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猫伝染性腹膜炎(FIP)

FIP とは?
猫伝染性腹膜炎(以下 FIP)は 6 ヶ月から 3 歳の比較的若齢の猫で多く見られる感染症です。

原因:猫コロナウイルス
感染経路:感染猫の唾液、鼻汁、糞便、尿
疫学:飼育猫の 40%未満が猫コロナウイルスに感染しており、多くの猫は一過性の症状で済みます。しかし、10%未満の猫では体内で強毒株に変異し FIP を発症すると言われています。

症状

FIP の症状にはウェットタイプとドライタイプの 2 種類があり、病変ができる場所によって症状が異なります。

ウェットタイプ  ドライタイプ

腹水や胸水がたまる

腹水:お腹が膨らんで見える

胸水:呼吸が苦しくなる


臓器に肉芽腫性の病変を形成する

脳脊髄:麻痺や痙攣

眼:失明する など 

※ウェットタイプとドライタイプを同時に引き起こす混合型や、
ドライタイプが途中でウェットタイプになることもあります。


いずれのタイプでも FIP を発症した猫では、以下の症状が見られることがあります。腸管にできた肉芽腫 (クリックするとカラーになります)
・元気消失
・食欲不振
・体重減少
・発熱
・黄疸
・下痢 など

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診断

確定診断には PCR 検査による遺伝子検出が必要で、検体としてウェットタイプでは腹水や胸水、ドライタイプでは肉芽腫病変を用います。
ただし、検体を採取できないなど診断が困難な場合は、血液検査、画像検査、抗体価検査を用いて総合的に診断していきます。

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治療

FIP を発症すると、かつては根本的な治療法がなく、対症療法で症状を和らげることしかできないため、致死的な不治の病とされてきました。しかし近年ではいくつかの治療薬で治療実績が報告されています。
ただし、日本では未承認の治療薬も多く、また治療効果が定かではない類似製品も出回ってしまっているのが現状です。
当院では症例に合わせて2種類の抗ウイルス薬を用いて治療を行います。

①GS44154
FIP ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬で、世界的にも最も治療実績が高い薬です。ウイルスは RNA ポリメラーゼという酵素を働かせることでウイルスのコピーを増殖させていきます。
GS44154 がこの RNA ポリメラーゼに取り込まれることによって、ウイルスは自身のコピーを完成させることができなくなり直接増殖を抑えることができます。

②モルヌピラビル
もともとは人の COVID-19 治療薬として開発された抗ウイルス薬で、国内正規品です。モルヌピラビルは RNA ポリメラーゼに取り込まれることで誤った塩基対のコピーを作らせます。この誤ったコピーが作られることで FIP ウィルスは正確な自身のコピーを作ることができなくなり、増殖が抑えられます。
これを「致死的遺伝子変異」と呼びます。モルヌピラビルは副作用として骨髄抑制を引き起こす報告があります。

どちらの薬でも
・早期治療
・約 3 ヶ月間の治療の継続
・定期的な血液検査
が重要です。
FIP について、気になる方はお気軽にご相談ください。

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