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パピークラス


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しつけ相談:愛玩動物看護師 天川 優子 JAHA認定家庭犬しつけインストラクター

日本獣医生命科学大学 獣医学部 獣医保健看護学科卒業
日本獣医生命科学大学人と動物の関係学教室研修生
JAHA認定家庭犬しつけインストラクター取得




子犬の社会化期は、特に生後3週齢から14週齢とされ、将来の性格を形成する上でとても重要な期間と言われています。この時期に、様々な刺激に慣れさせる事で苦手なものを減らす事ができ、問題行動の予防にも繋がります。また、この時期から飼い主様との信頼関係を築いていく事も重要です。

当院では、6カ月齢までの子犬を対象に、週1回、4週間に渡りパピークラスを行っています。クラスでは社会化を中心とした、子犬のうちに是非行って頂きたい事についてご紹介していきます。今後、わんちゃんとのより良い関係を築いていくためにも、是非ご参加ください。以下にパピークラスの1部をご紹介します。

パピークラス講座の日程詳細はコチラをご覧ください。

トイレトレーニング

人と一緒に暮らしていく上で、まず覚えてもらいたいのが「トイレ」ではないでしょうか。わんちゃんはそもそもあちこちで排泄をする動物です。そのため、根気強く、決められた場所で排泄をする事が良いことだと教えていく必要があります。ここでは、トイレトレーニングを行うにあたって、重要なポイントについてご紹介していきます。

ポイント1)失敗しないための環境づくりをしましょう

トイレトレーニングを行うにあたって最も重要な項目です。環境を整備して、成功するチャンスを作ってあげましょう。トイレを覚えるまでは、サークル内のベット以外にはペットシーツを引き、どこで排泄しても成功できるようにしましょう。ペットシーツでする事を覚えてくれたら、サークル内のペットシーツの面積を徐々に減らしましょう。ベットとトイレはできるだけ遠い位置に置いてあげる事がポイントです。(図1参照)


ポイント2)わんちゃんの排泄のサインを理解しましょう

わんちゃんには排泄のタイミングがあります。しっかり理解し、そのタイミングにトイレに連れていってあげましょう。

  • 排泄のタイミング
  • ・寝起き
  • ・食後、水を飲んだ後
  • ・遊んだ後
  • ・興奮した後 
  • 排泄の兆候・しぐさ
  • ・地面の匂いをかぐ、くるくる回るなど、そわそわした時
  • ※子犬のトイレを我慢できる時間は、一般的に月齢+1時間とされています。
  • ※わんちゃんの体調によっては、タイミングが変化する事があります。
  • ※室内でフリーにしている時は、頻繁にする可能性があります。


ポイント3)成功した時は必ず褒めてあげましょう

成功したら、褒め言葉をかけ、ご褒美をあげましょう。成功した後はすぐに、室内にフリーにしてあげたり、おもちゃで遊んであげるのも良いでしょう。

ポイント4)失敗してしまった時、叱るのはやめましょう

失敗は全て人の責任と言えます。失敗してしまった時は、騒いだり叱ったりせず、静かに片づけましょう。この時、臭いが残ってしまうと、また同じ場所でトイレをしてしまう可能性があるので注意しましょう。また、失敗してしまった原因をよく理解して、次は同じようなことはくり返さないようにしましょう。
※片づけている最中にじゃれてくる場合はケージなどに入れましょう。

ポイント5)掛け声で排泄をコントロールしましょう

ワンツーなどの声掛けをして、声掛け=トイレとなるように教えていきましょう。これを覚えてくれたら、トイレをしてほしい時に声掛けをすれば、トイレを促す事もできるようになります。

※うれしょん対策
子犬の頃は興奮すると、うれしょんしてしまう子はとても多いです。成犬になれば落ち着いてくる事もありますので、焦らず、気長に練習しましょう。

  • ポイント
  • 興奮をできる限り抑える
  • 来客がある予定が前もってわかっている場合は、外で会ってもらうようにする。
  • 来客時にあわせてトイレに連れていく
  • 前もってトイレをさせておくのも、トイレサークルの中で会ってもらうのも良いでしょう。トイレサークル内でならうれしょんをしてしまっても、成功と考えて良いでしょう。


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甘噛み

子犬は噛む事により物を認識します。わんちゃんにとって何かを噛む事自体、とても強い欲求です。特に子犬の場合、約7カ月齢頃までとされている歯の生え変わりの時期にはむずがゆさがあるため、余計に何かをかじりたくなります。さらに、手をおもちゃにしてわんちゃんと遊んでしまったために、甘噛みを覚えてしまう子もいます。子犬の時期は力が弱いので甘噛みで済みますが、成犬になって噛むのはとても危険です。子犬のうちから対策をしておきましょう。

