崎

動物病院でのマナーについて(2025/11/27)

動物病院には多くの人や犬猫が来院されます。知らない人や動物に驚いて逃げ出してしまう等のトラブルが起こる可能性があります。そのため動物病院でのマナーとして、以下のことにご協力お願いします。

犬の場合
・キャリーケースに入れる
もしくは
・リードを首輪や胴輪にしっかり装着し短く持つ
猫の場合
・キャリーケースに入れ、フタ(扉)はしっかりと閉める
また、大きめの布などで周りが見えないようにケースを覆うとより安心できると言われています。

動物と人の安全のために、ご協力をお願い致します。
愛玩動物看護師 町田

膀胱腫瘤(2025/11/25)

犬猫共に、膀胱内に腫瘤が発生することがあり、その場合には排尿しづらそうな様子や、血尿、頻尿といった、膀胱炎などと同様の症状がよく認められます。超音波検査を行うことで、膀胱内に腫瘤が形成されているかどうかを確認することが出来ます。また、カテーテルを用いて採材を行い、細胞診検査や遺伝子検査を行うことで診断を行います。診断後、腫瘤の発生状況などにより、外科的/内科的治療を検討していきます。膀胱内腫瘤を認めた場合には悪性腫瘍であることが比較的多いこともあり、普段と異なる排尿の様子が認められた場合などは、お早めにご相談下さい。
獣医師 池田

パピークラス(2025/11/21)

当院では、5か月未満の子犬を対象にパピークラスを開催しています。パピークラスでは、トレーニングの基礎や、お散歩の練習、知らない人に慣れる事、お手入れの練習など、今後生活していく上で役立つ様々な事を学ぶことができます。社会化期と呼ばれる生後3~4ヶ月齢までの時期は、警戒心が少なく好奇心が旺盛で、新しい物をどんどん吸収することができます。そのため子犬を迎えたらできるだけ早い時期で参加していただく事をお勧めしています。当院のパピークラスは混合ワクチンを2回接種した1週間後から参加することができます。ご興味のある方は豊玉病院までお気軽にお問合せください。
愛玩動物看護師 佐藤

年末年始のお知らせ(2025/11/19)

12/31(水)~1/3(土)は休診とさせて頂きます。緊急の際は、10時~16時まで予約診療を行います。病院により対応可能日が異なるため、必ずお電話でご連絡の上ご来院下さい。詳しくはコチラ

白内障(2025/11/17)

白内障とは、目の中のレンズの役割を果たす「水晶体」という部分が何らかの原因で白濁した状態を指します。白内障は進行性の疾患で、一度水晶体が濁ると元の状態に戻ることはなく、白濁が進むと視力に影響を及ぼします。原因は遺伝性(トイプードル、アメリカンコッカースパニエルなどの好発犬種)、外傷性、二次性(糖尿病などの全身疾患に併発)など、様々です。人では老化現象のひとつとして捉えられがちですが、犬では6歳以下の若いうちから発症し、高齢になってきてから気づくことが多いです。診断には、散瞳検査(瞳孔を開く目薬を使用し、目の中を観察する検査)を用います。痛みもなく、比較的簡単に行う事ができる検査ですので、若いうちから検査を行っていくことをおすすめします。
獣医師 白石

セミナー報告(2025/11/14)

先日に引き続き、阿部美奈子先生による第2、3回グリーフケアセミナーを受講しました。愛犬、愛猫にとって飼い主様との日常は宝物であり、その日常を失うことでグリーフ(悲嘆)が生まれます。愛犬、愛猫が病気になってしまった場合も、優しく名前を呼ぶ、声をかける、できる範囲で大好きな遊びや散歩は継続するなど愛犬、愛猫の心のケアを行うことを意識しましょう。また入院時にはご自宅の匂いがついたタオルなどをご持参いただくことで、より安心して入院生活を送ることができます。当院では動物たちに寄り添い、安心してご利用いただけるよう心掛けております。ご不安なことなどありましたら、スタッフまでお気軽にご相談下さい。
愛玩動物看護師 浅見

犬の慢性潰瘍性歯周口内炎(2025/11/10)

犬の慢性潰瘍性歯周口内炎は、歯に接する口腔粘膜の持続的な炎症と痛みを特徴する病気です。根本的な病態は解明されていませんが、歯垢の中に存在する細菌に対する過剰な免疫反応が主な原因と考えられています。症状としては、口臭、流涎、歯ぐきや口腔粘膜からの出血や潰瘍、強い痛みなどがよく認められます。徹底的な歯垢除去とその後の継続的なホームケアが治療の要となりますが、清潔な状態が維持できないと歯垢蓄積後の再発も非常に多く、抜歯が最も有効な選択肢となることもあります。採食中やご自宅でのデンタルケアの間などで口に痛みを感じている様子がある場合は、お早めにご相談下さい。
獣医師 臼井

狂犬病予防接種(2025/11/08)

ご自宅のわんちゃんの今年度の狂犬病予防接種はお済みでしょうか。日本では、年に一度の狂犬病予防接種が義務付けられています。当院では一年を通して予防接種を受け付けております。また、練馬区にお住まいの方を対象に、今月末まで狂犬病予防接種に関する手続きを代行しております。ご希望の方はご予約のうえ、区から届いたおハガキをご持参ください。

愛玩動物看護師 塚田

第70回社内木鶏会(2025/11/06)


先日、人間力を高めるための勉強会として、第70回社内木鶏会を開催しました。今回のテーマは「名を成すは毎に窮苦の日にあり」でした。厳しい時こそが成長や成功へのチャンスであり、順調な時ほど失敗しないように気を引き締めるこが大切であると改めて実感しました。この学びを日々の生活や仕事に活かし、今後も皆様により良い獣医療を提供できるよう精進してまいります。
獣医師 神野

僧帽弁閉鎖不全症(2025/11/05)

僧帽弁閉鎖不全症(MR)は、犬の心臓病の中で最も発生率が高く、特に小型犬に多発することが知られています。僧帽弁は、左心房と左心室の間にあり、左心の血流を制御する役割を担っています。MRでは、僧帽弁が上手く働かなくなり、左心房へ血液が逆流してしまいます。病態が進むと左心房が拡大し、さらに、肺水腫を引き起こします。症状として、咳や呼吸困難、重度になると息が上がりやすくなったり、失神もみられます。MRの進行速度は個体によって様々なので、MRと診断された場合は定期的にチェックをすることが重要です。心拡大が認められる場合には、進行を遅らせるために内服薬による治療を開始します。気になる症状がある場合にはお気軽にご相談ください。
獣医師 田島

健康診断(2025/10/31)

普段と変わりなく元気に見えていても、健康診断を行うことで体の中で起きている小さな変化や異常が見つかることがあります。わんちゃん・ねこちゃんは人間の約5倍のスピードで歳を取ると言われており、症状が出る前に小さなサインを見つけることが大切です。定期的な健康診断を行うことで、病気の早期発見・早期治療につながります。当院ではただいま秋の健康診断キャンペーンを実施中です。全身の健康診断を、通常よりお得に受けていただけます。11月末までの期間限定となりますので、この機会にぜひご利用ください。
愛玩動物看護師 文字

