練馬動物医療センター ホンド動物病院(旧:ほんど動物病院)

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LinkIcon猫の予防について

DSC_7074.JPG私たちと同様、犬や猫にも様々な病気が存在しますが、ワクチンや日常管理をしっかり行う事で多くの疾患を予防することができます。健康を守るため、積極的に予防をしていきましょう。


予防接種

◆混合ワクチン
病気に対する免疫力を確実につけるために、初年度は2回のワクチン接種をおすすめ致します。翌年からは年に1回の接種をお勧め致します。当院には、3種と5種のワクチンのご用意があります。(★3種)

●猫ウイルス性鼻気管炎(別名:ネコ風邪)(★)

  • ヘルペスウイルスに感染することで起こります。風邪に似たクシャミ、鼻水、発熱などの症状の他、結膜炎や角膜炎がみられ、重症になると死亡する場合もあります。
  • *ワクチンを接種しても軽い症状が現れる場合もありますが、死に至るような事態を避けることができます。

●猫カリシウイルス感染症(★)

  • カリシウイルスに感染することで起こります。初期は、クシャミ、鼻水、発熱などの風邪様の症状を起こします。また、口腔内に潰瘍や水泡ができるのが特徴です。子猫の場合は、他の病気との合併症により症状が悪化し死亡する場合もあります。

●猫汎白血球減少症(★)

  • パルボウイルスに感染することで起こります。高熱、嘔吐、食欲低下および下痢による脱水を起こします。子猫では死亡率の高い病気です。経過が速く、治療が困難なため、ワクチンによる予防が有効です。

●猫白血病ウイルス感染症

  • ネコ白血病ウイルスに感染することで起こります。唾液中にウイルスが多く含まれ、グルーミングやケンカなどで感染します。感染してから発症するまでには、数ヶ月〜数年かかりますが、発症すると白血病やリンパ腫などを起こし多くは死に至ります。現段階で、ワクチン接種は可能ですが、普及していないためご希望の際は事前にご連絡下さい。

●猫のクラミジア感染症

  • クラミジアという細菌感染することにより起こります。感染猫との接触で移ります。結膜炎、クシャミ、鼻水、咳などの症状がみられます。人へ感染し結膜炎を起こした例も報告されています。



●猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ)

  • ネコ免疫不全ウイルスに感染することで起こります。多くは猫のケンカにより感染しますが、感染しても発症しない場合もあります。発症すると免疫が低下し、口内炎、下痢など様々な症状が現れ、次第にやせ衰えで死に至ります。
  • 注)現段階においては、残念なことにワクチンが開発されておりません。

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その他の予防

◆寄生虫予防
sni.png消化管内の寄生虫や、フィラリア症、ノミ・ダニ等の外部寄生虫の予防として、月に一度滴下タイプの駆虫薬・予防薬をお勧めしています。特に近年、温暖化や暖房機器などの増加に伴い年間を通してノミ・ダニが発生しています。ノミによるアレルギーや、マダニによるバベシア症(貧血や食欲不振など)を避けるためにも、1年を通したノミ・ダニ予防をお勧めします。医薬品指定されたものをご使用ください。




◆去勢・避妊手術
去勢・避妊手術はワクチンの接種が終わった生後4カ月頃から行う事ができます。去勢・避妊手術を行うことで、病気の予防や行動学的な変化がみられることがあります。
当院では繁殖をお考えでない場合、去勢・避妊手術の実施をお勧めしております。

◆未去勢による病気のリスク
・精巣の腫瘍
・前立腺の病気(排便・排尿困難)
・肛門周囲の腫瘍

◆未避妊による病気のリスク
sni.png・卵巣の病気
・子宮の病気(子宮蓄膿症など)
・乳腺の腫瘍(乳がんなど)
・皮膚の病気



◆行動学的な変化

  • ・性格に安定が得られる・攻撃性が減る
  • ・雄のスプレー行動がなくなる
  • ※ただし、行動学的な変化には個体差があります。


◆避妊手術の時期と乳腺腫瘍の発生率

  • 避妊手術をする時期によって、乳腺腫瘍の発生率が大きく変わります。繁殖を希望されない場合は、早めの避妊をお勧めします。
  • ≪避妊手術の時期と乳腺腫瘍発生のリスク≫
    • 手術の時期     予防効果
    • 生後6カ月      91%
    • 生後7〜12カ月   86%
    • 1〜2歳       11%
    • 2歳以上       0%

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日常管理

◆歯みがき
sni.png週最近では歯石の付着の有無が寿命に関わると言われています。歯石は細菌が多く存在し、口臭の原因や歯肉の炎症、全身疾患につながることがあります。一旦歯石が形成されてしまうと、全身麻酔下での歯科処置が必要となってきます。毎日の歯磨きを習慣化して、歯垢や歯石の付着を防ぎましょう。



◆毛球症予防

  • 定期的な毛玉の吐き戻しは、専用食又はサプリメント(毛球形成防止剤)により防止できます。毛玉が溜まることで嘔吐などの症状が現れる場合があります。


◆耳掃除
sni.png1〜2週間に一度イヤークリーナーを使用して掃除してあげましょう。綿棒で掃除をすると耳の中を傷つける恐れがあるので、コットンなどで拭うようにしましょう。



◆爪切り
sni.png最猫は爪をとぐことである程度短くしますが、2週間〜1カ月ごとにチェックをしてケアをしてあげましょう。



◆食餌管理

  • 年齢や体型・体質にあった良質なフードを与えてください。当院では、国産の素材を使用したものや、体型・体質に合ったお薦めできるフードがありますので、お気軽にご相談下さい。


◆ブラッシング

  • 身体のチェックをするためにも日常的にブラッシングすることをお勧めしています。

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