ポイント1

噛みたい欲求を満たしてあげる。噛んでも良い1人遊び用のおもちゃを十分に用意する。
例)コング、ビジーバディなど

コングビジーバディ



ポイント2

エネルギーを発散させる。


ポイント3

遊ぶ時は必ずおもちゃを使用し、手では遊ばないようにする。



ポイント4

手に歯が当たったら、大声で「痛い!」と言い、びっくりさせ、無視する。遊ぶのを止める。おもちゃなど、子犬にとって楽しい事は全てなくす。
例)おもちゃ遊び終了→片付け→無視


ポイント5

環境整備をする。人の努力で防げる事は防ぐ。

※無視するのが難しい場合やしつこい甘噛みの場合は、部屋を出て行き、子犬を1人にさせても良いでしょう。




《物に対する甘噛み対策

  • りんごの苦味成分を抽出したスプレーで、噛んでほしくない物に吹きかける事で、
  • いたずら噛みを予防します。
  • ※効果には個体差があります。


※効果には個体差があります。

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おもちゃ

遊びは、わんちゃんのエネルギー発散や人とのコミュニケーションの一環として、とても重要な役割を持っています。エネルギーを発散する際、おもちゃで遊んであげる事はとても有用です。おもちゃの使い方、選び方も様々ですが、1歩間違えると、怪我や誤飲の原因にもなりかねません。適切なおもちゃの選び方、遊び方について知っておきましょう。

おもちゃの種類について

① 1人遊び用のおもちゃ 【例)お留守番の時、かじりたい欲求を満たしたい時】

  • コング
  • 投げたら予期せぬ方向に飛んでいくため、気に入るコも多い。また、コングの中にはおやつやフードをつめることができる。取り出すために頭も体も使える、1人遊びには最適なおもちゃ。
  • ビジーバディ
  • ねじの締め具合によって、中に入れたおやつやフードを取り出す難易度が調節できる。お出かけの際、ごはんを詰めて与えるのも良い。

② 人と一緒に遊ぶおもちゃ

  • ボール
  • 飲み込んでしまわない大きめの物が適切。
  • ロープ(長いひも)
  • ロープはある程度の長さのものを選ぶ。短いと手に噛み付いてくる可能性あり。
  • 音の鳴るおもちゃ
  • 音が出るので犬の興味を引きやすい。


おもちゃ選びについて

・わんちゃんに合った、飲み込めない硬さ、大きさのもの
・丈夫なもの
・取れたり壊したりしそうな部品のついてないもの


★★★ポイント★

  • ★初めておもちゃを与える時は、必ず見ていられる時にしましょう。
  • ★1人遊びのおもちゃはいくつか用意して、わんちゃんが飽きないように、1つずつ順番に与えましょう。
  • ★一緒に遊ぶおもちゃは、与えたままにせず、一緒に遊ぶときのみ使用しましょう。

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おすわり

おすわりができると、興奮を鎮めることができる・飛びつきを軽減する事ができる・行儀良く人や犬に挨拶する事ができるなどのメリットがあります。また、かわいい写真を撮る事も簡単になり、他にも様々な事に応用していく事ができます。トレーニングの第1歩として是非、練習してみましょう!!

Step 1:誘導して形を教えていきましょう!

  • 1.フードを握った手を鼻先に持っていき、興味を十分にひきつける。
  • 2.その手を後ろの方向に動かす。(犬の頭が上がり、お尻は自然と下がるように誘導していく。)
  • 3.お尻が床に着いた瞬間に褒め言葉をかけて、ご褒美をあげる。この瞬間を逃さず褒めることがとても大切。


Step 2:コマンドを付けていきましょう

  • 1.Step1が出来るようになったら、「おすわり」と声を掛け、Step1の動作を行う。
  • 2.おすわりができたら、褒め言葉をかけて、ご褒美をあげる。


Step 3:ご褒美がなくても出来るようにしましょう!

  • 1.Step2ができるようになったら、ご褒美が出る場所を変えて、レベルアップしていく。
  • 例)手→ポーチ→机など


★★★ポイント★★★

  • ★Step1の3でお尻が床に着いた瞬間に褒めること。
  • ★誘導の手の位置が高すぎると、立ち上がってしまう可能性があります。
  •  手の位置は鼻先の高さから変えず、そのままの高さで後ろの方向に移動するようにしましょう。




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