尿道閉塞(2025/10/25)

尿道閉塞とは、膀胱にできた結石や粘液が尿道に詰まって排尿できなくなる病気です。雄猫で発生しやすく、排尿姿勢を取るが尿が出ない、頻尿、血尿などの症状が見られます。排尿できない状態が続くと、体に不要な物質が排出できず高窒素血症になることで、食欲不振や嘔吐の症状が見られ、重度では死亡してしまうこともあります。治療として、高窒素血症に対する点滴と、閉塞の解除を行います。カテーテルを使用して解除できない場合や、閉塞を繰り返す際は、手術が必要なこともあります。気になる症状がある場合はすぐにご相談ください。
獣医師 新井

ノミ・マダニ予防(2025/10/24)

ノミ・マダニは、吸血によって貧血やアレルギーを起こすだけでなく、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)など、人にも感染する病気の原因になります。ノミは春〜秋に、マダニは梅雨と秋に活動が活発になります。また、ノミは13℃以上の環境で繁殖できるため、寒くなる秋・冬の時期も注意が必要です。室内飼いの子も、人の服や靴を通して室内に持ち込まれる可能性があります。みなさまの大切なわんちゃん・ねこちゃんの健康を守るため、1年を通した予防を心がけましょう。
愛玩動物看護師 田中

甲状腺ホルモン(2025/10/21)

甲状腺ホルモンは、全身の代謝をコントロールする非常に重要なホルモンです。犬では甲状腺ホルモンが不足する甲状腺機能低下症、猫では逆に過剰になる甲状腺機能亢進症が多く、いずれも中〜高齢でよく見られます。甲状腺機能低下症では、元気や活動性の低下・体重増加・左右対称性の脱毛などがみられます。一方、甲状腺機能亢進症では、よく食べているのに痩せてしまう・多飲多尿といった症状が特徴的です。当院の秋の健康診断キャンペーンでは、甲状腺ホルモンを測定できるコースもご用意しています。特に中〜高齢の子は、この機会にぜひご利用ください。
獣医師 神野

第69回社内木鶏会(2025/10/19)

 

先日、人間力を高めるための勉強会として、第69回社内木鶏会を開催しました。今回は「出逢いが運命を変える」というテーマで感想を語り合いました。出会いを通して、人生における出会いの尊さや、人とのご縁が自分を大きく成長させる力になることを学びました。本文中の「どんなすばらしい人と出逢っても、どんな素晴らしい言葉に出逢っても自分のレベルが低かったら、その出会いは生かせない」という言葉が印象に残りました。日々の仕事の中でも、何気ない出会いや関わりが自分の人生に影響を与えていることを忘れず、一つひとつのご縁を大切にしていきたいと感じました。今回の木鶏会を通じて、感謝の心を持ち、より良い出会いをを築いていけるよう努めてまいります。
愛玩動物看護師 田中

シニア期の体の変化(2025/10/17)

ワンちゃん、ネコちゃんは一般的におよそ7歳頃からシニア期に移行すると言われています。シニア期に入ると、以下のような身体や行動の変化が少しずつ現れるようになることがあります。


・毛艶が悪くなった
・イボやしこりが増えた
・名前を呼んでも反応が薄いことがある
・寝ている時間が長くなった

これらは加齢に伴う変化のこともありますが、病気のサインが隠れている場合もあります。当院では体の変化をご自宅で定期的にチェックできるシートをご用意しておりますので、気になる方はお気軽にご相談下さい。
愛玩動物看護師 児玉

犬の多中心型リンパ腫(2025/10/16)

多中心型リンパ腫は、白血球の一種であるリンパ球が異常に増殖する血液の腫瘍です。リンパ腫には様々な種類がありますが、多くはリンパ節から発生する多中心型リンパ腫であることが知られています。病気が進行するまで症状を認めないことも多いため、偶発的に認められることも少なくありません。腫れているリンパ節に対して細い針を刺して細胞の採取を行う細胞診検査や、リンパ節の一部または全体を切除して生検を行うことで診断を行います。治療は一般的に抗がん剤を用いた化学療法を行います。化学療法により寛解なども見込める腫瘍であるため、早期の発見と適切な抗がん剤治療が重要になります。お家のわんちゃんにしこりができた、身体の腫れなどが見つかった際はお早めに病院にご相談ください。
獣医師 雨ヶ崎

JVEC認定医資格(2025/10/12)

この度日本小動物認定獣医師協会(JVEC)の認定試験に合格いたしました。今回のプログラムで、世界各国で活躍する講師陣から、外科、内科問わず様々な分野で世界水準の小動物臨床について学びました。学んだことを生かし、皆様によりよい獣医療を提供できるよう努めて参ります。合格した認定医資格に恥じぬよう、一つひとつの診療に向き合ってまいりますので、今後とも宜しくお願い致します。
獣医師 白石

ブラッシングのやり方(2025/10/10)

夏の終わりから秋にかけて、わんちゃん・ねこちゃんは「換毛期」を迎えます。この時期は夏毛から冬毛へと生え変わるため、普段より多く毛が抜け落ちます。そのため、毎日のブラッシングがとても大切です。ブラッシングのポイントは次の通りです。


① 毛の流れと逆方向にブラシをかけ、抜け毛を浮かせます。
② 毛の流れに沿ってブラシをかけ、浮かせた毛を取り除きます。

特に長毛の子は、脇・内股・耳の後ろなどが毛玉になりやすいため、毛を手でかき分けて、根元から丁寧にブラッシングしてあげましょう。
愛玩動物看護師 内山

色素沈着(2025/10/06)

人と同じように、犬や猫にも皮膚の黒ずみが見られることがあります。皮膚に存在するメラニン色素が過剰に増加することで起こり、ほくろや、皮膚の炎症や外傷後の変化、ホルモン性疾患、ウイルスの感染、悪性腫瘍(メラノーマ)などが可能性として考えられます。色素沈着の様子や、全身の健康状態、また隆起している場合には細胞診検査などを行って診断を行っていきます。状況により必要な治療は異なってきますので、気になるできものなどがある場合にはご相談ください。
獣医師 池田

木鶏会フォローアップセミナー(2025/10/01)



先日致知出版社の柴田様をお迎えし、木鶏会の目的を再確認するフォローアップセミナーを開催いたしました。美点凝視(人の長所や徳性に意識的に目を向けること)、素心(素直な心)という言葉をキーワードに人間力を高めていくために必要な考え方や生き方について教わりました。「人生は縁によって決まる」「生きるセンスを磨く秘訣」をポイントごとにお話しいただき、「人間学とは何か」という根本について、改めて学び直す機会となりました。今日学んだことをスタッフ一同見つめ直し、人間的成長を心がけながら、皆さまに安心してご利用いただける病院づくりに努めてまいります。
愛玩動物看護師 町田

蛋白漏出性腸症(2025/09/29)

蛋白漏出性腸症とは、腸から蛋白が漏れ出てしまうことで血中の蛋白が減少し、低蛋白血症を引き起こす病気の総称です。犬では腫瘍や消化管の炎症を伴うリンパ管の拡張など様々な疾患が原因となりますが、猫ではまれです。嘔吐や下痢、食欲不振などの典型的な消化器症状を呈する場合もありますが、消化器症状を認めず、胸水や腹水の貯留、末端の浮腫のみが認められることもあります。血液検査や臨床症状から仮診断をしていきますが、確定診断には消化管の内視鏡検査(病理検査)が必要です。治療には内服薬の他、食事療法が重要です。重症な場合、命に関わることもありますので、気になる症状がございましたらお早めにご来院ください。
獣医師 白石

雑誌掲載のお知らせ(2025/09/26)

この度、当院の患者様からのご紹介でご縁を頂き、雑誌「コーギーSTYLE」の「動物病院大好き」という特集で取材協力を行いました。取材ではわんちゃんに動物病院を好きになってもらう取り組みとして、パピークラスの開催、診察やお散歩でお立ち寄り頂いた際におやつをあげるなど、当院で実践している事をご紹介しています。わんちゃんが動物病院を好きになりお立寄りしやすい場所になると、病気の早期発見・早期治療に繋がる、治療や通院のストレスを軽減できるなど、わんちゃんとご家族にとっての大きなメリットがあります。その為、当院では積極的にこのような取り組みを行っております。特集は9/30発売の「コーギーSTYLE」Vol.49に掲載されていますので、是非ご覧ください。
愛玩動物看護師 佐藤

症例追加(2025/09/23)

 


HPの外科の「その他の整形外科疾患」のページに、犬の足根関節の部分関節固定術を追加致しました。(コチラ)足根関節は脛骨、腓骨、踵骨、距骨、足根骨、中足骨と複数の骨で形成され、その関節構造は複雑であり複数の靭帯と腱で安定化されています。足根関節の脱臼や亜脱臼は、主に落下や激しい運動中の外傷によって生じます。症状として、患部は熱感を持って腫れ、動物は痛みにより後肢を挙上したり、負重を避けるように行動します患部g腫れ、動物は痛みにより歩行時や排泄時に体重がかからないように庇。治療法は、軽症の場合は副子や装具による保存療法を行いますが、重症の場合は靭帯修復や関節を固定する関節固定術を行う必要があります。歩行異常や足を庇うような仕草が認められる場合はお早めにご相談下さい。
獣医師 臼井

わんちゃんねこちゃんの爪切り

ご自宅で爪切りは行っていますか?肉球よりも爪が出ていたり、歩く時にカチャカチャと音が出る場合は爪切りが必要なサインです。爪が長いと
・歩きにくくなる
・肉球に爪が刺さる
・爪を折る


等のトラブルを引き起こす可能性があります。定期的に爪の長さをチェックしてあげましょう。また、当院では月に一回の爪切りをお勧めしております。ご自宅での爪切りが難しい場合は、爪切りのみのご予約も承っていますので、お気軽にご相談下さい。
愛玩動物看護師 塚田

第68回社内木鶏会(2025/09/17)


先日、人間力を高めるための勉強会として、第68回社内木鶏会を開催しました。「人生は挑戦なり」というテーマで感想を語り合いました。九州旅客鉄道相談役を務めていらっしゃる唐池恒二氏の「夢と希望は大きく持つ」という言葉に感銘を受け、常に夢を掲げて挑戦し続けることの大切さや、夢見る力で社内全体を動かすことができるということを学びました。今回の木鶏会での学びを活かし、日々挑戦を忘れず一人一人が成長できるよう精進して参ります。
獣医師 新井

ケンネルコフ(2025/09/16)

ケンネルコフは、咳を主な症状とする急性の呼吸器感染症で、1歳未満の犬で多く発生します。咳以外にも、鼻水やくしゃみ、発熱などを伴うことがあります。悪化すると元気・食欲が低下し、時に肺炎に陥り呼吸困難を呈するもあります。複数の病原体がケンネルコフの原因となり得るため、わんちゃんのワクチンプログラムが完了するまで、あまり多くの動物と触れ合わせないようにするなど、注意が必要です。新しくお迎えしたわんちゃんが咳をしている等、気になる症状がある場合は、お気軽にご相談ください。
獣医師 田島

セミナー報告(2025/09/12)

先日、阿部美奈子先生による第1回グリーフケアセミナーを受講しました。グリーフとは直訳すると「悲嘆」という意味で、人や動物にとって大切なものを喪失した時や喪失を想像した時に起こる、ごく自然な心と身体の反応を指します。グリーフは人が「動物との当たり前の日常を失うこと」を想像することでも生まれますが、悲しい表情をした飼い主様の姿を目にした動物たちにもまた人と同様にグリーフが生まれます。当院では皆様とその大切なご家族である動物たちが安心して健やかな生活を送れるようサポートして参ります。疑問に思っていることや不安なことなど何かありましたら、スタッフにご相談下さい。
愛玩動物看護師 浅見

動脈管開存症(2025/09/09)

動脈管開存症とは犬の先天性心疾患で最も多いとされる病気です。産まれる前の胎児期にはたらいていた、大動脈と肺動脈をつなぐ動脈管という血管が遺残してしまうことで全身に行くはずの血液が肺動脈へと流れ、肺静脈や肺に過剰な負担がかかります。聴診で特徴的な雑音が聴取され病気が見つかることもありますが、確定診断にはエコー検査を用います。初期は無症状のこともありますが、重症化すると、疲れやすい、咳をする、呼吸が苦しいなどの症状が見られます。自然に血管が塞がることもありますが、症状が強い場合は手術で血管を塞ぐ必要があります。子犬に気になる症状がある場合は、ご相談ください。
獣医師 新井

臨時休診のお知らせ(2025/09/05)

台風接近に伴い、安全を考慮して豊玉病院の本日の午後の診療(16時〜18時)は休診とさせていただきます。ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解くださいますようお願いいたします。

犬の混合ワクチンについて(2025/09/04)

混合ワクチンとは、一本で複数の感染症を予防できるワクチンのことで、当院では犬用として6種と8種の混合ワクチンをご用意しております。


•6種:主要な感染症を予防可能
•8種:上記に加えて、レプトスピラ症も予防可能(ネズミの尿で汚れた水や土壌から感染し、人にも感染します)

キャンプや海など自然の多い場所へ一緒にお出かけする場合には8種混合ワクチンの接種をお勧めします。混合ワクチンは義務ではありませんが、様々な感染症から愛犬を守るため年に1回の接種を行いましょう。ワクチン接種に不安がある場合は、 血液検査で免疫の有無を調べてから接種を検討することもできますので、お気軽にご相談ください。
愛玩動物看護師 文字

肺水腫(2025/09/01)

肺水腫は、肺に過剰な液体が貯留し、ガス交換が障害され、呼吸が苦しくなる病態です。犬猫では心原性と非心原性に大別されます。心原性肺水腫は、僧帽弁閉鎖不全症や肥大型心筋症などによる左心不全が原因で、左心房の圧が上がり、肺静脈の圧が上昇することで肺に液体が漏出して起こります。非心原性は、外傷、肺炎、敗血症、神経原性などにより血管透過性が亢進して起こります。症状は、浅くて早い呼吸、ゴロゴロとした呼吸音、咳、チアノーゼなどで、急速に悪化することがあります。胸部のレントゲンを撮影し診断を行ないます。治療は心原性では酸素吸入、利尿薬、血管拡張薬や強心薬などで行ないます。非心原性では酸素投与と原因に応じた治療を行ないます。迅速な対応が必要となる病態のため呼吸様式の異常を感じた場合は早めにご相談ください。
獣医師 神野

第67回社内木鶏会(2025/08/30)

先日、人間力を高めるための勉強会として、第67回社内木鶏会を開催しました。「日用心法」というテーマで感想を語り合いました。徳富蘆花氏の「山の上にも山があり、山の奥にも山がある。人の生の旅はただ上りです」という言葉に感銘を受け、自分の限界を作らず、向上心を持ち高みを目指していくことの大切さを実感しました。今回の木鶏会での学びを活かし、皆様により良い獣医療を提供できるよう日々精進して参ります。
愛玩動物看護師 塚田

バイオバーム(2025/08/28)

わんちゃん・ねこちゃんの肉球やお鼻は、季節や環境によって乾燥しやすく、カサつきやひび割れを起こすことがあります。特に夏はアスファルトの熱や冷房の影響で硬くなったり乾燥するため、日頃のケアが大切です。バイオバームは、1日1〜3回塗ることで肉球やお鼻を乾燥から守り、潤いを与える保護クリームです。


特長
・オーガニック認定の植物オイル配合
・抗菌バリアで清潔をキープ
・舐めても落ちにくい耐水性

毎日のケアにぜひご活用ください。
愛玩動物看護師 田中

肛門嚢炎(2025/08/27)

わんちゃん、ねこちゃんには肛門の付近に肛門腺と呼ばれる袋状の臭腺(肛門嚢)があります。肛門嚢からは分泌液が排便時に共に排泄されます。肛門嚢に分泌液が過剰に溜まり、炎症や細菌感染巣ことで肛門嚢炎を生じます。肛門嚢炎では肛門周囲に痛み、腫れの症状が見られ、さらに悪化すると肛門嚢が破裂し、出血と共に膿状の分泌液が排出されます。初期の肛門嚢炎の治療は抗生剤などの内服を行いますが、肛門嚢が破裂してしまった場合は外用薬による治療も合わせて行います。肛門嚢炎の予防のためには定期的な肛門腺搾りが重要になります。肛門嚢に分泌液が溜まるとお尻を地面に擦り付ける、頻繁にお尻を舐めるなどの症状が見られます。おうちのわんちゃん、ねこちゃんにこのような症状が見られる時はお早めにご来院ください。
獣医師 雨ヶ崎

歯みがきガム(2025/08/22)

歯みがきガムはご自宅でできるデンタルケアの一つで、歯ブラシが苦手な子や歯みがきの補助としておすすめです。歯みがきガムには以下の特徴があります。


・噛むことで歯垢や歯石の沈着を抑える
・口臭の軽減
・嗜好性が高く、おやつ感覚で続けられる
・動物に優しい自然由来の成分で作られている

また、歯みがきガムを選ぶ時はVOHC認定(米国獣医口腔衛生協会)という歯垢や歯石の蓄積を抑える効果認定を受けたものを選びましょう。当院にもご用意があるので、気になる方はお気軽にお声掛け下さい。
愛玩動物看護師 児玉

肥満細胞腫(2025/08/19)

肥満細胞腫は悪性腫瘍の一種で、主に皮膚において発生が認められますが、脾臓や肝臓といった内臓にも生じることがあります。軟らかいしこり、硬いしこり、皮膚の赤み、火傷痕のような様子など、様々な形態を取ります。動物種や発生部位などにより、その後の挙動が異なる傾向があることが知られています。多くの場合、腫瘍に対して細胞診検査を行うことで診断することが出来ます。治療は、外科的切除、放射線療法、化学療法(抗がん剤を使用)、分子標的療法(分子標的薬を使用)を、状態により組み合わせながら実施していきます。ご自宅のわんちゃんねこちゃんに、気になるできものなどがある場合にはいつでもご相談下さい。
獣医師 池田

皮膚トラブルの予防(2025/08/15)

暑い季節が続いており、皮膚のトラブルが増えやすい時期となりました。高温多湿の気候だと皮膚に存在する細菌が増殖しやすく皮膚疾患を起こしやすくなります。その為、シャンプーを月に1〜2回を目安に定期的に行い、わんちゃんの被毛や皮膚を清潔に保つ事は皮膚疾患の予防にもなります。他の対策として、ドライシャンプーやシートで身体を拭く、こまめにブラッシングをする、皮膚バリア機能に配慮したフードに変更する方法があります。動物種や体質、その子の性格により必要なケアも様々ですので、気になる事やお悩みがございましたらお気軽にご相談ください。
愛玩動物看護師 本多

皮膚糸状菌症(2025/08/11)

皮膚に感染するカビの一種である「皮膚糸状菌」によって引き起こされる病気です。感染すると脱毛、皮膚の赤み、フケ、かゆみなどが症状としてみられます。特に免疫力が低い子犬、子猫や基礎疾患がある高齢の子は感染しやすいため注意が必要です。真菌症が疑われる場合は、外用薬、内服薬の使用、シャンプー療法で治療します。また多頭飼いの場合は感染リスクがあるため他の子との接触を避けること、人にも感染するため自宅の環境整備も重要です。今月は皮膚・耳の診察キャンペーンも行っております。気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。
獣医師 野口

点眼方法(2025/08/08)

わんちゃん、ねこちゃんの点眼を行う際は、正面から目薬を近づけると怖がってしまうため、背後から行いましょう。


①動物を後ろから抱え、顎の下に手を添え、顔を少し上向きにします。
②もう片方の手で点眼薬を持ち、頭の後ろから手を回し、上まぶたを引き上げ目を開きます。
③点眼薬の先端が目に触れないよう気を付けながら、点眼します。
※1回で差す点眼液の量は、1滴で十分です。溢れ出てしまった点眼液は、目を閉じて拭き取りましょう。

またご飯や好きなおやつを使いながら点眼を行う事で、嫌なイメージが付きにくくなります。病院で実際に点眼方法をお見せする事もできますので、お気軽にお声掛けください。
ホンド動物病院 内山

猫の口腔内化膿性肉芽腫(2025/08/05)

猫の臼歯(奥歯)部位における化膿性肉芽腫は、臼歯の歯肉から口唇粘膜に腫瘤(おでき)として認められます。これは主に臼歯の咬合(噛み合わせ)の異常による持続的な外傷で生じます。出血や潰瘍を伴い、口腔内の腫瘍性疾患との鑑別が重要です。痛みを感じることから、食欲の低下やドライフードを食べなくなる、口の周りを気にするなどの症状を認めます。治療方法として、肉芽腫を切除しても再発することから、咬合異常の改善や抜歯をする必要があります。上記の症状が見られる場合はお早めにご相談ください。
獣医師 臼井

ドライシャンプー(2025/08/01)

お散歩後の足の裏や排泄物や食べこぼし等で、わんちゃんねこちゃんが汚れて困ったことはありませんか?その都度シャンプーをするのも1つですが、若齢や高齢の子はシャンプーをすることで疲れてしまう可能性があります。そのような時は洗い流しや乾かしの必要がない、ドライシャンプーがお勧めです。当院には泡で出てくるタイプと、お湯で薄めて汚れを流す液体タイプのご用意があります。ご興味のある方は、お気軽にスタッフまでお声がけください。
愛玩動物看護師 町田

甲状腺機能亢進症(2025/07/29)

甲状腺機能亢進症は、主に8歳以上の高齢猫で発生が多い病気で、臓器でのエネルギー産生や代謝、血液循環に関わる甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることにより、多食、体重減少、攻撃性亢進、嘔吐、下痢など、さまざまな症状を引き起こします。合併症として、心筋症や腎臓病がよく認められます。特に、腎臓病は甲状腺機能亢進症の治療により悪化することがあるため、注意が必要です。甲状腺機能亢進症に対する治療は内服薬が第一選択で、その他の選択肢としてヨウ素制限食、外科手術が挙げられます。気になる症状がある場合にはお気軽にご相談ください。
獣医師 田島

SFTSに要注意(2025/07/25)

マダニが媒介し、人や動物に感染する感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の感染地域が拡大しています。これまでは西日本を中心に発生が報告されていましたが、今年に入り静岡や愛知県での人への感染が相次いで確認されている他、今月初めて関東地方・神奈川県で感染が確認されました。 また、茨城県ではペットの犬や猫への感染が報告されています。マダニのペットへの寄生は、動物病院で処方される駆虫薬を毎月しっかり与えることで予防することができます。また、加えてペット用の虫除けスプレーの塗布もお勧めです。お散歩後にブラッシングをして虫がいないか確認することも大切です。マダニは公園の草むらや、森林、河川の近くなどに生息しています。これから避暑地へのお出かけや自然の中でのレジャーを楽しまれる際は、しっかりと感染対策を行いましょう。
愛玩動物看護師 佐藤

肥大型心筋症(2025/07/21)

肥大型心筋症とは、心臓の筋肉が厚くなる病気で、猫の心臓病で最も多いとされています。筋肉が厚くなると、心臓の中の血液を貯めるスペースが狭くなり、全身に送る血液量が少なくなります。軽度の場合は無症状ですが、重度になると食欲低下、元気消失に加え、胸に水が溜まってくる(胸水貯留、肺水腫)ことがあります。また、血流が悪くなることで、血栓ができやすくなります。肥大型心筋症と診断された場合は、心臓の負担を軽減する薬を用いて進行を遅らせることが必要です。気になる症状がある場合はお気軽にご相談ください。
獣医師 新井

ペットの防災対策(2025/07/18)

いつ起こるかわからない災害に備え、愛犬・愛猫のために防災対策をすることが大切です。ペットの防災対策として以下のものを準備しておきましょう。


・動物用の備蓄品:5日分のフードと水、(特に療法食を食べている子は必須)、薬(必要な子)、ペットシーツ
・同行避難用グッズ:首輪やリード、クレートやキャリーバッグ
・迷子対策:マイクロチップの挿入、迷子札の装着

災害時は基本的にクレートで過ごすことが多いため、日頃から慣れておくことが大切です。また避難所では感染症が蔓延する恐れがあるため、ワクチン接種やノミ、マダニなどの寄生虫予防を日頃から定期的に行いましょう。
愛玩動物看護師 浅見

社内木鶏会(2025/07/15)

先日、人間力を高めるための勉強会として、第66回社内木鶏会を開催しました。「一念の微」というテーマで感想を語り合いました。日常におけるほんの少しの善い心がけや考え方次第で、人生が大きく変わるという内容でした。中でも大峯金峯山回峰大行満の柳澤眞悟氏は「自分の信じる道を只管、ただひたむきに歩む。心には思わしくないことが浮かぶこともあるけども、それを言葉にしなければ自然に消えていく。人生も修行もその繰り返し。」と仰っており、感謝の気持ちを持ちながら日々を積み重ねていくこと、自分自身を見つめて生きていくことの大切さを実感しました。今回の木鶏会での学びを活かし、皆様により良い獣医療を提供できるよう日々精進して参ります。

愛玩動物看護師 本多

猫喘息(2025/07/14)

猫喘息は、何かしらの原因で気管支に慢性的な炎症があり、発咳、喘鳴(ゼーゼーという呼吸)、チアノーゼ等の呼吸障害を生じる疾患で、即時型アレルギーが関与しているとされています。胸部レントゲン検査、身体検査、血液検査などから総合的に診断します。治療には内服薬や注射薬の他、噴霧吸入療法(ネブライザー)や、飼育環境の整備などを行います。重症例では生涯に渡る治療が必要になることもあり、呼吸状態によっては命に関わる場合もあります。早期の治療介入により、重症化させないことが重要です。

獣医師 白石

お盆休みのご案内(2025/07/13)

8/13(水)~8/15(金は休診とさせて頂きます。緊急の場合のみ、10時~16時まで予約診療を行います。必ずお電話でご連絡の上ご来院下さい。なお、病院により対応日が異なるためご注意ください。

詳しくはコチラを御覧ください。

対応日
豊玉病院:8/13、8/15、(8/14は休診)
春日町病院:8/14 (8/13、15は休診)
石神井病院:全日休診

夏の水分補給(2025/07/10)

わんちゃんやねこちゃんは、冷房が効いた涼しい部屋にいるとお水をあまり飲まないことがあります。一日の飲水量としてわんちゃんは体重1kgあたり約40~60ml、ねこちゃんは体重1kgあたり約60mlとされています。お水飲んでいないと感じる時は工夫してあげることで改善する場合があります。
お水を飲む工夫として
・新鮮なお水を複数箇所に設置する
・普段のご飯にウェットフードを混ぜる、もしくはウェットフードに切り替える
・ササミやかつおの茹で汁をあげる
などが挙げられます。脱水症状にならないように気をつけ、暑い時期を乗り越えましょう。
愛玩動物看護師 塚田

粟粒性皮膚炎(2025/07/08)

粟粒性皮膚炎は、頭や首、背中の皮膚に丘疹(小さな赤いぶつぶつの斑点)ができる皮膚炎です。ノミアレルギーが関与することが多いですが、食物アレルギーや環境アレルギー、蚊の吸血に対する過敏反応などが関係することもあります。かゆみを伴い、掻き壊して悪化しやすいのが特徴です。原因の除去が治療の基本となり、ネクスガードキャットなどによるノミ・ダニ予防、低アレルゲン食への変更、消炎剤や抗ヒスタミン薬の内服を組み合わせて治療します。蚊の過敏症が疑われる場合は、猫を屋外に出さないことも重要な対策です。皮膚に異変を感じたら、早めにご相談ください。
獣医師 神野

梅雨の時期の皮膚トラブル(2025/07/04)

湿度が高く、気温も高くなるこの時期は、皮膚が蒸れやすくなり、細菌や真菌(カビ)が繁殖しやすくなります。その結果、かゆみや赤み、湿疹などの皮膚トラブルが起こりやすくなります。


皮膚の健康を守るために、次のようなケアを心がけましょう。
•こまめなブラッシングと皮膚チェック
•定期的なシャンプー
•雨に濡れた後やシャンプーの後は、しっかり乾かしてあげる
•エアコンでの湿度温度管理

ご自宅のわんちゃんねこちゃんの皮膚のことで気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
愛玩動物看護師 文字

膿皮症(2025/07/01)

膿皮症は、わんちゃんでよく見られる細菌感染による皮膚疾患です。高温多湿な環境、アレルギー性疾患などを背景として、皮膚のバリア機能が低下し、皮膚に常在する細菌の異常な増殖・感染が原因となり、膿皮症が引き起こされます。膿皮症の治療は感染の深さや症状の強さによって様々です。部分的に膿皮症が見られる場合はシャンプー療法や塗り薬で治療していきますが、感染が深い場合や全身的に膿皮症が見られる際には、抗菌薬の内服が必要な場合もあります。軽度の膿皮症ではあまり痒みなどが見られないこともあるため、悪化してから初めて気が付くこともあります。梅雨は特に膿皮症がよく見られる季節です。おうちのわんちゃんにかさぶたのようなものが見られる、皮膚が環状に剥けているような症状が見られる時は、お早めにご相談ください。
獣医師 雨ヶ崎

症例発表をして来ました(2025/06/27)

先日、JAHA(日本動物病院協会)の家庭犬しつけインストラクター養成コースの講義6「問題対処の基礎知識」にて症例発表をして参りました。内容は、「診察を受けられない」わんちゃんに対して、楽しく口輪やエリザベスカラーを着用する事を教えて行き、診察を受けられるようになった症例についてです。口輪やエリザベスカラーという道具は、無理やり着用すると動物にとって嫌な道具になってしまいますが、教え方次第で喜んで着けさせてくれるようになります。その実例をこれからしつけインストラクターになる方にも知って頂きたく話してきました。ホンド動物病院では、病気や予防はもちろん、しつけ面でもわんちゃんねこちゃんをサポートできる病院を目指し患者様と向き合っております。何かお困りの事がありましたらお気軽にご相談ください。
愛玩動物看護師、JAHA認定家庭犬しつけインストラクター天川

マダニ感染症(2025/06/23)

マダニは春先から夏にかけて活発に活動するようになり、動物の血液を介してバベシア症やSFTS(重症熱性血小板減少症候群)等様々な病気を媒介します。症状は病気によって様々ですが、元気食欲低下、発熱、貧血を認めることがあります。身体に付いてしまったマダニは無理に取ったりせず、慎重に処理する必要があるため、万が一ご自宅のわんちゃん猫ちゃんがマダニに噛まれてしまった場合は速やかに動物病院にご相談ください。マダニ感染症は命に関わるリスクも高く、人への感染も認められています。確立された治療法はないため、マダニの寄生を予防するために定期的な予防薬の投与が重要です。
獣医師 野口

社内木鶏会(2025/06/21)

先日、人間力を高めるための勉強会として、第65回社内木鶏会を開催しました。今回は「読書立国」というテーマのもと、読書をすることで物事を柔軟に考えることができ、語彙力や思考力を養うことができるということを学びました。 また京都大学名誉教授の山中伸弥氏は「読書は自分だけでは経験できない他の人や過去の人の生き方や価値観を学ぶことができる。自分もかくありたいという目標を与えてくれる。」と仰っておりました。読書を通して1人1人自分を高め、より良い獣医療を提供できるよう日々精進して参ります。
愛玩動物看護師 内山

予防医療のホームページについて(2025/06/20)

当院のホームページに新しく予防医療のページを開設しました。予防医療とは病気の予防だけでなく、病気が重症化する前に早期発見・早期治療を目的として行う医療のことです。具体的には以下のものが挙げられます。
・ワクチン接種
・フィラリア、ノミマダニ予防
・定期的な健康診断
日頃から予防することで病気にかかるリスクを減らすことができます。ホームページではさらに詳しく予防医療について掲載しています。愛犬愛猫の健康な毎日を守るため、しっかりと予防をしていきましょう。
愛玩動物看護師 児玉

真珠腫性中耳炎(2025/06/17)

真珠腫性中耳炎は、特に短頭種、スパニエル系、レトリーバー系で比較的多く報告されています。外耳道や鼓膜から中耳腔内へと侵入した上皮組織が増殖を続けて拡大していく病態を指し、慢性的な外耳炎/中耳炎に続発する可能性などが考えられています。外耳炎と類似した症状(耳を気にしたり痛がる、耳漏が出る)がよく認められ、悪化すると神経症状(頭を傾ける、顔面の麻痺など)も確認されることがあります。オトスコープ検査、レントゲン検査、CT検査などを用いて確定診断を行います。治療には外科的な対応が基本となりますが、症例の状態によっては内科的な保存療法を実施することもあります。真珠腫が拡大していくと、鼓室胞の膨張や周辺の骨組織などの破壊が生じ様々な障害に繋がる可能性がありますので、気になる症状があればお早めにご連絡ください。
獣医師 池田

避妊・去勢手術後のごはんについて(2025/06/13)

避妊・去勢手術後はホルモンバランスの変化により、食欲が約20%増加し、必要なカロリーは約30%減少すると言われています。そのため、手術前と同じ食事を続けると、体重が増えやすくなり、肥満のリスクが高まります。このような変化に対応するには、避妊・去勢後専用のフードがおすすめです。これらのフードは、カロリーを抑えながらも毎日の健康維持に必要な栄養素がしっかりと含まれています。フード選びで迷われた際は、お気軽にご相談ください。
愛玩動物看護師 田中

異物誤飲(2025/06/09)

わんちゃんやねこちゃんが、おもちゃなどの異物を誤って飲み込んでしまうことがあります。異物が消化管に詰まると、食欲不振や頻回の嘔吐などの症状が見られ、重度の場合、消化管内の潰瘍や壊死を引き起こすこともあります。また、異物の形状によっては消化管穿孔を引き起こす可能性もあります。早期に気づくことが出来れば、催吐処置で吐き出させることが可能な場合もありますが、飲み込んだ異物の種類や大きさ等によっては内視鏡や開腹手術で異物を除去しなければならないこともあります。誤飲を疑う場合は、すぐに病院へご相談ください。
獣医師 白石

マイクロチップについて(2025/06/05)

マイクロチップとは皮下に挿入する直径2mm、長さが約10mm程の円筒形で、動物の個体識別に用いられるチップです。ご家族の犬や猫が迷子や災害時等に身元を証明をする方法の1つとなります。令和4年6月1日から、ペットショップ等で販売される犬や猫について、マイクロチップの装着が義務化されています。それ以前から飼育されている犬や猫は努力義務ですが、犬や猫の安全の為装着を推奨しています。当院でもマイクロチップの装着や、専用の読み取り機を用いて装着の有無を確認することができますので、ご希望の方はお気軽にご相談ください。
愛玩動物看護師 本多

犬の虫歯(う蝕)(2025/06/02)

虫歯は犬では稀な病態であり、発生率はおよそ5%程度と報告されています。人と比較し虫歯が少ない理由として、犬の口腔内pHは8~9とアルカリ性であるために虫歯の原因となる細菌は生育できにくい環境であること、咬合面を持つ平らな歯が少ないこと、食べ物が口腔内にとどまる時間が短いこと、唾液中のアミラーゼが少ないことなどが関連すると考えられています。
しかしながら、ホームデンタルケアが困難な犬、砂糖を含んだ甘いおやつを与えられている犬、口が乾きやすい唾液が少ない小型犬に見られる場合があります。後臼歯(奥歯)の咬合面に認めることが多く、虫歯の部分は黒〜茶色の着色を認めます。虫歯が表面的な場合は歯冠修復を行いますが、歯髄まで侵食されている場合は歯内治療や抜歯治療を実施します。日常的に口の中をチェックし、歯の着色や口の痛みなど気なる症状がある場合は、お早めにご相談下さい。
獣医師 臼井

梅雨の室温管理(2025/05/30)

わんちゃん猫ちゃんは人と比べて体温調節が得意ではありません。これから梅雨に入り蒸し暑い日が続くため、室温管理が重要になります。一般的にわんちゃん、猫ちゃんが快適な室温は、
・わんちゃん:温度18〜25℃、
・猫ちゃん:温度25〜28℃
湿度はどちらも40〜60%が目安になります。特に梅雨の時期は温度だけでなく湿度が高くなるため、熱中症のリスクが高まります。年齢・犬種・体格によってその子の快適な温度や湿度が違いますので、その子に合わせた室温管理を行いましょう。
ホンド動物病院 内山

慢性腎臓病(2025/05/26)

慢性腎臓病とは、腎臓の構造の異常や機能の低下が長期間継続して存在している状態を指します。特徴的な症状は多飲多尿です。薄いおしっこが大量に出るようになり、水分が不足し、飲水量が増えます。そのほかにも食欲不振、嘔吐、下痢などが見られることがあります。一度異常が起きた腎臓は、元の状態に戻ることはありません。したがって、できるだけ早く異常を発見し、治療により進行を遅らせることが重要です。そのため、定期的な健康診断がおすすめです。また、多飲多尿やその他、普段と異なる様子がみられた場合にはお気軽にご相談ください。
獣医師 田島

体型チェック(2025/05/23)

皆さんはわんちゃんねこちゃんの体型チェックを行っていますか?胴の1番太いところを触った時に肋骨が軽く触れる、背中を上から見た時に腰にくびれがあるのが理想の体型です。肋骨が浮き出ていたり、身体に触れた時にしっかり骨を触れる場合は痩せている可能性があります。逆に、脂肪が邪魔をして肋骨が触れない、くびれがなく背中が平らに見えるのは肥満と言えるでしょう。肥満は病気になるリスクが高まる危険性があります。また、元気で食欲があっても痩せている場合は、何か病気が隠れているかもしれません。是非この機会に、体型チェックを行って日々の健康管理に努めましょう。
愛玩動物看護師 町田

社内木鶏会(2025/05/21)

先日、人間力を高めるための勉強会として、第64回社内木鶏会を開催しました。今回は「磨すれども磷がず」というテーマのもと、信念を持ち続けることの大切さについて学びました。特集では、鍵山秀三郎氏が「人間はいつも見ているものに心が似ていく」というご両親の教えを受け、日々の掃除を徹底されていたお話が紹介されました。最初は社員から反発を受けながらも、30年後にはその姿勢が社内に浸透し、理想的な社風へと変化していったそうです。このお話から、たとえ最初は理解されなくても、自ら率先して行動し続けることで、やがて周囲に良い影響を与えられることを実感しました。また、「磨すれども磷がず」の言葉の通り、自分の芯を持って行動する姿勢の大切さを改めて感じました。今回の木鶏会での学びを活かし、小さなことにも手を抜かず、一つひとつの仕事に丁寧に向き合い、皆様により良い獣医療を提供できるよう努めてまいります。
愛玩動物看護師 塚田

猫の特発性膀胱炎(2025/05/19)

特発性膀胱炎とは、膀胱の感染や尿結石、腫瘍などがないのに膀胱炎の症状が見られる病気です。具体的には頻尿、血尿、排尿時の痛み、トイレ以外での排尿などが見られます。原因としては、飲水量が少ない、トイレが気に入らない、食事内容、環境の変化による精神的ストレス、肥満などが複合的に関係していると考えられています。治療として、痛みがある場合は痛み止めを処方しますが、猫の生活環境を改善することが重要で、ストレスを取り除く効果のある食事やサプリメントの使用、トイレの置き方などの工夫が必要です。気になる症状が見られたときには、お早めにご相談ください。
獣医師 新井

院内マナー研修(2025/05/15)

 
先日、院内研修として、新人スタッフを対象に接遇セミナーを行いました。セミナーでは、医療現場におけるマナー、コミュニケーションスキルについて学ぶと同時に、ご家族の皆様がどのようなお気持ちで大切なワンちゃんネコちゃんを連れてご来院頂くのか、ご安心頂ける為にはどのような対応が必要なのか、意見を出し合いました。また、ロールプレイングを行い、待合室での安全、安心に配慮した立ち振舞いが出来るように、練習に取り組みました。今後もホンド動物病院ではスタッフ教育に注力し、皆様に安心してご利用頂けるよう努めて参ります。
愛玩動物看護師 佐藤

椎間板ヘルニア(2025/05/13)

椎間板ヘルニアは、背骨の椎体と椎体の間にあるクッションの様な役割を果たす椎間板が変性・突出して脊髄を圧迫し、痛み、歩行困難、麻痺などの神経症状を引き起こす疾患です。ダックスやコーギーなどの胴長短足の犬種に多く見られ、加齢やジャンプなどの衝撃が原因となることもあります。症状の程度により、内科治療や手術が行われます。当院では手術や内科治療以外にもマイクロウェーブやレーザーを用い痛みがある部分を温め、痛みを和らげる治療も行っています。歩行・姿勢に違和感を感じた際は早めにご相談下さい。
獣医師 神野

ノミ・マダニ予防(2025/05/10)

犬、猫がノミ・マダニに刺されると激しい痒みや湿疹、脱毛等の皮膚炎、また「犬バベシア症」「瓜実条虫」、人間にも重篤な症状を引き起こす「SFTS(重症熱性血小板減少症)」等の感染症を発症することがあります。春から夏にかけてノミ・マダニが年間で最も活動的になるため、毎月予防することをお勧め致します。当院では1回の投薬でフィラリアや消化管内寄生虫などもまとめて予防できるオールインワンタイプや予防効果が3ヶ月持続するスポット(滴下)タイプなど様々な薬をご用意しております。また6月末まで猫の予防薬まとめ買いキャンペーンを行っていますのでこの機会にぜひご利用下さい。
愛玩動物看護師 浅見

膵炎(2025/05/08)

膵臓は食べ物の消化を助ける消化酵素を出したり、血糖値の調節を行うホルモンなどを分泌する臓器です。膵炎とは、何らかの原因で膵臓に強い炎症がおき、不具合が生じてしまう疾患です。症状は、嘔吐や下痢、腹痛などが挙げられ、重症化するとそのまま亡くなってしまうこともあります。一度症状が落ちついてから再燃することもあり、食事管理や消化酵素剤の服用などの長期的な治療が必要になることもあります。臨床症状を基に、血液検査/エコー検査などを行い、総合的に診断を行います。おうちの子に気になる症状が見られましたらお早めにご相談ください。
獣医師 雨ヶ崎

そのお水大丈夫?(2025/05/02)

暖かくなり、散歩や日向ぼっこが楽しい時期になりました。お水も美味しく感じる季節ですが、お出かけ先やご自宅でワンちゃんネコちゃんに、水道水よりちょっと贅沢にミネラルウォーターを、と思って与えていませんか。特に硬水には「尿結石」の原因であるマグネシウムやカルシウムなどのミネラル成分が多く含まれています。犬猫の身体は人と必要なミネラルのバランスが異なるため、尿への排泄が多くなり尿結石症のリスクが上がります。尿結石症は、手術が必要になることもあるので、予防のためにも水道水を与えましょう。
動物看護師 鶴巻

パピークラス(2025/04/25)

当院では、5ヶ月未満の子犬を対象にパピークラスを開催しています。パピークラスでは、トレーニングの基礎から、甘噛み、トイレトレーニング、知らない人に慣らす、知らないワンちゃんとご挨拶をしてみる、お散歩の練習、お手入れの練習など、今後生活していく上で必要な事について学んでいきます。犬の社会化期が約14週齢までで一区切りとなるため、できるだけ早い時期に参加して頂く事をお勧めしています。当院のパピークラスは混合ワクチンを2回接種し1週間経った時から参加が可能です。この時期に取り組んで頂く事で、今後の苦手な事を減らす事ができ、得意な事を増やす事ができます。子犬を迎えられた方は、ぜひご検討ください。
愛玩動物看護師、JAHA認定家庭犬しつけインストラクター 天川

外耳炎(2025/04/22)

外耳炎は、耳の入口から鼓膜の手前までにあたる"外耳道"と呼ばれる部位に炎症が起きている状態のことを指します。頭をしきりに振る、耳を掻いたり擦り付けたりする、耳の中が赤い、汚れが多い、臭いが強いなどの症状がよく認められます。原因は、アレルギー、細菌などの感染、耳の構造(垂れ耳、耳道が狭い)、高温多湿な環境など多岐に渡ります。これから暖かくなってくると症状がよく認められるようになります。気になる様子が見受けられる場合にはいつでもご相談下さい。
獣医師 池田

第63回社内木鶏会(2025/04/19)

先日、人間力を高めるための勉強会として第63回社内木鶏会を開催しました。今回は「人間における運の研究」をテーマに感想を語り合いました。運を高める生き方について、日本を代表する企業のリーダーの方々のお話より「運は徳が呼び寄せるもの」、「努力なくして運は掴めず、感謝なくして運は続かず」、「運の良い人はいつも明るくポジティブで前向き。何があっても揺らぐことのない信念を持っていて、失敗を恐れずにチャレンジする」などの言葉に感銘を受けました。今回の木鶏会で学んだことを生かし、日々努力と感謝を忘れず、皆様により良い獣医療が提供出来るよう精進して参ります。
愛玩動物看護師 内山

狂犬病予防接種(2025/04/17)

狂犬病予防接種の時期になりました。狂犬病は感染すると致死率100%と非常に怖い感染症です。日本では、年に一度の狂犬病予防接種が義務付けられています。当院では練馬区にお住まいの方を対象に、4~11月の期間中は狂犬病予防接種に関する手続きを代行しています。ご希望の方はご予約の上、おハガキをご持参して下さい。
愛玩動物看護師 塚田


僧帽弁閉鎖不全症(2025/04/15)

僧帽弁閉鎖不全症とはわんちゃんで最も多い心臓病であり、高齢の小型〜中型犬にに多く見られます。左心房と左心室の間にある僧帽弁がうまく機能せず、血液の逆流が起きることで様々な問題を生じます。初期段階ではほとんど症状が無いため、検診時に心臓の雑音が聞こえて初めて気が付くことも多いです。また進行すると咳が増える、最近疲れやすいといった症状が見られることもあります。心臓病は悪化すると肺にお水がたまる肺水腫という状態になってしまい命を落とすケースもあります。そのため早期発見と、病状に合わせた治療を開始することが重要です。定期的に健康診断を受けて心臓病の早期発見に繋げましょう。
獣医師 野口

猫の乳腺腫瘍(2025/04/08)

乳腺腫瘍は、名前の通り乳腺にできる腫瘍のことを言います。猫の乳腺にできる腫瘍は約80%が悪性で、猫の悪性腫瘍の中では最も多いとされています。通常、中〜高齢の雌猫で発生します。診断には腫瘍に針を刺して細胞を採取する細胞診検査を用い、治療は症例の状態に合わせて外科手術や化学療法が選択されます。腫瘍の大きさが予後に影響するとされているため、早期発見が重要です。普段からご自宅でスキンシップを取ることで、早期に腫瘍を発見することが出来ます。気になる症状がございましたら、お早めにご相談ください。
獣医師 白石

入社式(2025/04/04)



先日、2025年度入社式を行いました。今年は3名の新入社員を迎え、社員全員が集まり入社式を実施することが出来ました。入社式では、院長挨拶や辞令の交付、先輩スタッフのスピーチを行いました。新入社員からもこの日を迎えた熱い思いや今後の抱負を述べてもらい、これからチームに加わる事への頼もしさを感じ、一緒に働くことがより一層楽しみになりました。新年度、スタッフ一同気持ちを新たに、皆様に寄り添える病院作りに努めて参ります。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
ホンド動物病院 スタッフ一同

ご挨拶(2025/04/01)

本年度より獣医師として勤務させて頂いております、新井陽花と申します。大学では画像診断と放射線治療について勉強していました。飼い主様とわんちゃんねこちゃんの気持ちに寄り添える獣医師を目指し、努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
獣医師 新井
本年度より獣医師として勤務させて頂いております、田島栄作と申します。皆様が安心してわんちゃん、ねこちゃんと過ごしていただけるよう、獣医師として全力でサポートするために日々努力して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
獣医師 田島
本年度より愛玩動物看護師として入社しました、上原あやめと申します。大学の研究室では高齢犬の筋力維持などを目的としたリハビリテーションを行っていました。皆様をサポートできる動物看護師になれるよう、日々精進して参りますのでよろしくお願いいたします。
愛玩動物看護師 上原

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